サルゲッチュ

コンピュータゲームのシリーズ

サルゲッチュ』は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が1999年から発売しているゲームソフトシリーズ、およびそれに関連するメディアミックス作品群の総称。

この名称は、元々1999年6月24日に発売されたゲームソフト第1作目のタイトルであったが、以後シリーズ化していった際にこの名がシリーズ全体を指す名称にもなった。各種ゲームソフトの他、漫画雑誌テレビアニメなどでも展開を見せている。

概要 編集

内容は、「ピポサル」と呼ばれる特殊なヘルメット(「ピーク・ポイント・ヘルメット」略して「ピポヘル」)をかぶったサルたちを次々と捕獲していくことである。プレイヤーはゲームの主人公を操作し、「ガチャメカ」と呼ばれる道具を駆使してピポサルを研究所へと転送する。

世界初のデュアルショック(アナログスティック付き振動コントローラー)対応ソフト(PS1PS oneを含む)、PS2PSXを含む)、PS3でもプレイ可能)であるというその特徴、印象に残る個性的かつユニークなCM(第1作目はガッツ石松、第3作目のCMはアンガールズが、『ミリオンモンキーズ』は大槻ケンヂが担当)、シリーズを通してピポサルたちが繰り広げる愛嬌ある行動、といった要素がユーザーたちからの多大な支持を得ている。

この『サルゲッチュ』シリーズを象徴するキャラクター・ピポサルは、『クラッシュ・バンディクー』のクラッシュ、『どこでもいっしょ』のトロ、『パラッパラッパー』のパラッパなどとともにPlayStationを代表するキャラクターとなった。

シリーズ 編集

メイン 編集

サルゲッチュ
1999年6月24日発売。世界初のデュアルショック「専用」ソフトである(コントローラーにデュアルショック機能がないとプレイすることができない)。主人公はカケル(後述)。彼がタイムスリップした先の様々な時代を駆け巡り、最終目的であるスペクター(後述)の「ゲッチュ」を目指す。難易度は他シリーズと比べると若干高め。ストーリーもコミカルな要素を持ち合わせながらも、時としてシリアスな展開もある。
テレビCMではガッツ石松と着ぐるみのピポサルが出演。CMソングについては#テーマソング参照。
サルゲッチュ2
2002年7月発売。シリーズの正統進化第2弾。主人公はヒカル(後述)。本作から既存のガチャメカのフォルムがマイナーチェンジをし、新規のものが3つ(ウッキウッキーディスク使用により最大4つ)登場する。乗り物も大幅に増えた。だが、マジックパンチ(後述)と新規3つ(4つ)のガチャメカは続編の『3』には登場しない。音楽は葉山宏治が担当した。
ストーリーは前作のようなシリアス要素は大分削られコミカル一辺倒になっており、低年齢層向けになった。また難易度は『1』と比べて易しくなっている。ただし、おまけとして収録されているピポサル小説などには、とても低年齢層向けとは言えないブラックなものも含まれている。また、同ピポサル小説には本作のシナリオの初期案も収録されているが、そちらはかなりシリアスで重い内容だった。詳細はサルゲッチュ2を参照。
サルゲッチュ3
2005年7月発売。シリーズ正統進化第3弾。テレビの世界が舞台となる。主人公にサトル(後述)とサヤカ(後述)の2人が用意されており、プレイヤーはこの二者から選択することができる。また本作では、主人公が様々な格好に変身し、それによって発揮できる能力を駆使しながらゲームを進めてゆく「バケルギア」という新システムが採用された。ストーリーも2と同様にコミカル要素が強い。キャッチコピーは「ジャン(ガ)ジャン(ガ)ゲッチュしよう!」また、パスワードを入力すると、あるステージにラチェット&クランクの主人公の姿をした『ラチエツト』や、一作目の主人公に扮した『ガゲル』などが登場する。

リメイク 編集

サルゲッチュP!
2005年3月14日発売。第1作目のリメイク作品。グラフィック3Dポリゴンは新規に作り直して大幅に向上している。また、ミニゲームはPSP用の完全新作ミニゲームに変更され、通信機能を使えばPS版になかった2人対戦が可能である。追加のピポサルはミニゲーム内のみで条件を満たすとピポトロンの3匹が登場して、プレイヤーキャラクターとして使用できる。PSPには右スティックやスティック押し込みがないため、操作方法がかなり変更されている。もっとも大きな変更点は以下の通り。
  • ガチャメカを3個しかセッティングできない
  • ダッシュフープの右スティックをまわす動作は連打に変更
  • ゲットアミやメカボーは装備ボタンを押すと前に振り、ボタンを押しながらアナログパッドを回すとまわし振りを行なうように変更。
また、バグも確認されている。「サルおんせん」の温泉のエリアが通常のエリアの、白熊(ガイドブックによるとガルル)が居るエリアのBGMが温泉で流れている曲になっている。ピポサルに気づかれた音が同じサルでもコロコロ変わったりする。

スピンオフ作品 編集

ピポサル2001
2001年7月発売。新ガチャメカ「ヌゲッチャー」を使い、ピポサルたちのパンツを回収することが目的。難易度がシビアで、途中で体力が0になるとそれまでに確保していたが転送していないパンツが地面に散乱する。またタイムが0になる前にクリアーしないとライフが1になり、タイムアップ後はコンティニュー不可(ステージの最初から)
BGMは梅垣ルナが担当。
サルゲッチュ ミリオンモンキーズ
2006年7月13日発売。シリーズ初となる「エピソードカケル」と「エピソードスペクター」の2つのエピソードが用意されている。本作では新宿秋葉原東京など実在する場所を舞台としており、プレイヤーがピポサルとの全面戦争に挑むという内容。
ストーリーもシリアスであり、ムービーも現実世界をテーマとしていることもあり、かなりリアルなものが多い。登場キャラクターが若干グロテスクな姿で倒される。さらに後半からはピポサルが全く出てこないステージが登場し、最終ボスはピポサルとは無関係の宇宙生命体のようなキャラクターが出ている。
パチンガーの代わりにショットガンやBランチャー、メカヨンクの代わりにリモートボム、ロボットの代わりにライトメックなど、出ないメカがある代わりに新たに出るメカの量も増えたが、扱いなれていないと操作が難しい。ガチャメカはステージをクリアして手に入るガチャチップを合成して入手できるのだが、ハルカやピポトロンなど(いずれも後述)の隠しキャラクターはガチャチップ合成ができないなどの差別化がされている。
随所に出るニュース風ムービーでは本職の自衛隊員・通訳・雑技団員などを採用し、「ピポサルは実在する!」をテーマに作られた(ウン千万円を投じたとのこと)。ピポサルを捕まえることも目的であるが、集団で襲いに来たり、アーマーを壊さないとゲッチュできないようになっているなど、難易度はかなり高めになっている。また、『サルバト〜レ』のようなシステムで戦う「VSモード」も用意されている。ただし、前述の通り隠しキャラクターはガチャチップの合成ができないので、ガチャメカに氷属性をつけたり、攻撃力を上げることすらできないので、『サルバト〜レ』と違ってあからさまにで不利な状況下となっている。『サルバト〜レ』の場合は本編でも2人プレイが可能だったが、本作では本編は1人プレイしかできない。キャッチコピーは「サル強ぇーー!」。
サルゲッチュ ピポサルレーサー
2006年12月7日発売。サルゲッチュシリーズ初のレースゲーム。音楽は布沢努が担当。加速時やドラフト時などに擬音が文字で表示されるなど、他社の影響を受けている部分がある。またサルゲッチュ3同様、特定の条件でSCEAのラチェット&クランクのラチェットの姿をしたピポサルやジャック×ダクスターのジャックの姿をしたピポサルが登場する。
サルゲッチュ サルサル大作戦
2007年7月26日発売。主人公はナノキャノンによって小さくされたカケル(後述)で、ピポサルを自分で操り、ステージの仕掛けなどをクリアしていく作品である。サルゲッチュ3同様、パスワードによりサルゲッチュ3主人公の真似をしたサルが出現する。
サルゲッチュ ピポサル戦記
ピポサルを使ったRPG。2007年12月20日にPLAYSTATION Storeでプロローグ、水の章、砂の章、炎の章が販売される予定だったが、発売日が未定に変更され、販売形態や価格も未定となったが、2009年3月19日UMD版とダウンロード版が発売された。カケル、ナツミ、ハカセはタイトル画面のみ登場。カケルがゲットアミを持っている以外は、『バト~レ』に準じた姿とポーズ。

