ケニアピテクス属(Kenyapithecus)は、約1500~1200万年前に生息していた、化石類人猿の一種である。

ケニアピテクス属
ケニアピテクスの歯の骨
分類
: サル目
亜目 : 直鼻亜目
下目 : 真猿型下目
: ヒト科
: ケニアピテクス属
学名
Kenyapithecus wickeri

概要 編集

ルイス・リーキーにより、1961年ケニアビクトリア湖畔から化石が発見されている[1]。彼はその翌年に、「ケニアピテクス・ウイケリ(K. wickeri)」と命名した。 第三紀中新世末期もしくは鮮新世初期のものと考えられ、アルゴン法による年代測定では、1400万年前のものと考えられた。

ケニアピテクスは、人類と現生類人猿の共通祖先だとする説が有力であり、体型は小柄で、の構造が人類に似ているとみられ、なおかつ四足歩行していたと考えられている[2][信頼性要検証]

形態学 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 小項目事典,日本大百科全書(ニッポニカ), ブリタニカ国際大百科事典. “ケニアピテクスとは”. コトバンク. 2020年11月16日閲覧。
  2. ^ 自然人類学第5回講義資料”. web.sugiyama-u.ac.jp. 2020年11月16日閲覧。