シナモン・エア

スリランカの航空会社

シナモン・エア英語: Cinnamon Air)は、サフラン・アビエーション(英語: Saffron Aviation)が運営するスリランカの航空会社。バンダラナイケ国際空港内にある専用ターミナルから国内各地とコロンボをつないでいる。2013年7月から定期便の運航を開始し、セスナ208水陸両用機(9人乗り)2機とセスナ208B グランドキャラバン(12人乗り)1機を保有している[1]

Cinnamon Air
සිනමන් එයාර්
சிநமன் எயார்
IATA
C7
ICAO
CIN
コールサイン
CINNAMON
設立 2012年
運航開始 2013年
ハブ空港 バンダラナイケ国際空港
保有機材数 3
就航地 15
スローガン Wings of Sri Lanka
本拠地 スリランカ コロンボ
外部リンク www.cinnamonair.com
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概要 編集

シナモン・エアの目標はスリランカの文化三角地帯と、コロンボ、ハンバントタの2都市を結ぶことである。キャンディでは現在は水上空港を利用しているが、空港建設後はそちらを使用する予定である。現在、コロンボとバッティカロアトリンコマリー、ディックウェラ、コッガラ、ベントタ、シーギリアを定期便で、ヌワラ・エリヤとカルピティアを季節運航便で結んでいる。また、チャーター便の運行も行なっており、乗客の依頼によって中央高地から北部地域まで航空機の運航が可能である。定期便は全てスリランカ航空とのコードシェア便として運行されており、スリランカ航空のウェブサイトを通じて世界中から予約をすることができる。

シナモン・エアを保有するサフラン・アビエーション株式会社はスリランカ最大のコングロマリットであり、ジョン・キールズ・ホールディングス、MMBLレジャー・ホールディングス、フェニックス・ベンチャーズ3社の合弁会社である[2]

カトゥナーヤカバンダラナイケ国際空港内にあるシナモン・エアの国内線ターミナルには格納庫と整備施設が付属している。

就航路線 編集

2019年現在、公式サイトによると就航路線は以下の通り[3][4]。キャンディでは上半期(1月1日 - 9月15日)はビクトリア水上空港、冬期は(9月16日 - 12月31日)はポルガラ水上空港で運行される。

国内線 編集

  • コロンボ/バンダラナイケ - バッティカロア、キャッスルリ貯水池、コロンボ/ウォーターズ・エッジ、ディックウェラ、ハンバントタキャンディコッガラシーギリヤトリンコマリー
  • コロンボ/ウォーターズ・エッジ - キャッスルリ水上空港、キャンディ、ディックウェラ、ハンバントタ、コッガラ
  • ハンバントタ - バッティカロア、キャッスルリ貯水池、キャンディ、シーギリヤ
  • キャンディ - バッティカロア(夏期のみ)、ディックウェラ、コッガラ
  • シーギリヤ - バッティカロア、トリンコマリー
  • キャッスルリ貯水池 - コッガラ

運用機材 編集

 
シナモン・エア セスナ208キャラバン1号(ボルゴラ・レザボアー空港)

2019年現在の公式サイトによると運用機材は以下の通り[5]

シナモン・エアの運用機材
機種 運用数 乗客数 備考
セスナ208B グランドキャラバン 1 12 地上用
セスナ208 キャラバン・アンフィビアン 2 9 水上用

脚注 編集

  1. ^ LBO (2012年8月2日). “Sri Lanka’s John Keells, Phoenix Ventures floats local air taxi service” (英語). Lanka Business Online. 2019年8月6日閲覧。
  2. ^ Domestic Airlines Sri Lanka | About Cinnamon Air” (英語). Cinnamon Air. 2019年8月6日閲覧。
  3. ^ Sri Lanka Air Taxi | Cinnamon Air | Winter Air Taxi Schedules” (英語). Cinnamon Air. 2019年8月6日閲覧。
  4. ^ Seaplane Sri Lanka | Cinnamon Air | Summer Air Taxi Schedules” (英語). Cinnamon Air. 2019年8月6日閲覧。
  5. ^ Seaplanes Sri Lanka | Cinnamon Air Fleets | Sri Lanka Air Taxi Service” (英語). Cinnamon Air. 2019年8月6日閲覧。

外部リンク 編集