ストリアータツヤクワガタ

ストリアータツヤクワガタ (Odontolabis striata) は、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科ツヤクワガタ属に分類されるクワガタ。

ストリアータツヤクワガタ
Odontolabis striata
 Odontolabis striata
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 甲虫目 Coleoptera
亜目 : 多食亜目 Polyphaga
下目 : コガネムシ下目
Scarabaeiformia
上科 : コガネムシ上科
Scarabaeoidea
: クワガタムシ科 Lucanidae
亜科 : クワガタムシ亜科 Lucaninae
: ツヤクワガタ属
Odontolabis
: ストリアータツヤクワガタ
O. striata
学名
Odontolabis striata
和名
ストリアータツヤツヤクワガタ

分布 編集

マレーシアインドネシア

形態 編集

大型種~中型種で多く占められるツヤクワガタ類の中では小型種となり、体長約25.0mm - 53.0mm飼育下49.9mm(2011年)23.5mmー33.8mm サビクワガタ類のように体全体をうっすらと金色の毛が覆い、前翅部分は毛が映えている部分と、そうでない部分とのタテジマ模様になる。また本種は中歯型にしかならない点で長歯型にしかならないケファロテスツヤクワガタと区別される。また、ケファロファネスよりも、オスの大顎は太目になって、区別は比較的容易だが、メスの区別は付きづらい。

生態 編集

ジャングルのロダンなどの樹液を吸う。雲霧林を住処とし、やや夜行性となる。オスはメスを求めて樹液に来るが、灯火にもやってくる。

飼育 編集

ツヤクワガタの中では難易度が高い方だと云われ、気温変化に敏感とされている。その為、涼しさと適度な湿り気のある環境ではないと、産卵が難しいと云われている。

小型のツヤクワガタ類の中では、ケファロテスと並んで人気の高い種だが、それほど入荷量は多くは無い。

関連項目 編集