ジュディ・ホリデイJudy Holliday、本名:Judith Tuvim、1921年6月21日 - 1965年6月7日)は、アメリカ合衆国女優

ジュディ・ホリデイ
Judy Holliday
Judy Holliday
本名 Judith Tuvim
生年月日 (1921-06-21) 1921年6月21日
没年月日 (1965-06-07) 1965年6月7日(43歳没)
出生地 ニューヨーク
死没地 ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優
配偶者 Dave Oppenheim (1948-1958)
 
受賞
アカデミー賞
主演女優賞
1950年ボーン・イエスタデイ
ゴールデングローブ賞
女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
1950年『ボーン・イエスタデイ』
トニー賞
ミュージカル主演女優賞
1957年Bells Are Ringing
その他の賞
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生涯 編集

ニューヨーク市出身。祖先はロシアユダヤ人。ちなみに本名のTuvimとはヘブライ語で休日(Holiday)の意味。

高校卒業後に最初についた職が、オーソン・ウェルズジョン・ハウスマンの運営するマーキュリー・シアターでの電話交換手だった[1][2]。1938年にベティ・コムデンアドルフ・グリーンらとThe Revuersというボードヴィルのユニットを結成しナイトクラブなどで活動した。

1944年に『Greenwich Village』で映画デビューしたがこれは端役での出演であった。翌年にはブロードウェイの舞台に進出、1946年から1949年の『ボーン・イエスタデイ』が大ヒットとなり脚光を浴びた。この作品の映画化権を買ったコロムビア映画は主役に同社のスターであるリタ・ヘイワースをあてる考えで、その代わりホリデイには『アダム氏とマダム』でキャサリン・ヘプバーンスペンサー・トレイシーとの共演の機会が与えられた。ところがこの頃アリ・カーンと結婚したばかりのヘイワースはスケジュールの調整がつかず、結局ホリデイが映画でも主演することになった。

1950年に公開された映画『ボーン・イエスタデイ』でホリデイは、『サンセット大通り』のグロリア・スワンソンや『イヴの総て』のベティ・デイヴィスをおさえてアカデミー主演女優賞を獲得した。1957年には『Bells Are Ringing』でトニー賞主演女優賞(ミュージカル部門)を受賞、同作の映画化でも主役を演じた。

1948年に音楽家と結婚。一児を儲けるが1958年に離婚。1965年に咽頭癌により43歳で死去。

主な出演作品 編集

公開年 邦題
原題
役名 備考
1949 アダム氏とマダム
Adam's Rib
ドリス
1950 ボーン・イエスタデイ
Born Yesterday
エマ・ドーン アカデミー主演女優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1954 有名になる方法教えます
It Should Happen to You
グラディス・グローヴァー
1956 純金のキャデラック
The Solid Gold Cadillac
ローラ・パートリッジ
1960 ベルズ・アー・リンギング
Bells Are Ringing
エラ・ピーターソン

参照 編集

  1. ^ "Judy Holiday, 42, Is Dead of Cancer", The New York Times, June 8, 1965, p. 1
  2. ^ "Judy Holliday (1921–1965) Biography", Jewish Women's Archive (jwa.org), retrieved February 21, 2010

外部リンク 編集