ザ・モダーン』は、宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。月組[1][2]公演。形式名は「ミュージカル・ショー」[1][2]。20場[1][2]。作・演出は横澤英雄[1][2]。併演作品は『大いなる遺産[1][2]

公演期間と公演場所 編集

解説 編集

※宝塚100年史(舞台編)の宝塚大劇場公演[3]参考。

1920年代から1930年代の、いわゆる"モダーン"時代の風俗を、世界中に展開するミュージカル・タッチのショー作品。特に音楽面では、当時のスタンダードの名曲を次々と現代風でアレンジで流し、広い世代が楽しめるように企画した作品。視覚的にもアール・デコのスタイルを、装置の上にも、風俗の上にも徹底した。ジョセフィン・ベーカー剣幸が、ココ・シャネルこだま愛が扮している。

スタッフ(宝塚・東京) 編集

※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。

配役 編集

宝塚・東京 編集

※宝塚[1]・東京[2]共通。

  • 紳士、ジョセフィン・ベーカー、ショーマン - 剣幸
  • マドモアゼル、オリエンタルの女、踊る淑女 - こだま愛
  • 画家、バード、紳士 - 涼風真世
  • ガルソンヌ - 朝みち子京三紗
  • ムッシュ・シューバリエー - 汝鳥伶未沙のえる
  • 令嬢、ゴールド・ディガー - 朝凪鈴
  • 王子、ゴールド・ディガー - 若央りさ
  • 青年実業家、ゴールド・ディガー - 久世星佳
  • バレリーナ、ゴールド・ディガー - 羽根知里
  • 王女、ゴールド・ディガー - 紫とも
  • ジャポネット、ゴールド・ディガー - 天海祐希

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 340.
  2. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 342.
  3. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 164.

参考文献 編集

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3