ジャック・ロード
ジャック・ロード(Jack Lord、本名John Joseph Patrick Ryan、1920年12月30日 - 1998年1月21日[1][2])はアメリカ合衆国の俳優。テレビドラマ『ハワイ5-0』のスティーブ・マクギャレット役で知られる。
ジャック・ロード Jack Lord | |
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ハワイ5-0の宣伝の際に撮影されたジャック | |
本名 | John Joseph Patrick Ryan |
生年月日 | 1920年12月30日 |
没年月日 | 1998年1月21日(77歳没) |
出生地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州 |
死没地 | アメリカ合衆国ハワイ州 |
職業 | 俳優 |
配偶者 | Marie de Narde |
主な作品 | |
ハワイ5-0 007 ドクター・ノオ |
来歴 編集
ニューヨーク市ブルックリンに汽船会社の重役の子として生まれる[1][2]。フットボールの奨学金を得てニューヨーク大学で美術を専攻[1][2]。ロードの描いた絵画はメトロポリタン美術館に架かっている[2]。大学を中退して地中海で船員として働く[3]。ニューヨークに戻ると、ショールームでキャデラックを売りながら[1][3]、夜間にネイバーフッド・プレイハウスで演劇を学び[1][2]、アクターズ・スタジオでもマーロン・ブランドやポール・ニューマンと共に学んで[2]、ブロードウェイで『熱いトタン屋根の猫』などの舞台に出演した[1]。1955年にロサンゼルスに移住[3]。テレビドラマや映画に出演し、『007 ドクター・ノオ』ではショーン・コネリー演ずるジェームズ・ボンドに協力するCIAのフェリックス・ライターを演じた[2]。
1968年から始まった刑事もののテレビドラマ『ハワイ5-0』では、主役のスティーブ・マクギャレットを演じた。このドラマはハワイが舞台で同地でオール・ロケが行われたため、ロードはハワイに居住した。同ドラマは12シーズンの長寿番組となり、80ヶ国以上で放映された。ロードは同番組で主演しただけでなく、制作にも深く関わり、何本かは監督も行った。1980年にドラマが終了した後もロードはハワイに住み続け、同地で死去した[1][2]。
私生活 編集
船員をしていたとき乗客と結婚し、妊娠を知らされるが、彼女がアメリカ合衆国での生活を望まなかったため離婚した。生まれた息子とは幼少のとき一度だけ会ったが、13歳のときに事故死した[3]。1952年にファッション・デザイナーをしていた[1]年上の Marie de Narde と再婚する[3]が、こちらは子供に恵まれなかった[1]。
主な出演 編集
映画 編集
- 軍法会議 - The Court Martial of Billy Mitchell(1956年)
- 放浪の王者 - The Vagabond King(1956年)
- 決断 - The Hangman(1958年)
- 真昼の欲情 - God's Little Acre(1958年)
- 西部の人 - Man of the West(1958年)
- 007 ドクター・ノオ - Dr.No(1962年)
- 縛り首の三人 - The Ride to Hangman's Tree(1967年)
テレビ 編集
参照 編集
- ^ a b c d e f g h i Mifflin, Lawrie (1998年1月23日). “Jack Lord, 77, Helped Direct And Starred In 'Hawaii Five-O'” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2009年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Vallance, Tom (1998年1月23日). “Obituary: Jack Lord” (英語). インデペンデント 2009年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e Day, Carol (1998年2月9日). “Stranger in Paradise” (英語). ピープル 2009年7月2日閲覧。
外部リンク 編集
- Jack Lord - IMDb(英語)
- Jack Lord - インターネット・ブロードウェイ・データベース(英語)
- Jack Lord - オールムービー(英語)
- ジャック・ロード - Find a Grave(英語)