サン=モン

フランスのコミューン

サン=モン(Saint-Mont)は、フランス南西部、オクシタニー地域圏ジェール県にある人口300人あまりの小さな村である。

Saint-Mont
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) オクシタニー地域圏
(département) ジェール県
(arrondissement) ミランド郡
小郡 (canton) リスクル小郡
INSEEコード 32398
郵便番号 32400
市長任期 ミシェル・プティ
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes des Monts et vallées de l'Adour
人口動態
人口 308人
(2011)
人口密度 24人/km2
地理
座標 北緯43度39分08秒 西経0度08分57秒 / 北緯43.6522222222度 西経0.149166666667度 / 43.6522222222; -0.149166666667座標: 北緯43度39分08秒 西経0度08分57秒 / 北緯43.6522222222度 西経0.149166666667度 / 43.6522222222; -0.149166666667
標高 平均:130 m
最低:89 m
最高:165 m
面積 12,59km2 (1 259ha)
Saint-Montの位置(フランス内)
Saint-Mont
Saint-Mont
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地理 編集

アルマニャック地方に属し、サジェ川が流れている。リスクルからプロジャン間を通る古い国道646号線が通っている。

サン=モンは、小高い山の上に腰掛けるようにある古い村である。

歴史 編集

サン=モンはアドゥール川を見下ろす岩の露頭の上に築かれた。この絶好の位置には村の歴史が染みこんでいる。人類の黎明期から人が定住し、この山をドルイドは聖なる地とあがめ、ローマ人は戦略上の要地オッピドゥムとした。ワインの異なる文化が導入され、神殿がつくられそこでは異教の神々に犠牲が捧げられていた。

1050年頃、サン=モンの領主ベルナール・テュマパレールは古いオッピドゥムの廃墟上に聖ジャンに捧げた修道院を建て、ベネディクト会に寄進した。そこにはフランス革命まで修道士たちが暮らしていたが、1791年に国家資産として没収され競売にかけられた。

1822年、サン=モンと隣のコミューン、カディヨンは合併した[1]

人口統計 編集

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2011年
379 364 351 348 322 319 304 308

参照元:1999年までEHESS[2]、2004年以降INSEE[3][4]

経済 編集

AOC指定されているワイン、コート・ド・サン・モンの産地である。その他にフォワグラコンフィアルマニャック酒が生産される。

脚注 編集