シンシア・レノン
シンシア・レノン(Cynthia Lennon、旧姓: Powell 1939年9月10日 - 2015年4月1日)は、ビートルズのジョン・レノンの初妻。ジュリアン・レノンの母。
生い立ち 編集
1939年9月10日、イギリスのリヴァプールの北に位置するブラックプールで、アイルランド系のパウエル家に生まれる。
1957年、リヴァプール・カレッジ・オブ・アートに入学。翌年、ジョン・レノンと出会う。1961年、リヴァプール・カレッジ・オブ・アートを卒業する。1962年にジョンと結婚。二人の間には1963年に、のちにミュージシャンとなる息子ジュリアン・レノンが誕生している。ビートルズの成長を目の当たりにし、スウィンギング・シックスティーズ と呼ばれた華やかな時代をロンドンや近郊のサリー州で過ごす。1968年に離婚し、シンシアはジュリアンの親権を得て、これを引き取る。
晩年は、4度目の結婚相手である夫ノエル・チャールズを2013年に失い、2015年4月1日、スペイン、マヨルカ島の自宅にて、癌により75歳で死去。最期は息子のジュリアンがみとったという[1]。
著書 編集
- 『素顔のジョン・レノン : 瓦解へのプレリュード』江口大行、シャーロット・デューク共訳 シンコーミュージック・エンタテイメント 1981年4月
- A Twist of Lennon (1980年) - 『ジョン・レノンに恋して』吉野由樹訳 河出書房新社 2007年3月 - JOHN (2005年)ISBN 978-4309204758
脚注 編集
- ^ “【訃報】シンシア・レノンさん=ビートルズのジョン・レノンの最初の妻”. 読売新聞. (2015年4月2日) 2015年4月2日閲覧。