サイゴン駅
ベトナムの鉄道駅
サイゴン駅(サイゴンえき、ベトナム語:Ga Sài Gòn / 𥩤柴棍)とは、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市3区に位置するベトナム鉄道の駅であり、同国最大の規模である。1930年代フランス植民地時代に南北線の駅として建設された。都市計画によると、市は郊外に駅を移設する考えを持っている。
サイゴン駅 | |
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駅舎 | |
Sài Gòn / 柴棍 Saigon | |
◄ゴヴァップ (4 km) | |
所在地 |
ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市3区 |
所属事業者 | ベトナム鉄道 |
所属路線 | 南北線(統一鉄道) |
キロ程 | 1726 km(ハノイ駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面6線 |
ベトナム戦争後、市名がサイゴンからホーチミン市に変更されたが、駅名はサイゴンのまま残された。
概要 編集
サイゴン駅は、ベトナムホーチミン市の人口22万人が暮らす3区にある。南北線の起点駅であるハノイ駅より、1726km地点に位置する終着駅である。
駅構造 編集
単式と島式の複合型ホーム3面6線をもつ地上駅である。駅舎はホームに面している。 チケット売り場が1階駅舎中心部分にあり、駅舎外周および改札内にキオスクやコーヒーショップなどの店舗やATMがある。2014年現在、2階は利用されていない。
駅周辺 編集
ギャラリー 編集
参考文献 編集
- 『世界の鉄道』(海外鉄道技術協力協会、2005年)
- 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)