シニョリン

産業技術総合研究所が創製したタンパク質

シニョリン(chignolin)とは、2004年に、産業技術総合研究所が創製した蛋白質。10個のアミノ酸からできている。

シニョリン立体構造

概要 編集

これまでは、蛋白質が安定した構造になるには最低でも35個のアミノ酸が必要だと考えられていたが、これはわずか10個のアミノ酸から出来た物で、世界最小の蛋白質となっている。[1]

分子量は1104g/mol。

構成しているアミノ酸 編集

シニョリンを構成しているアミノ酸を順番に並べた。[2]

脚注 編集

  1. ^ 10個のアミノ酸からなる「最小のタンパク質」の創製に成功 産業技術総合研究所ニュースリリース
  2. ^ [1] 画像参照

関連項目 編集

外部リンク 編集