パーティーゲーム 編集

ガチャメカスタジアム サルバト〜レ
2004年7月発売。『申年』にちなんで発売された、バーチャルスペースで繰り広げられるバトルアクション。ストーリーは初代『サルゲッチュ』などと比べ、かなりシリアスである。また、この作品からハルカとピポトロンが新たに加わった。ストーリーモード以外にも、友達などと対戦できるモードも用意されている。サルゲッチュの看板ガチャメカ「ゲットアミ」は、本作はピポサルをゲッチュすることが目的ではないため登場回数は非常に少なく、ハカセエピソード1、ナツミエピソード1(ただし使うのはナツミ本人ではなくカケル)に登場。詳細は『ガチャメカスタジアム サルバト〜レ』を参照。
サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウキゲームてんこもりっ!!
2004年8月発売。EyeToy対応のボードゲーム。EyeToyを使用するミニゲームが多いのが特徴。登場キャラクターはピポサル(黄色パンツ)のみ。音楽には『サルバト〜レ』のものが流用されている。
ピポサルアカデミ〜ア - どっさり!サルゲー大全集 -
2004年12月発売。ミニゲーム集。プレイヤーは一匹のピポサルとなってピポサルの学校の卒業を目指す。本作以降、PSPで発売される作品にはShiftアルヴィオンが提携することがある。
ピポサルアカデミ〜ア2 - あいあいサルゲ〜ジャンケンバトル! -
2005年12月15日発売。ミニゲーム集。本作ではミニゲームがさらに増加。ピポサルたちとカード(じゃんけん)&ミニゲームをして、スペクターに勝利しようというストーリー。カケルやナツミといったキャラクターはカードでのみ登場。
フリフリ!サルゲッチュ
PlayStation Moveモーションコントローラ専用ソフト[1]2010年12月9日発売[2]。主観視点でゲットアミを始めとするガチャメカを使用し、ピポサルを捕まえていく。感覚はガンシューティングゲームに近い。世界観と登場人物は一新されており、スペクターは登場するが過去作とは設定が異なっている。また、イベントシーンでは2Dアニメーションが採用されている。本作を最後にシリーズは打ち切りとなり、最終作ともいえる作品である。

なお、『サルゲッチュ』『サルゲッチュ2』『サルゲッチュ3』は「本編」「正統派」「サルゲッチュシリーズ」、『サルバト〜レ』などは「外伝」といわれることがある。

ゲームのあらすじ 編集

サルゲッチュ
町の研究者・ハカセが発明したピークポイントヘルメット(通称:ピポヘル)を、遊園地の人気者の小ザル・スペクターがなぜか誤ってかぶってしまい、それによって知能を身に付けたと共に悪の心を生み出し変貌した彼が他のサルたちを連れ、歴史改造計画を開始した。その時ハカセは研究所でタイムマシンの開発を進めており、主人公のカケルとその親友でライバルのヒロキの2人はタイムマシンを見学させてもらうために、ハカセの研究所へと行くところであった。しかしカケルとヒロキがそこで目にしたものは、おかしなヘルメットをかぶったサル=ピポサルが研究所を占拠し、ハカセと孫娘のナツミがピポサルによって縛られている姿だった。そしてピポサルが研究所の施設のスイッチを押すと、何かの機械が動き始めた。ピポサルはその機械に吸い込まれてゆき、そこに居合わせていたカケルとヒロキもそれに巻き込まれてしまう。その機械はハカセが完成間近にしていたタイムマシンだったのだ。カケルは1人、過去へ飛ばされ、冒険が始まるのであった。
ピポサル2001
カケルは無事、スペクターを倒し、すべてのピポサルを捕まえ、「モンキーパーク」へ送還した。それから暫く経ち、モンキーパークがリニューアルする事になり、その間研究所でピポサル達を預かる事になった。それから程なくしてモンキーパークの園長から一本の電話が入る。内容はサル達が穿いているパンツは非衛生的であるため、パンツを取り上げて洗濯して欲しいとのことだった。カケルはサル達の衛生のため、掃除機形ガチャメカを手にサルからパンツを回収、洗濯するために立ち上がるのであった。
サルゲッチュ2
ハカセが旅行に出かけることになり、カケルの従兄弟で今回の主人公でもあるヒカルがモンキーパークのサルたちに(ピポサル2001で回収、洗濯した)出来立てホヤホヤサル専用パンツを転送するようにと頼まれていた。だが彼は、かなりのおっちょこちょいであり、パンツと一緒に過去に問題を起こしたピポヘルをも転送してしまい、重量オーバーによる暴走で研究所ごと転送装置を破壊してしまう。さらに、転送されたピポヘルを被り、スペクターとその部下であるピポサル達が復活。サルが再び世界征服を始める。その責任としてヒカルがピポサルを捕まえに行く事になるのであった。
サルゲッチュ3
元気なサトルとアイドルのサヤカの双子の姉弟は、ハカセの元助手であるアキエおばさんのところで暮らしている。ある日、ナツミからの通信が突然入る。ナツミの話によると、またまたスペクター率いるピポサル軍団がいたずらを再開したという。今回、彼らはサルによるテレビ局「スペクターTV」なるものを開局し、そこで撮られた番組を全世界に放送、それを見た者はたちまち脱力し、ナマケモノになってしまうという騒動が起きていた。しかも、カケルやヒカルやハカセまでも放送を見てナマケモノになってしまっていた。サルたちの放送を止めさせるために、サトルとサヤカは冒険に出かける。
ミリオンモンキーズ
20××年、人々が平和に、そして穏やかに暮らしているそのときに、突如巨大な空中戦艦が世界各地に現れる。ホンコン、ワシントン、ロンドン、モスクワ、パリ、イースター島、そして日本の上空にも…。空中戦艦から降ってくるピポサル達は、いつもと様子が全く違う。頑丈そうな鎧を着たサルやゴーグルをつけた迷彩模様の鎧を着たサル。そして巨大なゴリアックアーマーが街を制圧していった。
そのとき、カケル達は新しく完成した都市、「カリノシティ」を見学しにきていたが、ピポサルとの不思議な縁ゆえか事件に巻き込まれる。「僕らがやるしかない!」カケル達と、史上最強のサルたちとの戦いの火蓋は切られた。
そのころ、南国でバカンスを楽しんでいたスペクターは自身の偽者がやっている計画とそれに対するサルの反応に激怒し、サルたちにキツい灸をすえることを決意。
そして人間とサル、サルとサルの戦いは始まったのであった。
ピポサル戦記
舞台はピポサルだけが住む平和な国、「トキシカ王国」。この国の王子は甘やかされて育ったせいか、おバカ路線まっしぐらに成長していた。そんな王子をみるにみかねた王様は王子を修行の旅に出すことに決める。旅の途中で王子は昔のトキシカ王国を無に帰そうとし、「封印のバナナ」によって封印されていた暗黒サル軍団「ピポトロン」の封印を、バナナを食べて解いてしまう。その緊急事態を知った王様は自分で蒔いた種は自分でとるように王子に命令。かくしておバカ王子の冒険が始まった。

