スポーツ省(スポーツしょう、:Ministério do Esporte:ME)は、ブラジルの中央官庁。

スポーツにかかわる行政機関は1937年以来、教育省内に設けられ管理されていた。

1990年フェルナンド・コロール・デ・メロ大統領政権下ではアルトゥール・アントゥネス・コインブラ(通称:ジーコ)がスポーツ担当大臣に任命され1991年まで勤めた。

1995年フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ大統領政権の下で教育省から分離してスポーツ特別省(MEE)として創設された。1998年12月31日、n 1.794-8法により観光関連事業も取扱うと定められスポーツ観光省(MET)に改編されるが、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領政権でスポーツ省に改編される。

スポーツ省は事務局、スポーツ・教育・レジャー・社会統合局、エリートスポーツ局・サッカーとサポーターに権利擁護局がある[1]。ブラジルにおけるスポーツ振興を主な職掌とするが、他にはクオリティ・オブ・ライフの概念の普及や人間開発指数の算出なども行う。

歴代大臣 編集

歴代大臣
氏名 在任期間 大統領
スポーツ大臣
1 エドソン・アランテス・ド・ナシメント(通称:ペレ) 1995 - 1998 フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ
2 ラファエル・グレカ 1999 - 2000 フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ
3 カルロス・カルモ・メレス 2000 - 2002 フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ
4 アンジェロ・ケイロス 2003 - 2005 ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ
5 オルランド・シルバ・デ・ジェスス・ジュニオール 2005 - ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ

脚注 編集

  1. ^ 笹川スポーツ財団(国際情報・2015年10月13日)

外部リンク 編集