シュメール文学(シュメールぶんがく、Sumerian literature)は、中期青銅器時代シュメール語で書かれた文学である。シュメール文学の大部分は、アッシリアバビロニアでの複製を通じて間接的に保存されている。

陶石版に書かれたシュメール文学

シュメール人は、最初の筆記システムを発明し、紀元前30世紀頃までに原文字から楔形文字を発展させた。最初の文章は、紀元前27世紀頃に現れた。

シュメール語は、アッカド帝国やバビロニアの公文書や文学に残る。話し言葉が消滅した後も文字は広がり、学生が複製したシュメール文学はバビロニア文学に非常に大きな影響を与えた。

シュメール文学は今日まで直接は伝わっておらず、考古学により再発見された。アッカド文学やバビロニア文学には、シュメール文学から借用したものが多くあり、中東中に広がって、この地域の文学に多くの影響を与えた。

重要な文学作品 編集

参考文献 編集

  • 小林登志子『シュメル 人類最古の文明』中央公論新社〈中公新書〉、2005年。

外部リンク 編集