ジョナ・ウッドソン・ヘックスJonah Woodson Hex)は、DCコミックス西部劇作品に登場するアンチヒーロージョン・アルバノトニー・デズニガによって創造された。顔面右部分に大きな醜い傷を持つガンマンバウンティハンターとして知られる。

ジョナ・ヘックス
Jonah Hex
出版の情報
出版者DCコミックス
初登場All-Star Western #10
(1972年2月 - 3月)
クリエイタージョン・アルバノ
トニー・デズニガ
作中の情報
本名Jonah Woodson Hex
所属チームアパッチナバホ族
アメリカ連合国軍
カイオワ族
Black Lantern Corps
著名な別名The Mark of the Demon
Hex

出版史 編集

ジョナ・ヘックスはAll-Star Western第10号で初登場し、同誌がWeird Western Talesへと改題し、物語がScalphunterにスポットが移る第38号(1977年)までの間メインキャラクターを務めた。同年には自身を主役としたJonah Hex誌が刊行され、マイケル・フライシャーをメインライターに迎えて92号まで続いた。

Jonah Hex誌は1985年のCrisis on Infinite Earthsの間にキャンセルされたが、同年にはフライシャーによる新シリーズHexがスタートし、18号まで続いた。同誌はジョナ・ヘックスがタイムトラベルし、21世紀の荒廃した世界を舞台に活躍するという終末ものとなっている。

Vertigoレーベルからは、"Two-Gun Mojo"(全5号、1993年)、"Riders of the Worm and Such"(全5号、1995年)、"Shadows West"(全3号、1999年)の3つテーマのミニシリーズが出版された。それらはすべてジョー・R・ランスデイルが原作、ティム・トルーマンが作画した。

2005年11月、DCコミックスはジャスティン・グレイジミー・パルミオッティによる新シリーズJonah Hexを開始した。

2010年には映画公開に合わせてグレイとパルミオッティによるグラフィックノベルJonah Hex: No Way Backが発売される。

キャラクター経歴 編集

能力 編集

ヘックスはマーク・オブ・ザ・デーモンの異名を持つガンマンであり、ほとんど百発百中に近い射撃能力を持つ。また、戦術に長けた戦闘兵としての一面を持つ。

登場作品 編集

主要シリーズ 編集

  • All-Star Western (10-11号; 1972年)
  • Weird Western Tales (12-14,16-38号; 1972–1977年)
  • Jonah Hex (Vol. 1 1-92号; 1977–1985年)
  • Jonah Hex Spectacular (1号; 1978年秋)
  • Hex (1-18号; 1985–1987年)
  • Secret Origins (Vol. 3 21号; 1987年12月)
  • Jonah Hex: Two Gun Mojo (1-5号; 1993年)
  • Jonah Hex: Riders of the Worm and Such (1-5号; 1995年)
  • Jonah Hex: Shadows West (1-3号; 1999年)
  • Jonah Hex (Vol. 2 1号-継続中; 2005年–現在)
  • Jonah Hex: No Way Back (2010年6月)

他メディアでの登場 編集

テレビ 編集

映画 編集

外部リンク 編集

関連項目 編集