スクマナ (ポーランド語: sukmana)は、ポーランドを中心にみられる、伝統的に農民が羽織るコートの一種(ポーランドの民族衣装[1]。他のヨーロッパ諸国、特にスラヴ系諸国[2]ハンガリー(ソクマーニszokmányと呼ばれている)でも見ることができる。特に18世紀から19世紀には一般的に使われていた。ラシットのような簡素な手織り毛織物で、羊毛本来の白色や灰色を残してつくられるのが一般的である[2][3]。袖があり、長い裾の下に行くにつれて広くなっていく[3]

ポーランドのダンサー(2006年)。男性が羽織っている白い服がスクマナ。

一般には男性の衣服であるが、女性が着る場合もある。

脚注 編集

  1. ^ Patrice M. Dabrowski (21 September 2004). Commemorations and the Shaping of Modern Poland. Indiana University Press. p. 36. ISBN 978-0-253-11028-2. https://books.google.com/books?id=ICQkdR7TZxcC&pg=PA36 
  2. ^ a b sukmana - Encyklopedia PWN - WP.PL”. Encyklopedia.wp.pl. 2013年11月12日閲覧。
  3. ^ a b Sukmana - WIEM, darmowa encyklopedia”. Portalwiedzy.onet.pl. 2013年11月12日閲覧。

関連項目 編集