登場キャラクター 編集

ガチャメカ 編集

「ガチャメカ」とは、ピポサルを捕まえたり各ステージの難所を越えたりするために必要となる装備アイテム。

コントローラーの△、□、〇、×ボタンに装備したいガチャメカを割り当て、ボタンを押すことで任意に切り替えられる。右スティック(R3ボタン)と連動し、装備したガチャメカによってプレイヤーキャラクターに様々なアクションをさせることができる。

1作目から登場しているもの 編集

メカボー
全てのシリーズに登場する、攻撃に使用する代表的なガチャメカ。長い柄の先から光の棒が出ており、光る部分で相手を攻撃する。『サルゲッチュ』ではライトセーバーを思わせる形状だったが、『2』と『3』では新しいデザインに変更された。初期型に比べると光っている部分は少し短く、代わりに柄がかなり長くなり、剣よりも棒のような形状になった。基本的に『2』のデザインのメカボーが主流である。右スティックを倒したり回したりすることで、その方向にメカボーを振る。『ミリオンモンキーズ』にはリフレクボー、Wメカボー、デカボー、トンファなど派生も出現している。アニメにも登場し、物に捕まったり攻撃したりできる機能が追加されている。『3』にてサヤカが使うと全体的にピンク色になり、つばの部分は王冠のような形状になる。
『サルバト〜レ』以降、マイナーチェンジをしている。
ゲットアミ
ピポサルを捕まえるためのガチャメカで、見た目は虫取り網そのもの。ピポサルを捕獲し転送、つまり「ゲッチュ」することができる。ゲームの基本にして最重要のガチャメカで、これが無ければゲームが成り立たない。右スティックによる操作はメカボーと同じ。『ミリオンモンキーズ』ではさらにデザインが変更され、ネットショット機能が追加された。サルゲッチュ3のミニゲーム、『メサルギアソリッド』では故障しており、修理中で役に立たない。アニメでは、通常スペクターなどは強力な電磁波によって転送を妨害されるのだが、柄の部分をひねるとアミが黄色く光って強化され、転送が可能になった(ゲームではボスは倒すことによって転送が可能になるため、そのような設定は無い)。
『サルゲッチュ3』では相手のピポサルがゲットアミを奪い取り、逆にゲッチュしてくるようになった(ゲッチュされた場合は研究所に強制転送され、ゲットアミは手元に戻ってくる)。
サルレーダー
アンテナを手に持って使用するという見た目の、サルを探すためのガチャメカ。右スティックでレーダーの向きを変える。向けた方向にサルがいる場合はその距離に応じてレーダーが出す電波の色が変化し、近くにいるサルであれば、レーダーに付属している「サルカメラ」というカメラでピポサルの様子を観察できる。また、ピポサルの名前から能力、性格、サルコメントなど様々な情報もこれで判明する。『2』では満腹度、『3』では誕生日、短気度の情報が追加され、ボスキャラクターのデータも表示される。アニメでは、研究所に固定式のサルレーダーが設置されている(ゲームのものとは形は大きく異なる)。
パチンガー
パチンコを模した飛び道具。玉の種類はノーマル玉、爆裂玉、誘導玉の3つ。ノーマル玉は威力が低い代わりに何度でも打てるが、他の玉は弾数に制限がある。2からはスティックを手前に倒しただけで見回しカメラに移るようになった。なお、1でのみタイムアタックで爆裂玉、誘導玉が無限に打つことができる。『サルゲッチュ』ではPocketStationを使ったミニゲーム「ホルゲッチュ」、『2』ではガチャボックスのアイテムで所持可能弾数を増やすことができる(最大99個)。『ミリオンモンキーズ』では、パチンコではなく銃の形状をしたガン系ガチャメカとして登場し、更に威力を上げたランチャー系も存在する。アニメでは、一瞬だけカケルがこのガチャメカを使うが、その後の登場はない。『3』にてサヤカが使うと中心のガラス部がハート型になる。
トビトンボ
竹トンボを模した形状のガチャメカ。コントローラーの右スティックを回すことで、一定時間空を舞うことができるようになる。攻撃力は無く、主にマップ攻略や敵からの攻撃を回避するためなどに用いられる。『1』ではグリップの両端に羽がある形状で掴まりながら回すのが本来不可能であり、『2』からは形状が変更、グリップと羽は分離され、竹とんぼに近い形状となった。『サルバトーレ』には新たに羽の部分に攻撃力を持つタイプ、勢いよく急上昇し急降下するタイプ、非常にゆっくり降下するタイプの3つが追加された。『ミリオンモンキーズ』ではトビトンボ自体は登場しないものの、ジェットパックを背負っており、2段(3段)ジャンプのあとジャンプボタンを押すことでバーニアを発動できるようになっている。アニメでは強化されたバーニアが登場。
ダッシュフープ
フラフープの形状をしたガチャメカ。右スティックを素早く回すことで、高速移動ができるようになるガチャメカ。高速移動中はバリアーを張り、バリアーをまとったまま体当たりすることもできる。動きの素早い敵への対処や、スイッチを押しても短い時間しか開かない扉をくぐる際に有効となる。『ミリオンモンキーズ』では、ブーツとなり(正確にはローラースケートに近い形状)、スマートなダッシュが可能になる。ブースタータイプもある。『サルゲッチュ』では高速移動中に装備ボタンを押したり、ジャンプすることにより、ダッシュキャンセルが可能である。『3』にてサヤカが使うとピンク色になる。
メカヨンク
遠距離操作のラジコン型メカ。R3ボタンでその場に呼び出し、右スティックを倒した方向に移動する。アイテムを集めたり小さな穴を通過してスイッチを押したりできる。『2』からはパイプの中を通ったり、ボディーチェンジをしたりもできるようになった。敵の攻撃を受けたり、水中に落ちたり、自分からメカボーなどで攻撃すると破壊することができ、その際の爆発で敵を巻き込むこともできる。しかし、『サルバト〜レ』や『ミリオンモンキーズ』では、自分が巻き込まれてもダメージを食らう。見回しカメラの状態で操作することもできる。
マジックパンチ
マジックハンドの先端にボクシンググローブが付いている、という形状のガチャメカ。形状上メカボーよりもリーチが長く、少しだけ離れた所にいる敵も攻撃することが出来る。その威力はメカボーやバクレツタマよりも強力で、普通は壊せない特定の壁を壊してしまうほど。入手した直後のトレーニングでは、その威力に、開発したハカセ本人も「なんてものを開発してしまったんじゃ」と恐怖している。ゲームクリア後に入手できる隠しガチャメカである。『3』では登場しない。

2作目で登場したもの 編集

ミズテッポー
名前の通り、放水する事ができるメカ。火を消すことができる。また、これを使って水車を回したり、壊れかけた乗り物を修復したりすることも可能。攻撃力は皆無だが、サルや特定の敵に当てることで動きを封じたりできる。
バナナブーメラン
このブーメランを飛ばしてスティックを回すとバナナの香りが漂い、空腹状態のサルたちを誘き出すことができる。ただし中間では確率が低く、また、満腹状態になっているピポサルは誘き出せない。
「ブーメラン」であるため攻撃も可能だが、トビトンボ同様実用性はない。
マグネッター
強力な磁力を放つメカ。その威力は鉄の壁をも動かせるほど。普段は磁力を放っていないが、前に突き出すと効果を発揮する。
サルバスター
「サルゲッチュ2 感謝キャンペーン」にて無料配布されたスペシャルディスク『サルゲッチュ2 ウッキ ウッキー ディスク』をプレイすることで手に入るレアなガチャメカ。このガチャメカは簡単に言えば陸上版オヨゲッチャーである。また、『3』や『ミリオンモンキーズ』にもあった地上遠隔ゲッチュの先駆けとなり、アミを発射することでゲットアミより簡単にサルを捕まえられる。尚、このディスクでは、レアサルを出現させる事も出来る。

