グロース=ロールハイム

ドイツの町
紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ヘッセン州
行政管区: ダルムシュタット行政管区
郡: ベルクシュトラーセ郡
緯度経度: 北緯49度43分02秒 東経08度28分24秒 / 北緯49.71722度 東経8.47333度 / 49.71722; 8.47333座標: 北緯49度43分02秒 東経08度28分24秒 / 北緯49.71722度 東経8.47333度 / 49.71722; 8.47333
標高: 海抜 89 m
面積: 19.56 km2
人口:

3,724人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 190 人/km2
郵便番号: 68649
市外局番: 06245
ナンバープレート: HP
自治体コード:

06 4 31 010

行政庁舎の住所: Rheinstraße 14
68649 Groß-Rohrheim
ウェブサイト: www.gross-rohrheim.de
首長: ライナー・ベルシュ (Rainer Bersch)
郡内の位置
地図
地図

グロース=ロールハイム (ドイツ語: Groß-Rohrheim) はドイツ連邦共和国ヘッセン州ベルクシュトラーセ郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と呼ぶ)。ライン川から約3kmのヘッシシェ・リートの中央部、ビブリスの北に位置する。

地理 編集

隣接する市町村 編集

グロース=ロールハイムは、北をゲルンスハイムグロース=ゲーラウ郡)、東をアインハウゼン、南をビブリス、西をヴォルムスラインラント=プファルツ州)、およびハム・アム・ライン(ラインラント=プファルツ州、アルツァイ=ヴォルムス郡)と境を接している。

自治体の構成 編集

グロース=ロールハイムは、フランクフルト・アム・マインマンハイムの鉄道で分けられた2つの地区からなる。古い元々の入植地が西側、鉄道の東側は新しい住宅地である。

歴史 編集

この町は782年ロルシュ文書に初めて記録されている。町の名前は、時代とともに「Rohrheim superior」、「villa Rorheim」、「Ober Rorheim」と変遷し、1689年以降「Groß-Rohrheim」で定着した。中世にはロルシュ修道院が領主であったが、後にビッケンバッハ家、エアバッハ伯、そしてヘッセン方伯の縁戚にあたるカッツェンエルンボーゲン家が領主となった。エアバッハ伯が治めた部分は1714年に売却されヘッセン=ダルムシュタット領となった。

三十年戦争とそれに続くフランス軍の略奪は、この町に多大な犠牲を強いた。1659年にヘッセン方伯ゲオルク2世は、「グロース=ロールハイムの忠実なる我が臣民」に自由で開かれた市場の開催を許可した。これが現在も続く5月市の原型となった。元々は農業の町であったが、最近50年のうちに残った農家は15戸だけとなった。

行政 編集

町議会 編集

この町の議会は19議席からなる。

首長 編集

1990年から町長を務めたハインツ・ロース (SPD) の逝去を承けて2008年に行われた選挙で、ライナー・ベルシュがこの町の町長となった。

友好都市 編集

 
クレンケの記念碑

文化と見所 編集

  • プロテスタント教会の近くにある、1688年から1723年に建てられた歴史的な木組み建築と教会の天井画
  • ライン川改修に貢献したクラス・クレンケの記念碑

交通 編集

グロース=ロールハイムは、鉄道フランクフルト・アム・マイン – マンハイム線沿いに位置している。

引用 編集

  1. ^ Hessisches Statistisches Landesamt: Bevölkerung in Hessen am 31.12.2021 nach Gemeinden

外部リンク 編集