ジョン・エサリッジ[1]John Etheridge1948年1月12日 - )は、イングランド出身のミュージシャンギタリストソングライター

ジョン・エサリッジ
John Etheridge
ソフト・マシーン - ノルウェー・オスロ公演(2018年9月)
基本情報
生誕 (1948-01-12) 1948年1月12日(76歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド
ロンドンランベス
ジャンル プログレッシブ・ロック
ジャズ・フュージョン
ブルース・ロック
職業 ミュージシャンギタリストソングライター
担当楽器 ギター
活動期間 1966年 - 現在
共同作業者 ダリル・ウェイズ・ウルフ、ソフト・マシーンセカンド・ヴィジョン、ソフト・マシーン・レガシー、ステファン・グラッペリナイジェル・ケネディジョン・ウィリアムス
公式サイト www.johnetheridge.com

主にジャズ・ロックプログレッシブ・ロックの分野で活動。特に「ソフト・マシーン」のメンバーとして知られている。

来歴 編集

1972年末、ダリル・ウェイ(元カーヴド・エアヴァイオリン奏者)等と共にダリル・ウェイズ・ウルフを結成し、3枚のアルバムを発表。その後、アラン・ホールズワースの推薦により、彼の後任としてプログレッシブ・ロックバンドソフト・マシーンに加入する。1978年から数年間は、ステファン・グラッペリのサポート・ギタリストとして活動。以後、アンディ・サマーズダニー・トンプソン等と共演。2000年代には、ソフト・マシーンの元メンバーによるバンド、ソフト・マシーン・レガシーで、主にライブを中心に活動していた。

演奏スタイル 編集

演奏スタイルは速弾きを中心としたフュージョンスタイルで、ファンキーリズムギターをも得意とする。ピッキングテクニックが秀逸であるが、映像などで確認するとレガート巧者でもある。

使用機材 編集

ソフト・マシーン時代にはギブソン社のSGモデルを使用していた。現在はビブラート・ユニットを搭載したセミアコースティックヤマハを愛用しているようである。

ディスコグラフィ 編集

ソロ・アルバム 編集

  • 『アッシュ』 - Ash (1994年)
  • Chasing Shadows (2001年)
  • I Didn't Know (2004年)
  • Stitched Up (2008年) ※トリオ・ノースと連名
  • In House - Live in London (2007年)
  • Break Even (2008年)
  • Alone! Live (2009年)
  • Men of Wire (2010年)

イカルス 編集

  • 『ザ・マーヴェル・ワールド・オブ・イカルス』 - The Marvel World of Icarus (1972年)

ダリル・ウェイズ・ウルフ 編集

  • 『カニス・ループス』 - Canis Lupis (1973年)
  • 『サチュレーション・ポイント(飽和点)』 - Saturation Point (1973年)
  • 『群狼の夜の歌』 - Night Music (1974年)

ソフト・マシーン 編集

  • 『ソフツ』 - Softs(1976年)
  • 『アライヴ・アンド・ウェル(ライヴ・イン・パリ)』 - Alive & Well: Recorded in Paris(1978年) ※1977年7月収録
  • 『ラバー・リフ』 - Rubber Riff(1994年) ※1976年・ジェンキンス作曲によるTV用録音
  • 『ブリティッシュ・ツアー‘75』 - British Tour ´75(2005年) ※1975年10月収録
  • 『ヒドゥン・ディテールズ -隠された真実-』 - Hidden Details(2018年)
  • 『ライヴ・アット・ザ・ベイクドポテト2019』 - Live At The Baked Potato (2020年、Tonefloat) ※2019年2月収録

セカンド・ヴィジョン 編集

  • 『ファースト・ステップス』 - First Steps (1980年)

Sweet Chorus 編集

  • Sweet Chorus (1998年)
  • Small Hotel (2009年)

ソフト・マシーン・レガシー 編集

  • 『ライヴ・イン・ザーンダム2005』 - Live in Zaandam(2005年)
  • 『ソフト・マシーン・レガシー』 - Soft Machine Legacy(2006年)
  • 『スティーム』 - Steam(2007年)
  • 『ライヴ・アドヴェンチャーズ 2010』 - Live Adventures(2010年)
  • 『バーデン・オブ・プルーフ』 - Burden of Proof(2013年)

コラボレーション・その他プロジェクト 編集

  • ユーディ・メニューイン&ステファン・グラッペリ  : 『ティー・フォー・トゥー』 - Tea for Two (1978年)
  • ステファン・グラッペリ : Live at Carnegie Hall (1978年)
  • ディディエ・ロックウッド : 『ニュー・ワールド』 - New World (1978年)
  • ユーディ・メニューイン&ステファン・グラッペリ : 『鳥類譜』 - Strictly for Birds (1980年)
  • ステファン・グラッペリ : 『アット・ザ・ワイナリー』 - At the Winery (1980年)
  • Various Artists : 『シークレット・ポリスマンズ・コンサート』 - The Secret Policeman's Concert (1981年)
  • ビッグ・ジュリス&ジョン・エサリッジ : 『ボヘミア』 - Bohem-ia (1988年)
  • ディック・ヘクストール=スミス : Uprising: Live 1990 (1990年)
  • ジョン・アルトマン : Hear my song (1991年)
  • ディック・ヘクストール=スミス&ジョン・エサリッジ・グループ : Obsession Fees (1992年)
  • Various Artists : 『紫のけむり (ジミ・ヘンドリックス・トリビュート)』 - Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix (1993年) ※ナイジェル・ケネディ「Fire」に参加
  • アンディ・サマーズ&ジョン・エサリッジ : 『インビジブル・スレッズ - アンプラグド』 - Invisible Threads (1993年)
  • エルトン・ディーン : Two's and Three's (1994年)
  • ダニー・トンプソン : What-ever's Best (1995年)
  • セオ・トラヴィス : Secret Island (1996年)
  • ナイジェル・ケネディ : Kafka (1996年)
  • ナイジェル・ケネディ : The Kennedy Experience - The Music of Jimi Hendrix (1998年)
  • クリス・ギャリック : Different Strokes (1999年)
  • イアン・モズレー&ベン・キャッスル : Postman Kind (2001年)
  • ジョン・ウィリアムス : The Magic Box (2001年)
  • クリス・ギャリック&ジョン・エサリッジ : At the Dimming of the Day (2006年)
  • ジョン・ウィリアムス&ジョン・エサリッジ : Places Between: Live in Dublin (2006年)
  • In House : Live in London (2007年)
  • クリス・ギャリック&ジョン・エサリッジ : Men on Wire (2009年)
  • クリス・ギャリック&ジョン・エサリッジ : When the World Stopped for Snow (2013年)
  • ヴィマラ・ロウ&ジョン・エサリッジ : Out of the Sky (2016年)

脚注 編集

  1. ^ ジョン・エスリッジ」の表記もある。

外部リンク 編集