ジーヴァカ経[1](ジーヴァカきょう、: Jīvaka-sutta, ジーヴァカ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第55経。

釈迦マガダ国ラージャガハ王舎城)の医者ジーヴァカに仏法を説いていく。

構成 編集

登場人物 編集

場面設定 編集

ある時、釈迦は、マガダ国ラージャガハ王舎城)の医者ジーヴァカが所有するマンゴー園に滞在していた。

そこにジーヴァカが訪れ、釈迦に肉食批判について問う。

釈迦は殺された肉でなければ食べてもいいこと、そして殺生することは罪を負うことになると説く。

ジーヴァカは法悦し、三宝への帰依を誓う。

日本語訳 編集

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典 編集

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山

関連項目 編集

外部リンク 編集