コニー (犬)
ウラジーミル・プーチンの飼い犬
コニー・パウルグラーヴェ[1]（ロシア語：Конни Полгрейв、英語：Connie Paulgrave）はコニー（Кони、Koni）の通称で知られるロシアのプーチン大統領の飼い犬で、雌のラブラドール・レトリバーである。2000年にロシアの政治家セルゲイ・ショイグがプーチンにプレゼントした。コニーはプーチンが出席する会議やプーチンが各国首脳と会談するときもしばしば同席する。
 （2001年） | |
| 別名・愛称 | コニー・パウルグラーヴェ |
|---|---|
| 品種 | ラブラドール・レトリバー |
| 性別 | メス |
| 生誕 | 1999年 |
| 死没 | 2014年 |
| 国籍 | ロシア |
| 職業 | ペット |
| 著名な要素 | ウラジーミル・プーチンの飼い犬 |
| 肩書き | ロシアのファースト・ドッグ |
| 飼い主 | プーチン |
| 親 | ヘンリエットタ・ブッシュ（母） アルコア・ロス・ブラッドフォード（父） |
| 外見 | 黒 |
家族 編集
コニー（コニー・パウルグラーヴェ）は1999年にサイノロジー・センターで生まれた。そこで彼女は捜索・救助犬として訓練されることになっていた[2][3]。母はヘンリエッタ・ブッシュ、父はアルコア・ロス・ブラッドフォードである。ブラッドフォードはソビエト連邦の政治家レオニード・ブレジネフが飼っていたラブラドールの遺伝子を持っている[2]。コニーの名前はコンドリーザ・ライスからとられたものだという噂があるが、真相は不明である[4][5]。2000年12月にセルゲイ・ショイグからのプレゼントとしてプーチンに贈られた[3]。
2003年12月7日（ロシアの立法上の選挙の日）早朝、コニーは8匹の子犬を産んだ[1]。何匹かは他人に贈られた。1匹は年金受給者、1匹（オスカー）はモスクワの6歳の女子に与えられ、もう1匹は救助犬になった。2匹の子犬はオーストリアとロシアの友好の象徴としてオーストリア連邦大統領トーマス・クレスティルに贈られた[1][6]。クレスティルの死後は彼の妻マーゴットが犬の面倒を見ている[7]。
関連項目 編集
- ウラジーミル・プーチンのペット
- バディ (犬)：アメリカ合衆国元大統領、ビル・クリントンが飼っていた犬。コニーと同じくラブラドール・レトリバー種だった。
出典 編集
- ^ a b c “Putin's lab bitch prominent negotiator”. RIA Novosti. (2005年4月9日) 2008年12月22日閲覧。
- ^ a b “Семейная тайна Кони, лабрадорши Путина” (Russian). Express Gazeta. (2006年8月16日) 2008年12月23日閲覧。
- ^ a b “Владимир Путин: Лежать! Фас! Голос!” (Russian). Komsomolskaya Pravda. (2001年7月25日) 2008年12月23日閲覧。
- ^ “Putin plans to buy satellite navigation system for his dog”. RIA Novosti. (2007年12月24日) 2008年12月22日閲覧。
- ^ O'Flynn, Kevin (2005年7月19日). “A Book About Putin Through His Dog's Eyes”. The Moscow Times 2008年12月22日閲覧。
- ^ Alexeev, Mikhail (2005年10月4日). “An Answer for Everything”. Kommersant 2008年12月22日閲覧。
- ^ “Нелегкая судьба щенков Путина” (Russian). Leningradskaya Pravda. (2004年12月9日) 2008年12月24日閲覧。
外部リンク 編集
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