ピポサル2001で登場したもの 編集

ヌゲッチャー
サルのパンツを回収するためのガチャメカ。掃除機のようにサルのパンツを吸い取る。

ミリオンモンキーズで登場したもの 編集

チップ 編集

ミリオンモンキーズ』での重要物の1つ。『ミリオンモンキーズ』の様々なステージをクリアするごとに手に入る。チップのデザインは6種類があり、6つずつで色と主に入手できるステージが違う。チップNo,1 - 6は緑色で主な入手ステージは序盤 - 中盤前半、チップNo,7 - 12は白色で主な入手ステージは中盤 - 終盤前半、チップNo,13 - 18は赤色で主な入手ステージのは終盤、となっている。

なお、チップ名は全て『各種元素名のはじめの三文字(フェルミのみ四文字)+チップ』というネーミングである。

種類は以下の通り。各種においての『チップ』は省略し、()内は各チップ名の由来となった元素名とする。

『キャラクターエディットモード』内『チップ合成』にて、これ等チップを二枚ずつ特定の組み合わせで合成すると、ガチャメカ、パワーアップパーツ、召喚カプセル、コスチュームのいずれかを作ることができる。組み合わせはランダムではなく、法則があり、その法則はキャラクターによって違う。それぞれの種類については下記参照。また、コスチュームについては省くこととする。

『サルゲッチュ』正統派シリーズに登場するガチャチップとは別物である。そちらについては#アイテムを参照のこと。

ガチャメカ 編集

本作でのガチャメカは「〜系ガチャメカ」と、にそれぞれに分類される。分類は、メカボー系ガン系ランチャ系リモコン系ブーツ系ゲットアミバックパックの7種類である。

メカボー系
基本的に接近戦用装備。各キャラクターの性格を最も表しているため種類が沢山ある。使用にエネルギーを必要としない(エネルギーは追加属性を装備した場合に使用される)ので、装備しておけば攻撃手段がなくなるという最悪の事態は避けられる。また、キャラクターによってリーチが異なるため、使用の際にはそのキャラクターのリーチをある程度、把握しておく必要がある。
メカボー
メカボー系の基本装備。『2』の形状。攻撃スピードも、威力も普通。ハカセのメカハンマー、ピポトロンのトロンチェーン、ナツミのメカロッド、チャルのアームショットはここに分類される。チャルは一般の形で、下攻撃でショットを発射できるものも所持しており、アームショットはチャルのイメージガチャメカとなっている。
デカボー
その名の通り大きく、太いメカボー系ガチャメカ。形としては巨大な発光するに近い。見た目に違わず威力も高いが、動きが極端に遅くなるという欠点もある。ハカセのトゲハンマーはここに分類される。スペクターのものは比較的動きが早い。
Wメカボー
一般の形のものを二刀流で振るう。よりスピーディーな攻撃を繰り出せるが、威力は低い。ハカセのノコハンマー、ナツミのWロッド、スペクターのトンファ、サルチームのWドリルはここに分類される。Wメカボー自体はカケル、トンファはスペクターのイメージガチャメカとなっている。
キコーボー
普通に振ったり、突き攻撃、下攻撃でショットを飛ばせるメカボー系ガチャメカ。見た目は黄色で鍔直上が球状に渦巻いているメカボー。踏み込みが浅くても攻撃が当たり、エネルギー切れになってもメカボーとして引き続き使用できるため、ガン系ガチャメカより利用価値は高い。チャルのマジョステッキ、サルチームのWハンマーはここに分類される。
リフレクボー
リフレク属性が標準でついたメカボー系ガチャメカ。まわし攻撃とつき攻撃で相手の遠距離攻撃を跳ね返すことができる上、振りもWメカボー級にすばやく行えるため利用価値は高いが、スペクターとレジェンドしか所持していない。レジェンドの武装は、ファイアとリフレクの火炎刀、アイスとリフレクの氷結刀、キコーとリフレクの気功刀の三つ。
ガン系
中 - 遠距離戦用装備。威力は低いが弾数は多く、バーニア飛行中にも使えるので使い勝手がいい。ハカセのものは銃口が二つあるため、二発同時発射となっている。
レーザーガン
ガン系の基本装備。色は白。単発発射でバランスが良く、ボタン連打でそこそこ連射が効くので最も使い勝手がいい。
マシンガン
レーザーガンを高速で連射できるタイプ。色は黄色。連射が利く分火力ではレーザーガンに勝るが、その分射程や弾数では若干劣る。
ショットガン
小さな光弾を扇状に放つタイプ。色は赤。射程は長くはないが攻撃範囲が広く、光弾一つ一つの威力は低いが密着して撃つと非常に高い威力になる。エネルギーの消費は多めで、ガン系としては弾数が少ない部類に入る。
Wレーザー
レーザーガンを二つ装備したタイプ。片方ずつ交互に打つので連射ができ、エネルギー切れになると(かなりゆっくりだが)自動でチャージされる点が他との大きな違い。ナツミ専用装備で同時にイメージガチャメカとなっている。
ランチャー系
ガン系よりも威力が高く、直撃しなくても爆風で周囲の敵を攻撃することができる。しかしその分弾数が少なく、発射の際には一瞬足が完全に止まるので隙ができる。また、ジャンプ中・バーニア飛行中に発射できない。ピポトロンにはこの系統の装備が無く、スペクターのものは発射口が2つあるため、2発同時発射となっている。
B・ランチャー(ビーム・ランチャー)
ランチャー系の基本装備。色は白。序盤で合成可能で威力もそこそこ高く、総弾数16発と最も多いため、ある意味でランチャー系最強装備といえる。
H・ランチャー(ホーミング・ランチャー)
ランチャー系の中では最も命中率の高いタイプ。色は黄色。威力はランチャー系の中では低いが誘導機能があり、弾速も早い。空中の敵に有効。弾数はBランチャーと同じ16発。
メガランチャー
ランチャー系の中でも1発あたりの威力が最も高いタイプ。色は赤。爆風と威力が非常に大きい引き換えに、消費するエネルギーもかなり大きく、パワーアップパーツをつけていない状態でも3発程度しか撃てない。ヒロキのものは威力が非常に高い代わりに1発撃つとエネルギーがほとんど残らないほど消費が激しい。
ギガランチャー
ランチャー系の中でもコンボ数が稼げるタイプ。色は緑。攻撃ボタンを長押しすることで帯状態のビーム光線を放つことが出来る。帯状態ではメガランチャー級の威力を誇るが、エネルギー消費が尋常ではない。なおギガランチャーが使えるのはナツミ、ハカセ、スペクター、ダークスペクターの4人となっている。
ホーミング・アロー
H・ランチャーと同等の性能を誇る。形は必殺技のものと同じ。威力はランチャー系では最も低いが発射の動作が素早く、弾速も早いため、他のランチャーと比べて隙が小さい。ハルカの専用武器にして唯一のランチャー系ガチャメカでイメージガチャメカとなっている。
リモコン系
配置ボタンの2度押しである程度遠くに居る敵を自動追尾して攻撃する支援型ガチャメカ。威力もそこそこあるが使える回数はどれもそれほど多くない。
リモートボム
リモコン系基本装備。床を移動して爆発する、正統派シリーズのメカヨンクに匹敵するガチャメカ。地雷としても利用できるが、上記の通りエネルギー消費が激しいので、何も考えずに使い続けるとすぐに使えなくなる。また、足下でこれを爆発させると自分もダメージを受ける。
キラービー
空中から攻撃するタイプ。2つの機銃を飛ばして攻撃させる。攻撃はWレーザーのような感じで空中から連射する。一度この攻撃を受けるとなかなか次の動きに移れない。エネルギーが消費しやすい。
サテラレーザー
リモコン系最強のガチャメカ。コロシアムモード『デビルズトーナメント』をクリアすると(もしくはクリアしたデータでやると)手に入るシークレットガチャメカ。小型の発射台をリモート操作で動かし、空中に向かって極太のレーザー光線を放つ。威力は絶大だが、比例してエネルギー消費も著しい(発射は2発が限界)が、裏技で何回も使用することも可能である。
ブーツ系
高速移動できるガチャメカで、敵の攻撃回避には欠かせない装備といえる。また、敵を体当たりで跳ね飛ばすこともできるため、需要は高い。エネルギーが切れても高速で自動回復するが、ランチャー系と同じくらいエネルギー消費が激しい。スペクター、ハカセのブースター系、ピポトロンのフープ系もここに含まれる。
ダッシュブーツ
ブーツ系の基本装備。色は白。攻撃力は高くないが、スピードを考えても一番バランスのいい移動ができる。
アタックブーツ
ブーツ系の攻撃力が高いタイプ。色は黄色。激しい火柱をブーツから放ちながら走行する。攻撃力はブーツ系の中で最も高いが、その分スピードは最も遅い(徒歩より若干速い程度)。
ワープブーツ
ブーツ形の中でもスピードが高いタイプ。色は赤。起動するとその場で消え、進行方向へワープする。ワープ後、反動で一瞬隙ができるが、ワープ先で敵に接触すると跳ね飛ばせる。レジェンドの空移もここに含まれる。
ゲットアミ
言わずと知れたゲットアミ。従来は普通の網に近いデザインだが、今回は変形機構を有した機械的なデザインとなっている。R3ボタンでネットショットを放ち、遠くのサルもゲッチュできるが、アーマー装備状態のピポソルジャーはアーマーを壊さないとゲッチュできないあたり、基本的な性能は変わってはいないようだ。なお攻撃力は0。エネルギーは消費しないが裏技で消費させた場合自動回復する。
バックパック
補助系の特殊なガチャメカ。フィールドで拾ったアイテムを使いたいときまで保存しておける。保存するアイテムには特に制限はなく、使うときにはこれを割り当てたボタンを押してその状態で拾うだけというシンプルな操作。ただし保存しておけるアイテムは一度に1つまで。

