シャルル=フィリップ・ドルレアン
シャルル=フィリップ・マリー・ルイ・ドルレアン(Charles-Philippe Marie Louis d'Orléans, 1973年3月3日 - )は、フランスの旧統治者家門オルレアン家の子孫の1人。アンジュー公の儀礼称号を称しているが、この称号はレジティミストのフランス王位請求者ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボンと競合状態にある。
シャルル=フィリップ・ドルレアン Charles-Philippe d'Orléans | |
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全名 | Charles-Philippe Marie Louis d'Orléans |
称号 | アンジュー公 |
出生 |
1973年3月3日(51歳) フランス、パリ |
配偶者 | ディアナ・アルヴァレシュ・ペレイラ・デ・メロ |
子女 | イザベル |
家名 | オルレアン家 |
父親 | エヴルー伯ミシェル |
母親 | ベアトリス・パスキエ・ド・フランリュー |
概略 編集
オルレアニストのフランス王位請求者パリ伯アンリの三男であるエヴルー伯ミシェルと、その妻のベアトリス・パスキエ・ド・フランリュー(Béatrice Pasquier de Franclieu、1941年)の間の第3子、長男として生まれた。2004年12月8日、伯父でオルレアン家家長のパリ伯およびフランス公アンリによって、アンジュー公に叙爵された。ブルボン家嫡系の家長を名乗り、オルレアン家とは対立関係にあるレジティミストのフランス王位請求者ルイス・アルフォンソが、1986年以降アンジュー公の称号を名乗っていたため、同じ公爵位を名乗る人物が同時に2人存在することになった。
また同じ2004年に聖ラザロ騎士団の総長に選出されたが、この総長職についてもその正統性をめぐり、セビーリャ公フランシスコ・デ・ボルボン、アルマザン侯カルロス・ゲレダ・デ・ボルボン、メルキト東方典礼カトリック教会総主教グレゴリオス3世ラハムらと競合状態にあった。2010年3月、「個人的な理由」から急遽、聖ラザロ騎士団総長の辞任を発表した。現在はセビーリャ公・アルマザン侯・グレゴリオ3世のグループが正統とされている。
2008年6月21日ポルトガルのエヴォラ大聖堂にて、カダヴァル公爵家の第11代当主ディアナ・アルヴァレシュ・ペレイラ・デ・メロと結婚。夫妻は両シチリア王フランチェスコ1世を共通の先祖にもつ。
子女 編集
妻ディアナとの間に娘を1人もうけている[1]。
- イザベル(2012年 - )