コスタ・クラシカ

クルーズ客船

コスタ・クラシカCosta Classica)は、コスタ・クルーズが運航していたクルーズ客船

コスタ・クラシカ
基本情報
所有者
運用者
  • 1991–2018: Costa Crociere
  • 2018–2022: Bahamas Paradise Cruise Line
  • 2022-present: Margaritaville at Sea
  • 母港
  • 1991–1994: Naples, イタリアの旗 イタリア
  • 1994–2000: Monrovia, リベリアの旗 リベリア
  • 2000–2018: Genoa, イタリアの旗 イタリア
  • 2018-2022: Madeira, ポルトガルの旗 ポルトガル
  • 2022-present: Nassau, バハマの旗 バハマ
  • 経歴
    起工 1990年5月
    進水 1991年2月2日
    竣工 1991年12月7日
    その後 2018年除籍[3]
    要目
    総トン数 52,926 トン
    全長 220.6 m
    30.8 m
    喫水 7.6 m
    主機関 ディーゼル・エレクトリック
    航海速力 19.2ノット
    旅客定員 1308名(最大 1766名)
    乗組員 650名
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    概要 編集

    コスタ・クラシカ級の1番船で、1991年12月7日、イタリアのフィンカンティエリ社マルゲーラ工場で竣工。1992年1月24日フォートローダーデールで命名式を行い、1月25日よりカリブ海クルーズに就航した。船価は3億2500万ドルで、竣工当時最高船価の客船であった。また、同型の2番船「コスタ・ロマンチカ」(現:コスタ・ネオロマンチカ)が1993年に建造された。

    客室は全部で658室あり、そのうちの438室が海側に面している。2009年よりアジア地域に配船され、日本への来航は、2009年4月14日に那覇に寄港したのが初であった。

    2010年10月18日未明中国長江河口でベルギー船籍の貨物船と衝突。船体に20メートル程度の亀裂が発生し、一部浸水したが自力航行で上海に到着、シンガポールにて修理。[4]

    2014年には大規模改装を受け「コスタ・ネオコレクション」シリーズの一隻として「コスタ・ネオクラシカ」に改名し、その後2018年3月をもってバハマ・パラダイスクルーズラインに売却。現在は同社の「グランド・クラシカ」として運用されている[3]

    日本への寄港 編集

    地理的に中国に近い博多港や、上海と天津への定期航路がある神戸港などに、中国からのショートクルーズ客を乗せて寄港していた。

    同型船 編集

    • 2番船 「コスタ・ロマンティカ(Costa Romantica)」
    1993年9月竣工。

    ギャラリー 編集

    参考文献 編集

    • 海人社『世界の艦船 増刊 世界のクルーズ客船 2009-2010』2009年12月号増刊 No.716
    • 海人社『世界の艦船』1992年4月号 No.449
    • 海人社『世界の艦船』1992年7月号 No.452
    • 船舶技術協会『船の科学』1992年6月号 第45巻第6号
    • 海事プレス社『クルーズシップ・コレクション2012-2013』4月臨時増刊

    ウェブ出典 編集

    1. ^ Classica Cruise Operator Ltd. Inc.”. OpenCorporates. 2022年11月13日閲覧。
    2. ^ Margaritaville at Sea - Who we are”. Margaritaville at Sea. 2022年11月13日閲覧。
    3. ^ a b グランド・クラシカ
    4. ^ 豪華客船が貨物船と衝突=上海沖-日本ツアーに影響も-2010/10/19-18:57時事ドットコム

    外部リンク 編集