パワーアップパーツ 編集

『ミリオンモンキーズ』での戦闘においてなくてはならないもの。1つのガチャメカにつき同時に3つまで装備することができ、装備するとパーツに応じた様々な効果を受けることができる。

種類は以下の通り。

属性付加パーツ
ガチャメカに装備すると、装備した属性それぞれの色のオーラ(エフェクト)を纏ったようになる。装備数を増やすにつれてオーラが濃くなっていくため、オーラの濃さで装備数が大体わかる。
また、属性付加パーツは一度に一つの属性しか装備できない。『サルバト〜レ』でも属性攻撃は行えるがファンサルからのプレゼントという形で使用し、リフレクはない。
ファイア
装備したガチャメカに炎属性を付加させることができる。装備したガチャメカは赤いオーラ(炎)を纏い、それで攻撃された敵は、体から炎を上げて通常よりも大きなダメージをうける。ただし多く装備するほど一度使用した時のエネルギー消費量も多くなっていく。
アイス
装備したガチャメカに氷属性を付加させることができる。装備したガチャメカは青いオーラ(氷粒が混ざった冷気)を纏い、それで攻撃された敵を凍らせる事が出来、追撃につなげやすくなる。ただし多く装備するほど攻撃力が下がっていく。
リフレク
近接攻撃が主であるガチャメカにのみ装備可能。装備したガチャメカにリフレク属性を付加させることができる。装備したガチャメカは黄緑のオーラ(電流)を纏い、それで繰り出す突き攻撃と回転攻撃は相手の間接攻撃(キコーボー、キラービー含む。リモートボム除く)を跳ね返せる。多く装備するほど一度使用した時のエネルギー消費量も少なくなっていく代わりに、エネルギー切れになってからのチャージ速度が落ちていく。また、このパーツを付けた武器で攻撃すると、攻撃された敵は操作がきかなくなり、体から放電しながらただ吹っ飛ぶという、マヒという属性攻撃になる。受身ができない状態のため、そのまま浮いている敵を追い討ちすることもできる。隠しキャラクターの中には、このマヒだけを持っている者もいる。
性能アップパーツ
装備するとそのガチャメカの基礎能力(攻撃力など)を上げることができる。
リミッター
効果は装備したガチャメカのエネルギー消費量を抑えるというもの。エネルギー消費が激しいガチャメカには嬉しい代物。ただしキラービーとリモートボムはバグで効果を発揮しない。
チャージ
効果は装備したガチャメカのエネルギー切れが起こった際のチャージ速度が早くなるというもの。また、装備したガチャメカにチャージ機能が無い場合はチャージ機能を付加する。
ロングレンジ
効果は装備したガチャメカのいろんな意味での飛距離を伸ばすというもの。
ラピッド
装備するごとに弾の同時発射数を2倍、3倍、4倍と増やすことが出来る。攻撃力・攻撃範囲ともに大幅にアップする、強力なパーツ。
パワーA・パワーB
両方とも効果は同じで攻撃力を上げるパワーアップパーツだが、Aはリフレクで跳ね返せるもの、Bはリフレクでも跳ね返せないものと、付けることができるガチャメカが異なる。Aはエネルギー消費量増加、Bはチャージ速度低下と、デメリットにも違いがある。
レーダー(Hランチャーのみ装着可能)
Hランチャー特有の弾の追尾機能をさらに向上させることが出来る。
ブラスト(メガランチャーのみ装備可能)
メガランチャー特有の弾の爆風の広がりをさらに大きくすることが出来る。
バリア(リフレクボーのみ装着可能)
回転切りや突き攻撃をしたときにバリアーを張ることができる。このバリアーは張っている間は全方位に常時リフレクを使っているのと同じ状態になる。

召喚カプセル 編集

仲間のピポサルを呼び出すカプセル呼び出されたサルは強い(?)攻撃で援護してくれる。『ミリオンモンキーズ』のほか、『サルバト〜レ』でも登場。『サルバト〜レ』では、ファンのサルが助けに来るという形で必殺技を装備していないところにこれが入っていたが、『ミリオンモンキーズ』では改良されている。

