スウェーデン人民党 (フィンランド)

フィンランドの政党

スウェーデン人民党(スウェーデンじんみんとう、英語Swedish Peoples' Partyスウェーデン語Svenska folkpartietフィンランド語Ruotsalainen kansanpuolue)は、スウェーデン系フィンランド人を支持基盤とするフィンランド政党自由主義インターナショナル及び欧州自由民主改革党に加盟。現在の党首アンナ=マヤ・ヘンリクソン

 フィンランドの政党
スウェーデン人民党

Svenska folkpartiet i Finland
Suomen ruotsalainen kansanpuolue
党首 アンナ=マヤ・ヘンリクソン
創立 1906年
本部所在地 ヘルシンキ
党員・党友数 28,000人[1](2011年)
政治的思想 スウェーデン語少数言語話者の利益擁護[2]
自由主義[2]
国際連携 自由主義インターナショナル
欧州連携 欧州自由民主改革党
欧州議会会派 欧州刷新
公式カラー 黄色
国会
9 / 200
(2023年4月2日)
欧州議会
1 / 13
自治体議会
470 / 8,999
公式サイト
http://www.sfp.fi/
フィンランドの政治
フィンランドの政党一覧
フィンランドの選挙

歴史と選挙母体 編集

 
2016年からの党首 アンナ=マヤ・ヘンリクソン

1906年に設立されたフィンランド最古の政党の1つである。フィンランドの全人口のうち約5.5%[3]を占めるスウェーデン語話者を支持基盤としているため、国内のスウェーデン語話者の減少に伴い支持も漸減。1907年には議会選挙で12%の得票率を獲得したのを最高として、第二次世界大戦後には7%、2003年及び2007年の議会選挙では4.5%の得票率を得るに留まった(2003年に8名、2007年には9名の議員がそれぞれ当選)。

エドゥスクンタでは少数政党の1つとされるにも拘らず、ウルホ・ケッコネンが大統領に選出された1956年以来、社会民主党及び中央党などから成る第1次ラファエル・パーシオ政権1966年 - 68年)を除き、全ての連立内閣に参画してきた。しかし、2015年に誕生したユハ・シピラ政権においては参画せず(中央党、真のフィンランド人国民連合党の3党連立内閣)、約50年ぶりに野党となった。

政治的立場 編集

スウェーデン語がフィンランドにおける公用語の片方(もう1つは当然のことながらフィンランド語)であることから、その保護と強化を主たる党是とする。党の支持者は、スウェーデン語が話される沿岸部の漁師農民環境保護に関心がある左派中流知識人、リベラルな無党派層などである。

脚注 編集

  1. ^ Perussuomalaisilla hurja tahti: "Jäseniä tulee ovista ja ikkunoista" Kauppalehti(2011年3月13日)2015年8月16日閲覧
  2. ^ a b Parties and Elections in Europe Wolfram Nordsieck(2015年8月16日閲覧)
  3. ^ Population Statistics Finland(2015年4月14日)2015年8月16日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集