コーラルアイルモータース

コーラルアイルモータースは、かつて沖縄県に存在した輸入車を主に取り扱う自動車ディーラーフォードブランド車の沖縄総代理店であった。

概要 編集

創業や廃業の時期は不明だが、昭和48年4月に行われた第71回国会における予算委員会第17号議事録によると、「キャンプ桑江PXからの委託を受け、在日米軍兵士軍属・その家族に対し、本国帰還前に本国で使用する新車の予約購入が出来る様に新車展示を行ったり事務所を設けている」といった趣旨の報告がされている[1]

沖縄県の本土復帰後日本自動車輸入組合(以下、JAIA)に加盟[2]し、近鉄モータースニューエンパイヤモーターなどと共にフォード車の型式認定を受けている[3]

オートラマにも参加して日本フォード車の販売も行っていたが、1990年5月にJAIAを脱退。浦添市にあった店舗もそれより早い時期に閉鎖された。

関連項目 編集

  • W.W.テーラー - 浦添市にあったGM系インポーター。1979年にヤナセに事業を引き継ぎ、ヤナセ沖縄となり、さらに2020年にはヤナセ本体に吸収され、「株式会社ヤナセ 九州営業本部 沖縄支店」となり現在に至る。

脚注 編集

  1. ^ 予算委員会. 第71回国会. Vol. 17. 1973年4月4日. 2016年10月11日閲覧
  2. ^ 1973年7月1990年5月までの期間。 JAIA インポーター別取り扱いブランドの移り変わり コラルアイルモータース(株)”. 日本自動車輸入組合. 2016年10月11日閲覧。
  3. ^ 自動車の型式について騒音に係る認定をした件”. 法庫. 2016年10月11日閲覧。