使えるサルは、以下の通り。サルバトーレでは使用可能モードに制限はないが1種類しか選択できない。

モンタ
攻撃魔法の達人サル。攻撃は隕石を大量に落とすというもの。『サルバト〜レ』では「見習い」だったため、『ミリオンモンキーズ』では昇格していることになる。
ハットリモンゾウ
シノビの里からやって来たピポサル。攻撃は巨大な旋風手裏剣を持ったまま三回転した後放り投げるというもの。
ツタンカーモン
サバクの国からきた王サル。コロシアム&VSモードでしか使えない。効果は砂嵐で敵の方向感覚を狂わせ上下左右のボタン操作を逆にするというもの。
サモイ
凄腕のバッターサル。打率はかなり高いという彼の攻撃はピンポイントなので当てたい敵をよく狙う必要がある。攻撃はフルスイングで敵を弾き飛ばすというもの。
モンチさん
宇宙飛行士サル。宇宙服を着ているため実はハンサムらしいお顔も拝見できない。攻撃は広範囲に広がり、威力も高いので需要はなかなか高い。攻撃はにこやかに笑っているらしい彼がロケットにしがみついて飛び立ち、ロケット噴射による広範囲の衝撃波で敵を吹き飛ばすというもの。
エジモン
科学者サル。攻撃はエジモンが電球を前に掲げるとゴリアックハンドがエジモンにむけて落下するというもの。簡単に言えばサル達の技『ゴリアックハンド』のサル召喚版。
ワッキー
エジモンと同じく科学者サル。ゴリアックヘッドをスイッチ一つで呼び出し、ビームを出しながらヘッドを45度ほど回す。簡単に言えばサル達の技『ゴリアックアイ』のサル召喚版。
アフロ
カジノのダンサーサル。コロシアム&バトルモードでしか使えない。使えば自分以外(VSモードのチームバトルでの味方も含む)皆踊ってしまい、隙だらけになる。その間は逃げるも追撃するも好き放題できるため、需要は高い
パンプキン
カボチャを被ったサル。攻撃はお菓子の形をした爆弾をばら撒くというもの。攻撃範囲がかなり狭いので敵にほぼ密着した状態で使わなければ当たらない。
サルースウッキー
クンフーの達人にしてスター。ヌンチャクの腕前はなかなか。ヌンチャクを振り回してはいるが、攻撃方法はかなり広範囲の衝撃波。
ミヤモン・ムサシ
二刀流を駆使する伝説の剣豪。攻撃がサモイと同じくピンポイントなので、当てたい敵をよく狙う必要がある。攻撃は敵を目にもとまらぬ二刀流剣技で切り裂いていくというもの。彼もVSモード限定である。
ウッキーレッド
ウッキーファイブのリーダー。攻撃はウッキーレッドが叫びながら画面内を飛び回り、敵はその衝撃波により吹き飛ぶ。『ミリオンモンキーズ』ではブーストなどで飛行すれば回避可能。攻撃中は画面に蜃気楼のような現象が起きる。『3』後の『ミリオンモンキーズ』でも『2』のデザインが流用されている。
ウッキーピンク
ウッキーファイブの紅一点で二重人格の歌姫。効果は運次第で召喚時にウッキーピンクの機嫌が良い(4回に1回程度)と通常ストーリーモードでは出現しない、クリアジャケットも含め、色々なアイテムをそこらじゅうにばら撒いてくれるが、機嫌が悪い場合(ほとんどの場合)は、叫びながら大爆発を起こす。サル召喚は、サルの出現位置が使用キャラクターからそう離れていないため、召喚者も吹き飛ぶ。彼女も『ミリオンモンキーズ』が『3』後でありながら『2』のデザインが流用されている。

へんしん 編集

『サルゲッチュ3』で登場したシステムで、『3』では「マジックパンチ」「ミズテッポー」「バナナブーメラン」「マグネッター」といったガチャメカが登場せず、代わりにこの「へんしん」を駆使してゲームを進めてゆく。「バケルエナジー」という緑色のカプセルを拾うとゲージが溜まり、変身が可能となる。変身時間はピポサルを除いて30秒である。バケルギアは水に弱く[3]、オヨゲッチャーを自動装備する深さの水に入ると強制解除される。また、体力がなくなった場合も変身が解除となる。ゲットアミをサルに奪われ使用された場合、変身状態のまま捕獲される。 海外版ではステージクリアした時に変身によって独自のポーズを取るようになった。なお、アニメ『オンエアー2nd』ではサトルがミラクルニンジャ、サヤカがドラゴンカンフーに変身した。

ファンタジーナイト
騎士魔女のような姿。敵の攻撃を防ぐことができるが自分が移動以外の行動中攻撃されると防ぐことができず、ビスケットが減ってしまう。特殊攻撃として、武器を地面に突き立てて衝撃波を放つ、自分の周囲に「ゲッチュ」できる魔法陣を放つといった能力が使えるようになる。「ゲッチュ」は発動にややタイムラグがあり、サルに逃げられることもある。
ワイルドウエストキッド
カウボーイやカウガールのような姿。銃を連射することができ、強化弾も発射が可能。「ゲッチュ」は前作の「サルバスター」のように網を銃で飛ばすことで行い、全変身の中で最も射程が長いが追尾機能はないため、狙いをつけるのがやや難しい。サヤカのこの変身では、攻撃されたとき、テンガロンハットが落ちることがある。欠点は攻撃力が低いことである。特殊攻撃は攻撃力が高い上に追尾機能も備えているが命中しづらい。
ミラクルニンジャ
忍者を思わせる姿。足が速く、忍者刀のような形状のメカボーを使い戦う。分身を出すことができ、「ゲッチュ」も分身によって行う、前方に範囲が広いため、逃げていくサルに特に有効である、ただし、本人がダメージを受けると分身は消えてしまう。また、ムササビの術や分身、特定の場所で綱渡りや壁走りができる。「いないふり」がこの変身の時には変化(丸太)になる。
マジンダンサー
アラビアンナイト風の姿。マラカスでサルを殴ったり「ゲッチュ」することができる、最大の特徴はお供の魔人を操作することができ、ピポサルを踊らせて無防備状態にし、確実に「ゲッチュ」していくことが可能となる。魔人の上で跳ねることもできる。魔人の操作感覚はメカヨンクに似ている。この魔人、火と水には弱いらしく、テレボーグなどの攻撃で消滅してしまうことがある。本人がゲッチュされると魔人だけがその場に取り残される。
アキエいわく、魔人のモチーフはウッキーファイブの一員ウッキーイエローであるらしい。また、海外版では魔人の色が水色から青緑色に変更されている。
ドラゴンカンフー
中華風の姿となり、連続攻撃が可能となる。気合を溜めてのパワーアップや、ヌンチャクを使っての「ゲッチュ」が可能となる。この「ヌンチャクゲッチュ」は見た目以上に範囲が広く、数ある変身ゲッチュの中でも特に確実なゲッチュ方法である。ただし相手に近づくためにはそれなりの立ち回りが必要である。
ゲッチュマン
ヒーローやヒロインを思わせる姿に変身。空中ダッシュの能力が付加され、レーザーや電撃攻撃を放ち、その空中ダッシュしながらの「ゲッチュ」が可能となる。攻撃面が豪華な反面、防御面は弱い。またジャンプしようとして操作ミスでダッシュが暴発し、足場を越えて落下しやすい(終盤は特に落下ポイントが多い)、「ゲッチュ」は一度に複数のサルをゲットできるが、自ら体当たりをする方式のため、飛び道具には弱い、動きが直線的で動き回る相手や段差のある地形は苦手(ゲッチュマンのみ画面が明滅して捕獲動作に入ってから失敗することがある)、ゲッチュ後の予備動作が長く大きな隙ができる、という欠点もある。
ピポサル
一周目クリア後(第1回目のスペクターを倒した後)に追加される隠し変身で、ピポサルの着ぐるみを被った姿となる。「バナナの匂い」が視覚という形で見えるようになり、ステージにある「楽屋への隠し扉」をノックで開けることもできる。また、変身可能な時間が10分と長めに設定されている。ただし、この姿ではピポサルを「ゲッチュ」することは出来ず、また、攻撃方法もヒップドロップとノックで殴るだけになっており、敵を倒すことには全く向いていない。ノックの攻撃力が非常に弱いため、箱などのオブジェクトを壊すのにも手間がかかる。しかし、ピポサルからの警戒心がかなり弱まる利点がある。この変身でできることは、上記のノックのほか、挨拶や踊ることができ、サルとコミュニケーションがとれる。

乗り物 編集

大半は一定の場所に配置されており、乗る事でカケル単身では行くことが出来ない場所を進むことが出来る。ただし、段差などにより、乗り物に乗ったまま移動できる範囲は限られている。

