シャレット: charrette)、またはデザインシャレットシャレットワークショップは、アーバンデザインまちづくりの手法の一つ。専門家が短期間に協同してデザインを行う。

本来はフランス語で荷馬車という意味。エコール・デ・ボザールの学生たちが、設計課題の提出日になると、荷馬車に図面を積み込み、学校に駆けつけて来ることから、「シャレット」という言葉が、短い時間に駆け込む(集中する)というような意味で使われるようになった[1]

シャレットは、1960年代米国の設計事務所CRSSの創設者ビル・コーディルによってはじめられた[2]。通常、1週間程度の短期間に、20人近くの様々な領域の専門家が、行政や住民と会合を重ね、何回も議論を繰り返しながら具体的な計画案を示し、最終的な合意案を確定する[3]

脚注 編集

  1. ^ シャレットワークショップについて
  2. ^ W.ペニヤ著、本田邦夫訳、建築計画の展開―プロブレム・シーキング 、鹿島出版会、1977(ISBN 4306052125
  3. ^ 「まちづくり」における「シャレットワークショップ」の実験と評価に関する研究

外部リンク 編集