グローバル・ビッグ6(グローバル・ビッグシックス、英語:Global Big 6)とは、プラント工場において、計測技術制御技術・情報技術によって生産活動を自動化するシステム(いわゆるプロセス制御システム)を開発・構築する世界大手の企業6社を指す俗語である。

業界 編集

石油化学鉄鋼プラントや各種生産工場において、生産活動を自動化、最適化するため、温度流量などのセンシング技術と、制御技術、情報技術によって統合システムを開発、構築する産業である。異なる技術領域を融合・複合化するため、高度な技術とノウハウが求められ、このビジネスを行う企業は限られている。日本では、戦後に工業計器メーカーからプロセス制御システムメーカーに発展した横河電機製作所アズビル(旧 山武ハネウエル)、北辰電機製作所の3社が「御三家」として知られたが、横河と北辰が経営統合し、現在の横河電機グローバル企業に脱皮し、世界市場で善戦している[1]

世界6大メーカー 編集

次の6社によって世界市場の70%を独占している。6社それぞれ11 - 19%のシェアを持つ業界構造になっている。

関連項目 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 3年後世界一へ “制御の名門”横河電機が100人採用|【Tech総研】”. next.rikunabi.com. 2021年10月11日閲覧。