サイゴン駅

ベトナムの鉄道駅

サイゴン駅(サイゴンえき、ベトナム語Ga Sài Gòn / 𥩤柴棍)とは、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市3区に位置するベトナム鉄道であり、同国最大の規模である。1930年代フランス植民地時代に南北線の駅として建設された。都市計画によると、市は郊外に駅を移設する考えを持っている。

サイゴン駅
駅舎
Sài Gòn / 柴棍
Saigon
ゴヴァップ (4 km)
地図
所在地  ベトナム社会主義共和国
ホーチミン市3区
北緯10度46分56秒 東経106度40分39秒 / 北緯10.78222度 東経106.67750度 / 10.78222; 106.67750
所属事業者 ベトナム鉄道
所属路線 南北線(統一鉄道)
キロ程 1726 km(ハノイ駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面6線
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ベトナム戦争後、市名がサイゴンからホーチミン市に変更されたが、駅名はサイゴンのまま残された。

概要 編集

サイゴン駅は、ベトナムホーチミン市人口22万人が暮らす3区にある。南北線の起点駅であるハノイ駅より、1726km地点に位置する終着駅である。

駅構造 編集

単式と島式の複合型ホーム3面6線をもつ地上駅である。駅舎はホームに面している。 チケット売り場が1階駅舎中心部分にあり、駅舎外周および改札内にキオスクやコーヒーショップなどの店舗やATMがある。2014年現在、2階は利用されていない。

駅周辺 編集

ギャラリー 編集

参考文献 編集

  • 『世界の鉄道』(海外鉄道技術協力協会、2005年)
  • 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)

関連項目 編集