サザーク橋: Southwark Bridge)は、サザーク区シティ・オブ・ロンドンを結ぶ、テムズ川に架かるアーチ橋である。建築家のアーネスト・ジョージとバシル・モットによって設計され、サー・ウィリアム・アロー・アンド・カンパニーによって建造、1921年に開通した[1][2]

サザーク橋
基本情報
イギリスの旗 イギリス
所在地 ロンドンサザーク
交差物件 テムズ川
用途 道路橋(車、歩行者)
管理者 Bridge House Estates,
City of London Corporation
開通 1921年
座標 北緯51度30分32秒 西経0度05分40秒 / 北緯51.50889度 西経0.09444度 / 51.50889; -0.09444座標: 北緯51度30分32秒 西経0度05分40秒 / 北緯51.50889度 西経0.09444度 / 51.50889; -0.09444
構造諸元
全長 243.8 m
16.8 m
最大支間長 73.2 m
地図
サザーク橋の位置(サザーク区内)
サザーク橋
サザーク橋の位置(セントラル・ロンドン内)
サザーク橋
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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橋の中間の西側の壁には、以下のような銘板がはめ込まれている。

:Re-built by the Bridge House Estates Committee
of the Corporation of London
1913-1921
Opened for traffic by their Majesties
King George V and Queen Mary
6th June 1921
Sir Ernest Lamb CMG, JP Chairman
Basil Mott, CB Engineer
Sir Ernest George RA Architect

歴史 編集

以前のサザーク橋は、ジョン・レニーによって設計され、1819年に開通した。3つの巨大なアーチを花崗岩の柱で支える構造であったことから、「鉄の橋」として知られていたロンドン橋と比較して「石の橋」と呼ばれていた。完成当時はアーチの長さ(径間)が240フィート(73m)にも及んだことで注目を浴びた。小説家チャールズ・ディケンズは、自身の作品「リトル・ドリット」などで、しばしばこの橋について言及している。

現在の橋は先述したように、別の建築家によるものである。

イギリス指定建造物の第二級に指定されている。

周辺 編集

橋の東側にはテート・モダン、クリンク刑務所博物館、グローブ座、フィナンシャル・タイムズの建物などがある。

周辺の橋 編集

脚注 編集

  1. ^ Where Thames Smooth Waters Glide
  2. ^ 夜こそ見るべし!テムズ川沿いのロンドン観光名所5選”. ORICON NEWS (2018年7月19日). 2018年8月15日閲覧。

外部リンク 編集