シークレット・ガーデン

シークレット・ガーデンSecret Garden)は、アイルランド/ノルウェーニューエイジ・ミュージック新古典派音楽を演奏する2人組。ノルウェー出身の作曲家ピアニストロルフ・ラヴランド (Rolf Løvland) とアイルランド出身のヴァイオリニストフィンヌーラ・シェリー (Fionnuala Sherry) によって構成されている。

シークレット・ガーデン
Secret Garden
ロルフ・ラヴランドとフィンヌーラ・シェリー
基本情報
出身地 アイルランドの旗 アイルランド ノルウェー
ジャンル クラシックケルト、ノルウェー・フォーク、ニューエイジ
活動期間 1995年 -
共同作業者 フィンヌーラ・ジル
公式サイト www.secretgarden.no
メンバー フィンヌーラ・シェリー
ロルフ・ラヴランド

概要 編集

インストゥルメンタルの楽曲が多い。

日本ではニューエイジ癒し系音楽)として分類されることが多い。

1994年に発売されたアルバム内の楽曲「ノクターン」(Nocturne) が、1995年のユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリに輝き、これをきっかけに1996年にアルバム『ソングス・フロム・ア・シークレット・ガーデン』でメジャー・デビューを果たした。

このファースト・アルバムは世界中で100万枚以上を売り上げ、ノルウェー、韓国でプラチナディスクを、アイルランド香港ニュージーランドでゴールドディスクを獲得している。またアメリカ合衆国ビルボード・ニューエイジ・チャートでも、1996年から1997年にかけて長期にわたりチャートインしている。

彼らの最も有名な曲は、2002年のアルバム『レッド・ムーン』収録の「ユー・レイズ・ミー・アップ」であり、ジョシュ・グローバンウエストライフなど多くのアーティストにカバーされている。

ステージで共演した韓国の歌手KAIが、音楽的影響を受けたアーティストとしてシークレット・ガーデンの名を挙げている[1]

ディスコグラフィ 編集

スタジオ・アルバム 編集

  • 『ソングス・フロム・ア・シークレット・ガーデン』 - Songs from a Secret Garden (1996年)
  • 『ホワイト・ストーンズ』 - White stones (1997年)
  • 『ニュー・センチュリー』 - Dawn of a New Century (1999年)
  • レッド・ムーン』 - Once in a Red Moon (2002年)
  • 『アースソングス』 - Earthsongs (2005年)
  • Inside I'm Singing (2007年)
  • 『新しきはじまりの歌』 - Winter Poem (2011年)
  • Just the Two of Us (2013年)
  • 『ストーリーテラー』 - Storyteller (2019年)

ライブ・アルバム 編集

  • Live at Kilden (2016年)

コンピレーション・アルバム 編集

  • Fairytales (1998年)
  • Highlights (1999年)
  • 『ドリームキャッチャー〜ベスト・オブ・シークレット・ガーデン』 - Dreamcatcher: Best of Secret Garden (2000年)
  • 『ザ・ベスト・オブ・シークレット・ガーデン』 - The Best of Secret Garden (2004年)
  • The Ultimate Secret Garden (2004年)
  • You Raise Me up - The Collection (2018年)

日本での公演 編集

脚注 編集

  1. ^ KAI、直撃インタビュー!”. Ran Ran Entertainment (2012年4月6日). 2017年10月18日閲覧。

外部リンク 編集

先代
Paul Harrington with Charlie McGettigan
ユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝者
1995
次代
Eimear Quinn
先代
Elisabeth Andreassen & Jan Werner Danielsen
ユーロビジョン・ソング・コンテスト・ノルウェー代表
1995
次代
Elisabeth Andreassen