コペトダグ地震(コペトダグじしん、: Koppeh Dagh earthquake)は、イランコペトダグ地域で1929年5月1日の15:37 UTCに発生した地震である。この地震により、トルクメニスタンとイランの国境に沿って3,800人の死傷者を出した。

コペトダグ地震
コペトダグ地震の位置(イラン内)
コペトダグ地震
本震
発生日 1929年5月1日
座標 北緯37度48分 東経57度36分 / 北緯37.8度 東経57.6度 / 37.8; 57.6座標: 北緯37度48分 東経57度36分 / 北緯37.8度 東経57.6度 / 37.8; 57.6[1]
規模    M7.4 Ms
被害
死傷者数 3,800人
被害地域 イラントルクメニスタン
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
テンプレートを表示

被害 編集

震源域内では、3,250人が死亡した。ボジュヌールドを含む地域内の88の村が破壊されたり、被害を受けた。1929年7月におきたものも含め、その後4年間にわたり余震が続き、1933年に最後の余震が終わるまでに、さらに数人が死亡している。トルクメニスタンのアシガバードなど、57の地点から死傷者を含む被害の報告があった[2]

地表断層がバガン=ゲルマブ断層に沿って50 kilometers (31 mi)にわたり生じた[2]

出典 編集

  1. ^ NGDC. “Comments for the Significant Earthquake”. 2010年8月29日閲覧。
  2. ^ a b Today in Earthquake History: May 1”. United States Geological Survey (2008年7月16日). 2009年1月24日閲覧。