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シモーネ・パフンディ

シモーネ・パフンディ（イタリア語: Simone Pafundi、2006年3月14日 - ）は、イタリア・モンファルコーネ出身のサッカー選手。FCローザンヌ・スポルト所属。イタリア代表。ポジションはFW、MF。

シモーネ・パフンディ
名前
ラテン文字 Simone Pafundi
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (2006-03-14) 2006年3月14日（18歳）
出身地 モンファルコーネ
身長 166cm
選手情報
在籍チーム スイスの旗 FCローザンヌ・スポルト
ポジション FW / MF
背番号 30
利き足 左足
ユース
0000-2014 イタリアの旗 UFMモンファルコーネ
2014-2022 イタリアの旗 ウディネーゼ
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2022- イタリアの旗 ウディネーゼ 10 (0)
2024- →スイスの旗 ローザンヌ・スポルト
代表歴2
2021  イタリア U-16 1 (0)
2021-2022  イタリア U-17 5 (4)
2023-  イタリア U-20 5 (1)
2022-  イタリア 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年10月12日現在。
2. 2024年1月26日現在。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

16歳8か月でイタリアA代表初出場を記録し、第一次世界大戦以降で歴代最年少の出場記録を打ち立てた選手である。

クラブ歴 編集

15世紀にアルバニアからイタリア南部に逃れてきたアルバニア人の末裔で、ナポリからモンファルコーネに移住した両親の下に生まれた[1]。地元のASDUフィンカンティエリ・モンファルコーネでサッカーを始め、2014年に行われたサッカー大会に飛び級で参加、このプレーがウディネーゼ・カルチョの目に留まり、同クラブに移籍した[2]。2021-22シーズンにはカンピオナート・プリマヴェーラ2で16歳ながら6得点7アシストを記録し、プロ契約及びトップチーム招集となった[3][4][5]。

2022年5月22日に行われたセリエA最終節で68分にロベルト・ペレイラに代わって投入されてトップチーム初出場を記録、当時16歳2か月8日でエルマンノ・デル・ゾットに次いでクラブ史上2位の若さ、セリエAではクラブ史上最年少での出場記録を打ち立てた。また、2006年生まれの選手としては史上初めてセリエAに出場した選手となった[2][6]。

2024年1月25日、FCローザンヌ・スポルトに買取オプション付きのレンタルで移籍した[7]。レンタル期間は2024年末までで、背番号は30番。

代表歴 編集

年代別代表ではU-16からの出場歴がある。2023 FIFA U-20ワールドカップでは準優勝を記録した[8][9][10]。

A代表では2022年5月に行われたトレーニングキャンプで招集された[4]。同年11月に行われたアルバニア代表及びオーストリア代表との親善試合のメンバーとして招集され、16日のアルバニア代表戦で途中出場を記録した[11][12]。これによって彼は16歳8か月2日でA代表初出場となり、ロドルフォ・ガヴィネッリ、レンツォ・デ・ヴェッキに次いで歴代3位の若さでの記録となったが、先の二人は1911年と1910年の記録であるため、ここ100年、あるいは第一次世界大戦以降では史上最年少の記録となった[13]。

プレースタイル 編集

166cmと小柄ながら、左足の技術に長けたトレクァルティスタである。ボールコントロール、視野、速さに長けており、アシストもシュートも出来るためにファイナルサードでの脅威となる選手である[1][14]。ウディネーゼの元主将であるアントニオ・ディ・ナターレと比較される他、リオネル・メッシの後継者とも称される[14]。

参考文献 編集

  1. ^ a b Pietrella, Francesco (2022年5月24日). “Il "mancino di Maradona" e l'esordio in Serie A a 16 anni e due mesi” (イタリア語). Cronache di spogliatoio. 2022年6月2日閲覧。
  2. ^ a b “Il primo 2006 della storia in Serie A: chi è Simone Pafundi” (Italian). Gianlucadimarzio.com (2022年5月22日). 2022年5月24日閲覧。
  3. ^ Nalesso, Pietro (2022年3月14日). “Udinese, Pafundi da record: primo contratto da professionista” (イタリア語). MondoPrimavera. 2022年6月2日閲覧。
  4. ^ a b Sala, Federico (2022年5月21日). “Simone Pafundi, chi è il classe 2006 convocato in Nazionale da Mancini” [Simone Pafundi, who is in the class of 2006 called up for the national team by Mancini] (イタリア語). La Repubblica. 2022年5月22日閲覧。
  5. ^ Nalesso, Pietro (2022年5月14日). “Udinese, scatta l'ora Pafundi: prima chiamata tra i grandi” (イタリア語). MondoPrimavera. 2022年6月2日閲覧。
  6. ^ Bergantini, Luca (2022年5月22日). “Udinese, per Pafundi arriva la ciliegina sulla torta. Esordio in Serie A” (イタリア語). MondoPrimavera. 2022年6月2日閲覧。
  7. ^ “Simone Pafundi est Lausannois!” (フランス語). FC Lausanne-Sport (2024年1月25日). 2024年1月25日閲覧。
  8. ^ “Ufficializzata la lista dei 21 convocati per il Mondiale in Argentina” (イタリア語). Italian Football Federation (2023年5月11日). 2023年5月11日閲覧。
  9. ^ “Returning Rodriguez snatches Uruguay maiden title”. FIFA (2023年6月11日). 2023年6月12日閲覧。
  10. ^ Di Chiaro, Michael (2023年6月11日). “Uruguay-Italia Under 20 1-0: Luciano Rodriguez stende gli Azzurrini, sudamericani Campioni del Mondo” (イタリア語). Goal.com. 2023年6月12日閲覧。
  11. ^ “Trentuno convocati per le amichevoli con Albania e Austria: torna Chiesa, prima chiamata per Fagioli, Miretti e Pafundi” (イタリア語). Federazione Italiana Giuoco Calcio (2022年11月11日). 2022年11月13日閲覧。
  12. ^ “Chi è Simone Pafundi, il trequartista mancino che Mancini ha portato in Nazionale nonostante una sola presenza in A”. https://calcio247.it/2022/11/12/chi-e-simone-pafundi-il-trequartista-mancino-che-mancini-ha-portato-in-nazionale-nonostante-una-sola-presenza-in-a/ 2022年11月12日閲覧。 
  13. ^ “Pafundi diventa il più giovane esordiente azzurro da 100 anni. La Top 10” (イタリア語). La Gazzetta dello Sport (2022年11月16日). 2022年11月16日閲覧。
  14. ^ a b Dafirbillah, Karim (2022年4月3日). “Simone Pafundi, l'X Factor della Primavera dell'Udinese” (イタリア語). MondoPrimavera. 2022年6月2日閲覧。

外部リンク 編集

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