シッキム革命戦線(シッキムかくめいせんせん、Sikkim Krantikari Morcha)は、インド政党地方政党の1つとして位置づけられ、シッキム州で活動している。略称は「SKM」。

インドの旗 インド政党
シッキム革命戦線
Sikkim Krantikari Morcha
党旗
総裁 P.S. ゴレイ
成立年月日 2013年2月4日
本部所在地 ガントク
ローク・サバー議席数
1 / 545   (0%)
(N/A[1]
ラージヤ・サバー議席数
0 / 245   (0%)
政治的思想・立場 民主社会主義
公式サイト Sikkim Krantikari Morcha
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概要 編集

2013年2月4日、シッキム州西部のソレン(Soreng)で結成された政党である。創設時点での総裁はバールティ・シャルマ(Sharma, Bharti)で、シッキムでは史上初の女性政党党首とされる。しかし、すでにこの時から、実際に党で最大の指導力を保持している人物は、P.S.ゴレイ(P.S.Golay. これは通称で、本名はPrem Singh Tamang)と見られていた。

ゴレイは現・州首相のパワン・クマール・チャムリン率いるシッキム民主戦線(SDF)に所属し、同党が政権を獲得した1994年から州閣僚を務めていたほどのSDF重鎮であった。しかしゴレイは、長期政権を維持するチャムリンへの批判・反対を2009年末から開始していた。実際に、SKMは反SDFを強く標榜している[2]2013年9月、ゴレイはSDFを正式に離党してSKMに加入し[3]、まもなくシャルマから総裁の座を引き継いだ。

2014年4月12日に実施されたシッキム州議会選挙と2014年連邦下院選挙(シッキム選挙区)において、SKMは全ての選挙区に候補者を擁立、SDFとの事実上の一騎討ちを展開した。どちらの選挙でもSDFに敗北したが、シッキム州議会選挙では州都ガントクを中心に10選挙区で勝利、ゴレイも当選している。これによりSKMは州議会内第2位の地位を獲得し、2009年以来のSDFによる州議会32議席独占も破った[4]2019年連邦下院選挙においては、初の1議席を獲得し、国政に参加することとなる。

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  1. ^ Lok Sabha. “Members Seventeenth Lok Sabha Party-wise List(第17回ローク・サバ― 議会政党別リスト)”. ローク・サバー公式サイト. 2019年5月31日閲覧。
  2. ^ Himalayan Mirror, February 5, 2013, p.1.(pdfファイル)
  3. ^ Golay says bye to SDF, finallyThe Telegraph、2013年9月4日(2014年3月17日閲覧)
  4. ^ SDF sweeps Sikkim pollsBusiness Standard、2014年5月17日(2014年5月17日閲覧)

参考 編集