ミズメカ(オヨゲッチャー)
水に潜るためのガチャメカで、プレイヤーが水中に入ると自動的に切り替わる。「スイチュウアミ」という水中用のゲットアミを装備している。『2』からは操作方法が変更され、『3』ではさらに操作方法が変わり、アミが射出されなくなった。『ミリオンモンキーズ』にて「登場しなくてさびしいから」という理由で乗っているサルがいる。
ボート
『サルゲッチュ』で初登場した湖やマグマを安全に横断することができるゴムボートで、どんな攻撃を受けても破損することはない。『1』では左右のスティックをオールに見立て、グルグル回すことで前進・後退を行い、片方のみを回すこと旋回を行う。シリーズ中、最も操作が難しいとされるが、『2』以降でも全く同じ操作方法で操作が可能。
『2』からはをモチーフとしたデザインとなり、操作は左右のスティックを前後に倒すのみで移動が出来るようになった。『サルゲッチュ』と同じ操作でも進めて、その上ただスティックを倒すだけよりもスピードが早い。
『サルバト〜レ』ではファンサルからアイスボートがもらえる。 サルチームのボートはアイスにすると、スワン(白鳥)からペンギンになってしまう。
タンク
同じく『サルゲッチュ』で初登場した各国の軍隊が使う戦車を小さくしたようなもの。『2』からはをモチーフとした形状をしている。マシンガン・マジックパンチ並の威力を持つミサイルを装備している。『3』から操作方法が微妙に変更され、前進しながらの右左折が不可能となった。こちらも同じくアイスタンクがもらえる。
また、『ミリオンモンキーズ』にも、乗り物系メカ『タンク』として登場。近未来型兵器のデザイン。色に関しては、人のものは白に青のライン、スペクター勢のものは緑、ピポソルジャーのものは、場所によって違う(錆びたような赤もしくは緑)。搭乗しているピポソルジャー達は、機体のハッチから上半身を出し、めちゃくちゃに操作(二本突き出した操縦棒を前後にガチャガチャ)している。種類は以下の通り。
ライトタンク
小型。武器はガトリング砲二門・ミサイル砲一門。カケルたちと同じくらいの大きさ。
ミドルタンク
中型。武器はマシンガン二門・ミサイル砲一門。ミサイルは機体後部射出口から山形に放たれるため、微妙な距離感が必要。ライトタンクより大きい為、足元が見にくい。
ヘビータンク
大型。武器はレーザービーム一門・ミサイル砲二門。あまりに大き過ぎるため、ホバーで移動している。こちらもミサイルはミドルタンクと同じように放つため、微妙な距離感が必要。その巨体の為、足元が非常に見にくい。ガチャメカとしては出現せず、ピポソルジャーが乗っていたものを奪う形で使用する。
ロボット
『2』で登場した「ピポッチ」によく似た巨大ロボ。攻撃する際、持っているガラガラが針を出して攻撃する。『3』では武器がなくなり、操作方法が変わったが、代わりに「ブーストアタック」と「パンチ」が使える。ブーストアタックとジャンプをする際には、ブーストゲージに注意しないとオーバーヒートしてしまう。
また、『ミリオンモンキーズ』にも、乗り物系メカ『メック』として登場。近未来型兵器のデザイン。色に関してはタンクと同じ。搭乗しているピポソルジャーたちは、機体のハッチから上半身を出してタンクと同様にめちゃくちゃに操作している。種類は以下の通り。Mission29では謎の生命体・ブロブに乗っ取られたミドルメック、ヘビーメックが登場する。
ライトメック
小型。カケルぐらいの身長の人型。武器は回転して風を起こすはさみを右手・ミサイル砲を左手に装備している。
ミドルメック
中型。武器はガトリング砲を左右・火炎放射器を股に装備。火炎放射は射程がかなり短い。大きさの割に視野は広い。
ヘビーメック
大型かつ四本足で蜘蛛のように走行する。武器はガトリング砲四門・ミサイル砲一門。搭乗中は×ボタンで思いっきりしゃがんで、衝撃波で敵を吹き飛ばす攻撃(攻撃にエネルギーを必要としない)ができる(敵はこれは使用しない)。さらにミサイルは連射可能。ただし足元の視界がヘビータンク以上にかなり悪い。ガチャメカとしては出現せず、ピポソルジャーが乗っていたものを奪う形で使用する事となる。
スノーモービル
『2』で登場した。その名の通り、雪上を走るための乗り物。体当たりで敵を倒すこともできる。ウサギをモチーフにしている。
サブマリン
『2』で登場した。ミズメカ(オヨゲッチャー)と同じ操作で動く。魚雷が付いており、それがピポサルに当たるとそのまま捕まえられる。チョウチンアンコウをモチーフにしている。
スポーツカー
『3』で登場した。特定のステージにあるレースレーンで走らせることが出来るレーシングカー。タイムも表示される。サトルのお気に入り。また最高時速は200KMだが、ミラクルニンジャだと220KM、ゲッチュマンだと250KMに上がる(乗っているときは変身は解除されない)。
飛行メカ
色々な所で出てくるメカ。種類としては、主に次の三つがある。いずれもプレイヤーが操縦する事はできない。
フライングタートル号
『3』に登場。アキエ作のメカ。二回出番がある。足がジェット噴射になっている亀の形をしており、頭の部分に搭乗する。二回の出番の内、一回目はドクタートモウキ戦で、ロボットで戦っているプレイヤーキャラクターを援護するわけでもなく、戦いの舞台のトモウキタワーの周りを飛び回っている。二回目は一度目のスペクター戦で、巨大すぎるキングゴリアックと戦うためプレイヤーキャラクターの足場になって飛び回る。
ジェットデッキ
『ミリオンモンキーズ』に登場。ピポソルジャーの乗り物メカ。ロケットエンジンのついた円形のデッキスタンドにハンドルが付いて飛行している。搭乗しているピポソルジャーは、めちゃめちゃにハンドルを動かしている。いつもは低空飛行だが、敵を見つけると二段ジャンプで届くぐらいの高さまで飛び上がり、ジェット噴射噴出部からビームを出して上から攻撃してくる。耐久力は低い。
エアキャンサー
同じく『ミリオンモンキーズ』に登場。ピポソルジャーの乗り物メカ。両腕がビーム砲になっているライトメックの上半身の背中に、丸型のツバサと、尾翼、さらに機体下部にホバー装置とミサイルポットのついたものが飛んでいる。搭乗しているピポソルジャーは、ライトメックと同じ乗り方・操縦をしている。平常時は低空飛行だが、敵を見つけると飛び上がり、大量のミサイルと腕からのレーザーガンのような光弾の連射で攻撃してくる。さらには耐久力もそこそこある。

ゲームの目的・システム 編集

サルゲッチュ・サルゲッチュ2・サルゲッチュ3 編集

概要で述べたように、「ピポヘル」をかぶったサルたちを様々なメカを駆使してゲッチュ(捕まえる)すること。サルたちはプレイヤー(主人公)を視界にとらえると攻撃したり逃げ出すため、死角を狙ったり、匍匐前進したり、見つかりそうになったら「いないふり」でやり過ごしたり、メカで足止めするなどして接近し、「ゲットアミ」など捕獲用のメカを使用して捕えるのが一連の内容。

特定のステージではボスが待ち構えており、こちらはボスを倒すことでクリアとなる。

プレイヤーの体力をビスケット(後述)、ライフ(残り数)をTシャツ(2・3はジャケット、ここからジャケット(後述)と記す)で表される。ビスケットが全て無くなるとジャケットが1つ減る。ジャケットが無くなるとゲームオーバーになってしまう。

プレイヤーのビスケットが減るとき 編集

  • サルの攻撃を受けたとき
  • シタッパーズやテレボーグ(雑魚キャラクター)の攻撃を受けたとき
  • 氷水や熱湯、溶岩、鋭利な場所などに触れたとき
  • 高いところから落ちたとき
  • 岩石などに潰されたとき
  • ステージ外に落下したとき(2・3のみ)
  • 溺れた時(3のみ)

プレイヤーのジャケットが減るとき 編集

  • ビスケット5枚が全てなくなったとき
  • ステージ外に落下したとき(1のみ)
  • 溺れた時(1・2のみ)
  • 壁に押しつぶされるなど強力な力で押さえつけられたとき(いわゆる圧死

