ジョー・オダネル(ジョー・オドネルとも。Joe O'DonnelllJoseph Roger O'Donnell1922年5月7日 - 2007年8月9日)は、米国文化情報局 (英語: United States Information Agency ; USIA , United States Information Service ; USISに勤務した、米国の記録映像作家、フォトジャーナリスト及び写真家

人物・来歴 編集

1922年、ペンシルベニア州ジョンズタウン生まれ。

2007年テネシー州ナッシュビルにて没。命日となった8月9日は『長崎原爆忌』の日でもあった。

作品 編集

最も広く知られる作品として、1945年1946年日本長崎及び広島における原爆投下直後の状況を、米海兵隊の写真家として撮影した一群の記録写真がある。

焼き場に立つ少年 編集

 
焼き場に立つ少年(Standing boy of Nagasaki 1945)


2007年、皇后 美智子は、オダネルが従軍中の長崎で撮影した「焼き場に立つ少年」の新聞への掲載が、その年に印象に残ったことの一つとして言及されている[1][2]

参考文献 編集

ジョー・オダネル『トランクの中の日本-米従軍カメラマンの非公式記録』小学館、1995年5月 ISBN 978-4095630137

吉岡栄二郎『『焼き場に立つ少年』は何処へ - ジョー・オダネル撮影『焼き場に立つ少年』調査報告』長崎新聞社、2017年6月。ISBN 978-4-86650-002-7 

坂井貴美子『神様のファインダー-元米従軍カメラマンの遺産』いのちのことば社、2017年7月 ISBN 978-4-26403-387-5

出典 編集

注釈・出典 編集