ヴィンセント・ジョージ・ローデン(Vincent George Rhoden、1926年12月13日 - )は、ジャマイカ陸上競技選手。1940年代から1950年代にかけて活躍した陸上選手である。1952年ヘルシンキオリンピックの金メダリストである。

ジョージ・ローデン Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム Vincent George Rhoden
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
種目 短距離走
生年月日 (1926-12-13) 1926年12月13日(97歳)
獲得メダル
ジャマイカの旗 ジャマイカ
陸上競技
オリンピック
1952 ヘルシンキ 400m
1952 ヘルシンキ 4×400mリレー
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経歴 編集

ローデンは1948年ロンドンオリンピックに出場するも、100mは予選落ち、400mは準決勝どまりという結果に終わり、メダルはおろか決勝にも進出することができなかった。また、ローデンは優勝候補と見られていた4×400mリレーのジャマイカチームのメンバーであった。しかし、決勝でメンバーのうち、アーサー・ウィント筋肉を傷め途中棄権。メダルの獲得はならなかった。

ローデンは、1950年8月に400mで世界新記録となる45秒8をマーク。さらに、アメリカAAUの大会の400mでは1949年から3連覇。さらに大学在学中には全米学生選手権で、1951年には220ヤード、1950年から440ヤードで3連覇を果たしている。

1952年ヘルシンキオリンピックは、4年前と比べ、見違えるような成績を残す。世界記録を持っていた400mでは、大会前から優勝候補の呼び声が高かった。レースは、同僚で前回の銀メダリストであるハーブ・マッキンリーと接戦を演じ、45秒9の同タイムながら、ローデンが金メダルを獲得。4×400mリレーでは、ジャマイカのアンカーを務め、アメリカと大接戦の末、10分の1秒差押さえる3分03秒9の世界新記録で、2つ目の金メダルを獲得した。

外部リンク 編集