ジュリア・ルイス=ドレイファス

ジュリア・ルイス=ドレイファスJulia Louis-Dreyfus, 本名: Julia Scarlett Elizabeth Louis-Dreyfus, 1961年1月13日 - )は、アメリカ合衆国出身の女優コメディアンプロデューサーニューヨークマンハッタン出身。アメリカの国民的テレビシリーズ『となりのサインフェルド』のレギュラーの1人、エレイン役で有名。

ジュリア・ルイス=ドレイファス
Julia Louis-Dreyfus
Julia Louis-Dreyfus
2012年
本名 Julia Scarlett Elizabeth Louis-Dreyfus
生年月日 (1961-01-13) 1961年1月13日(63歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
職業 女優コメディアンプロデューサー
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1982年 -
配偶者 ブラッド・ホール(1982年 - )
主な作品
映画
バグズ・ライフ
おとなの恋には嘘がある
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
テレビ
サタデー・ナイト・ライブ
となりのサインフェルド
Veep/ヴィープ
 
受賞
放送映画批評家協会賞
主演女優賞(コメディシリーズ部門)
2013年『Veep/ヴィープ
2014年『Veep/ヴィープ』
エミー賞
作品賞(コメディシリーズ部門)
2015年『Veep/ヴィープ』
2016年『Veep/ヴィープ』
2017年『Veep/ヴィープ』
主演女優賞(コメディシリーズ部門)
2006年『The New Adventures of Old Christine
2012年『Veep/ヴィープ』
2013年『Veep/ヴィープ』
2014年『Veep/ヴィープ』
2015年『Veep/ヴィープ』
2016年『Veep/ヴィープ』
2017年『Veep/ヴィープ』
助演女優賞(コメディシリーズ部門)
1996年『となりのサインフェルド
ゴールデングローブ賞
助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)
1993年『となりのサインフェルド』
全米映画俳優組合賞
女優賞(コメディシリーズ部門)
1996年『となりのサインフェルド』
1997年『となりのサインフェルド』
2013年『Veep/ヴィープ』
2016年『Veep/ヴィープ』
2017年『Veep/ヴィープ』
アンサンブル賞(コメディシリーズ部門)
1996年『となりのサインフェルド』
1997年『となりのサインフェルド』
2017年『Veep/ヴィープ』
その他の賞
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略歴 編集

フランスユダヤ人。父ジェラール・ルイ=ドレフュス(別名ウィリアム・ルイス=ドレイファス)はルイ=ドレフュス財閥の出で、『フォーブス』誌によると29億ドルの資産を持つ大富豪である。

また、大富豪でフランスのサッカークラブ、オリンピック・マルセイユの主要株主のロベール・ルイ=ドレフュスは従兄にあたる。

キャリア 編集

1982年から1985年の間、『サタデー・ナイト・ライブ』のメンバーとして参加。コメディエンヌとしての腕を磨く。このとき、後に『となりのサインフェルド』を手掛けることとなるラリー・デイヴィッドと出会う。

その後もいくつかのコメディ番組や映画に出演した彼女は、1990年よりデイヴィッドが手掛けるコメディシリーズ『となりのサインフェルド』のレギュラーとして出演。ドラマはアメリカのテレビ史上最大のヒット作の1つ言われる番組となり、このエレイン役として彼女は特に有名となる。エミー賞でも助演女優賞を一度受賞し、7年に渡って候補になっている。

『となりのサインフェルド』終了後は製作も務めた『Watching Ellie』で主演をしたが、キャンセルの憂き目に遭う。このいわゆる「サインフェルドの呪い」と言われるジンクスに当たった彼女は長らく低迷を続けていたが、2006年よりスタートしたCBSの『The New Adventures of Old Christine』は視聴率・内容ともに好調なものとなり、事実上の復活を果たす。第58回プライムタイム・エミー賞でも主演女優賞を受賞した。

2012年よりスタートしたHBOのコメディドラマ『Veep/ヴィープ』では主演だけでなく、プロデューサー(製作)としても参加し、エミー賞主演女優賞を2012年から2017年まで6年連続で受賞しているほか、2015年から2017年まで3年連続で作品賞 (コメディシリーズ部門)と主演女優賞の両方で受賞を果たした[1]

また、2013年には映画『おとなの恋には嘘がある』に出演し、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

フィルモグラフィー 編集

映画 編集

邦題/原題 役名 備考
1986 トロル
Troll
ジャネット・クーパー
ハンナとその姉妹
Hannah and Her Sisters
メアリー
ミスター・ソウルマン
Soul Man
リサ・スティンソン
1989 ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション
National Lampoon's Christmas Vacation
マーゴ・チェスター
1993 みんな愛してる
Jack the Bear
ペギー・エティンガー
1994 ノース 小さな旅人
North
ノースの母
1996 ニール・サイモンのロンドン・スイート
London Suite
デボラ TVM
1997 ファーザーズ・デイ
Fathers' Day
キャリー・ローレンス
地球は女で回ってる
Deconstructing Harry
レスリー
1998 バグズ・ライフ
A Bug's Life
アッタ 声の出演
2013 プレーンズ
Planes
ロシェル 声の出演
おとなの恋には嘘がある
Enough Said
エヴァ
2020 ダウンヒル
Downhill
ビリー・スタウントン 兼製作
2021 ブラック・ウィドウ

Black Widow

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ エンドクレジット
2022 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー

Black Panther: Wakanda Forever

2025
Thunderbolts
撮影中

テレビ 編集

邦題/原題 役名 備考
1982 - 1985
2006 - 2007
2016
サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
複数の役 60エピソード
1998 ファミリータイズ
Family Ties
スーザン・ホワイト 1エピソード
1990 - 1998 となりのサインフェルド
Seinfeld
エレイン・ベネス メインキャスト
177エピソード
エミー賞 助演女優賞(コメディシリーズ部門)受賞
ゴールデングローブ賞 助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)受賞
全米映画俳優組合賞 女優賞(コメディシリーズ部門)受賞(1996,1997年)
全米映画俳優組合賞 アンサンブル賞(コメディシリーズ部門)受賞(1996,1997年)
1992 恐竜家族
Dinosaurs
ヘザー・ワーシントン 声の出演
1エピソード
1997 ヘイ・アーノルド!
Hey Arnold!
ミス・フェルター 声の出演
1エピソード
2000 - 2001
2009
ラリーのミッドライフ★クライシス
Curb Your Enthusiasm
ジュリア・ルイス=ドレイファス / エレイン・ベネス 8エピソード
2001
2007 - 2008
ザ・シンプソンズ
The Simpsons
グロリア 声の出演
3エピソード
2004 - 2005 アレステッド・ディベロプメント
Arrested Development
マギー・リザー 4エピソード
2006 - 2010 The New Adventures of Old Christine クリスティン・キャンベル 主演
88エピソード
2010 30 ROCK/サーティー・ロック
30 Rock
リズ・レモン 1エピソード
2012 - Veep/ヴィープ[2] セリーナ・メイヤー 主演兼製作(2012年 - 2014年)、製作総指揮(2015年 - )[3]
エミー賞 作品賞(コメディ部シリーズ門)受賞(2015-2017年)
エミー賞 主演女優賞(コメディシリーズ部門)受賞(2012-2017年)
全米映画俳優組合賞 女優賞(コメディシリーズ部門)受賞(2016,2017年)
放送映画批評家協会賞 主演女優賞(コメディシリーズ部門)受賞(2013,2014年)
2021 ファルコン&ウィンターソルジャー

The Falcon and the Winter Soldier

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ 2エピソード

脚注 編集

外部リンク 編集