サルサル大作戦 編集

目的は、ステージ最後まで進んで転送装置にゲットヘルを設置する事。そこまでにはピポサルを乗り継いで進んでゆく。なお、ジャケットはバッテリー(研究所)、ビスケットはピポサルについたバナナで表示される。ピポサルのバナナがなくなると、研究所は離脱してしまう。再び乗ることは可能だが、残り体力が0.5の状態になる。

アイテム 編集

サルゲッチュシリーズ 編集

ビスケット
体力を示すアイテム。最初は5枚あり、ダメージを受けるごとに1枚減ったり、半分に割れたりする(2・3のみ)。0になるとジャケット、Tシャツが減る。強力なダメージのときは1枚減るが、既に半分に割れている場合は半分しか減らないこともある。
デカビスケット
『2』以降で登場する巨大ビスケット。取ると体力が全回復する。
ビスケ缶
『1』に登場。メカボーなどで攻撃を加えるとビスケットを永久に3枚ずつ取り出すことができる。ただし、「サルおんせん」の白熊が居るエリアの物は一部1枚ずつしか取り出せない。おそらくバグだと思われる。普通のアイテムと違い、ゲットできない。
ジャケット・Tシャツ
残り人数(残機)を示すアイテム。最初は3枚あり(1のみ4枚)、0になるとゲームオーバー。フィールド上で拾うことができ、『3』ではガチャチップ(後述)で買うこともできる。(最大99枚)
ガチャチップ・デカチップ・ドデカチップ
『2』から登場。ガチャボックスやショップで買い物をするためのチップ。『3』は商品を直接買う場合は高額のため、チップも多く持てるよう変更されている。(9999枚) 連続で獲ることにより、銀のデカチップ(5枚分)や金のドデカチップ(10枚分)に変化し、得られるチップが増えていく。なお、『3』ではモードによって、エナジーチップ(後述)のような役割も持つ。
エナジーチップ・デカチップ
『1』に登場する「ガチャチップ」のようなもの。金色で逆三角形の形をしている。(デカチップは内側部分が刳りぬかれている)買い物はできないが100枚分取るとTシャツが一枚増える。エナジーチップが1枚分なのに対し、デカは5枚分。タイムアタック時には枚数分だけタイムが止まる(エナジーチップ1個で1秒)。
Tシャツ(シールド)
『1』に登場するアイテムで正式名称不明。サルの本拠地、「スペクターランド」にのみ登場。一度取ると通常のアイテムのように消えるが、一度そのエリア移動したりステージ外に落ちることによって復活する。チェックポイントのような役割である。

サルバト〜レシリーズ 編集

(『ミリオンモンキーズ』表記 ★はストーリーモード、VSモードに登場。☆はVSモードにのみ登場)

エネルギー回復★
ガチャメカのエネルギーを回復する。大(100%)、中(50%)、小(25%)の三種類がある。
体力回復★
体力を回復。『ミリオンモンキーズ』では大(100%)、中(50%)、小(25%)の三種類。
技ストック★
必殺技ゲージを上げる。『ミリオンモンキーズ』では大(技ストック1個分)、中(ゲージ半分)、小(ゲージ1/4)の三種類。
パワーショット
パチンガーで強力な弾を撃てるようになる。および乗り物系の弾。『サルバト〜レ』のみ。
ガードジャケット★
『ミリオンモンキーズ』では一定時間、ダメージを2分の1にする。0にはならない。
ファイアジャケット★
一定時間、身に炎をまとい攻撃をする。『ミリオンモンキーズ』の場合落ちてくる敵に連続して攻撃できる(軽装備のピポソルジャーは1回当たるとアーマーがはがれる)。
ライトニング☆
敵全員に雷を落とし攻撃する。『ミリオンモンキーズ』の場合若干当たりやすい(ほぼ当たる)。
トップバスター☆
1位のキャラクターにロケットで攻撃する。自分が1位のときは自分に当たる。クリアジャケットを使用しているときは2位に当たる。
クリアジャケット☆
透明人間のようになり、一定時間ガチャメカでロックオンされない。+1位のときのトップバスターの標的およびライトニングにあたらない。

クリア特典 編集

  • 『2』では、クリアしたセーブデータがあれば、タイトル画面でL1ボタンを押しながら「はじめから」を選択すると、カケルでゲームを進められるようになる。ヒカルと異なる点は、ガチャメカを最初から全て使える、ムービーがスキップされる、ピポッチがいない、の三点。
  • 『3』では、サばいばルモードが出現。残り数が0からスタートし、バケルストックも追加不可という状況でどこまでクリアできるかという内容。なお、ここでのガチャチップは『1』のエナジーチップのような扱いとなり、1000枚集める毎に残り数を1つ増やせる。このモードを完全クリアすると、タイトル画面でタイトルの下に「たつじん!」と金文字で表示される。

ミリオンモンキーズに登場する実在都市 編集

ゲスト出演 編集

アニメ・映画 編集

漫画 編集

月刊コロコロコミック』で4コマ漫画が掲載されていた。詳細はサルゲッチュ ウキウキ大作戦!を参照。

テーマソング 編集

ステージの個々の音楽については割愛する。

  • 「サルゲッチュのテーマ」
  • 「やっぱりサルゲッチュ」
    • 「サルゲッチュ2」「サルゲッチュ3」「サルサル大作戦」。作詞曲:百石元 歌:SHINGEN MONKEYS。
  • 「ピポサルのテーマ」
    • 「サルゲッチュ」(1週目クリア後のスタッフロール)
    • 「サルバト〜レ」
    • 「サルゲッチュP!」(1周目クリア後のスタッフロール)
  • 「I feel love」
    • 「ミリオンモンキーズ」
  • 「格闘風月」
    • 「ミリオンモンキーズ」

携帯アプリ 編集

i-modeEZwebなどに対応する携帯アプリがSCEの携帯サイトから配信されている。なお、音楽は『サルゲッチュ2』『サルバト〜レ』のものをアレンジ・流用しているものが多い。本来のゲーム内容のほかに携帯電話オリジナルに『直感サルゲッチュ』『サルゲッチュサヤカ大冒険』『サルゲッチュ大運動会』やゴルフゲーム、麻雀ゲームといったゲームも配信。2011年にログとも(現・entag!)からサービスが提供された最新作の『みんなでサルゲッチュ』では初のソーシャルゲームとなっている。

CD 編集

サルゲッチュ・オリジサル・サウンドトラック

初代サルゲッチュのサウンドトラックス。「スペクターのテーマ」など全43曲を収録。ノンストップで再構築されている。 作曲は寺田創一

ガチャメカスタジアム サルバト〜レ サルンドトラックス

『ガチャメカスタジアム サルバト〜レ』のサウンドトラックス。「ピポサルのテーマ」など全38曲を収録。作曲は寺田創一。発売元はSCE

やっぱりサルゲッチュ!

同名の#テーマソングを収録したマキシシングル。2002年8月23日 BMGファンハウスから発売。

僕はメロンにメロンメロン〜スーパーキッズ・CMデラックス

サルゲッチュ(1作目)」のCMソング#テーマソング)である「サルゲッチュのテーマ」を収録。放送当時CD化されなかったが、4年後の2003年6月25日にBMGファンハウスから発売したCMソングのオムニバスミニアルバムにフルコーラスで収録された。「やっぱりサルゲッチュ!」と同じ発売元である。

DVD 編集

アニメでゲッチュ サルゲッチュ【映画+TV!】 編集

劇場版サルゲッチュ 黄金のピポヘル・ウッキーバトル、レッツ ゲッチュ サルゲッチュ、「やっぱりサルゲッチュ」のダンスレッスンムービーなどを全収録。発売元はSCE

脚注 編集

  1. ^ [1]
  2. ^ [2]
  3. ^ その理由についてもアキエ曰く「長くなるから」で説明させてもらえず、明らかになっていない。

外部リンク 編集