スーパーマリオ ヨッシーアイランド

スーパーファミコン用ソフト

スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(英題:Super Mario World 2: Yoshi's Island)は、1995年8月5日に日本の任天堂から発売されたスーパーファミコン横スクロールアクションゲーム1990年発売の『スーパーマリオワールド』でマリオと共に冒険したキャラクター「ヨッシー」が主役のヨッシーシリーズ1作目。通称「ヨッシーアイランド」。

スーパーマリオ ヨッシーアイランド
Super Mario World 2: Yoshi's Island
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 スーパーファミコン
開発元 任天堂情報開発本部
SRD
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
ディレクター 手塚卓志
中郷俊彦
日野重文
紺野秀樹
音楽 近藤浩治
美術 日野重文
野上恒
飯村正宏
黒梅知明
シリーズ ヨッシーシリーズ
人数 1人
メディア 16メガビットロムカセット[1]
スーパーFXチップ搭載
発売日 日本 1995年8月5日
アメリカ合衆国 1995年10月4日
ヨーロッパ 1995年10月6日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI3
売上本数 日本 約177万本
世界 約412万本
その他 型式:日本 SHVC-YI-JPN
アメリカ合衆国 SNS-YI-USA
ヨーロッパ SNSP-YI-NOE
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後にリメイク版である『スーパーマリオアドバンス3』の収録タイトルの一つとなり、他機種版も発売された(#他機種版)。

ゲーム内容 編集

ゲームシステムは前作と大きく異なり、グラフィックには手書き風の絵柄が用いられている。本作に登場するマリオは赤ん坊の姿をしており、取扱説明書及びゲーム内での呼称は「マリオ」ではなく「赤ちゃん」となっている。

システム 編集

プレイヤーは赤ちゃんを背負ったヨッシーを操作し、赤ちゃんが敵に連れ去られることなく、無事に次のヨッシーに届けるのが各ステージでの目的となる。

本作には6つのワールドがあり、それぞれ8つの基本ステージが含まれている。通常ステージではゴール地点にあるルーレットの輪をくぐるとクリアとなり、次のステージに進めるようになるという至ってシンプルなルールである。各ワールドの4ステージ目(砦)では中ボス戦、8ステージ目(城)では大ボス戦がある。スーパーマリオワールドにあった隠しゴールなどはなく、ワールドをスキップできるワープゾーンのような概念も存在しない。一度クリアしたステージは任意のものを選択し繰り返しプレイできる。

ヨッシーがダメージを受けると背負っている赤ちゃんがヨッシーから離れ、シャボン玉に包まれた状態で宙に浮かぶ[2]。この時、画面上に数字(所持している「スターのおまもり」の数)が表示され徐々に減っていく[2]。赤ちゃんを助けることで数字の減りは止まるが、0になると赤ちゃんがコカメックに連れ去られてミスになる(コカメックが画面外に消える前に助け出せればミスにならない)[2]。スターのおまもりの数はステージ開始時では10だが、ステージ内にあるアイテム「スター」(後述)を取ることなどで最大30まで増やせる。また、赤ちゃんを助けた時点でカウントが10未満だった場合は、10まで少しずつ回復する。なお、赤ちゃんがヨッシーから離れている状態では、そのエリアから出られなくなるという仕様がある。具体的には出入口の判定が消滅したり、入れる土管や扉に入れなくなったりする。無理に出ようとすると画面外にアウトしてミスになる。

ほとんどのステージには「中間リング」が設置されている(設置されていないステージもある)。これを通過すると、その後ミスになってもリングの周辺から再開できるようになる。また、通過時にはスターのおまもりが10増え(所持数が30を超える場合は30まで)、更にその近くにいる敵はスターのおまもりに変わる。

各ステージのクリア後には得点が表示される。これは、ステージ内にあるアイテム「赤コイン」(1点×最大20枚)、「スペシャルフラワー」(10点×最大5個)、クリア時点での「スターのおまもり」(1点×最大30個)の取得状況によって決まり、100点満点で算出される。この点数はゲームクリアには関係ないが、そのワールドのすべてのステージで100点を記録すると、「スペシャルステージ」と「ボーナスチャレンジ」(後述)がプレイできるようになる。全てのステージで100点を獲るとタイトル画面に星印が表示される。

アクション 編集

ヨッシーは、タマゴを投擲用の道具とする「タマゴ投げ」やジャンプボタンを押し続けることでより遠くまで飛べる「ふんばりジャンプ」など、従来のスーパーマリオシリーズには無かった様々なアクションを用いる。

敵を食べる
舌を伸ばして前方の敵を口に含む。含んだ敵はそのまま吐き出して飛ばせるほか、飲み込むことでタマゴに変えられる。ただし、口に含めない敵や飲み込んでもタマゴにできない敵もいる。
タマゴ投げ
入手したタマゴを前方に投げると一直線上に飛んで行き、障害物に当たると3回まで反射する。投げる前に攻撃ボタンを押すと投げる方向が動きながら示されるが、その後の投げ方として、もう一度ボタンを押すと投げる「じっくりタイプ」と、押したボタンを離したときに投げる「いけいけタイプ」の2種類から選べる。
ふんばりジャンプ
ジャンプ中にジャンプボタンを押し続けると少しだけ空中にとどまり、より遠くまで飛べる。着地するまで繰り返し実行できる。敵を踏むと高く飛べる。
ヒップドロップ
ジャンプ中に急降下し、地表の敵や仕掛けに衝撃を与えることができる。一度急降下すると、地面に着地するまで他の動作を取れない。この技は、後にマリオシリーズでも用いられるようになった。

アイテム 編集

基本アイテム 編集

コイン
マリオシリーズでお馴染みの黄色い小判。よく見るとヨッシーの顔が描かれている。ステージ内の様々な場所に配置されており、100枚取ると1UPする。タマゴやスイカのタネで取ることもできるが、最初から配置されているコインを舌で取ることはできない(床に落ちているコインなら舌でも取れる)。
赤コイン
各ステージに20枚ずつある赤いコイン。通常の状態では普通のコインと酷似しており一目では判別しにくい(GBA版では見た目が全く同じ)。ただし後述のアイテム「見やぶり虫メガネ」を使うと赤色で表示される。取得時は普通のコインとしても数えられる。最後の1枚を取ると違う効果音が鳴る。ステージクリア後の得点表示では1枚あたり1点として換算される。
スペシャルフラワー
ニコニコした顔が特徴のマーガレットのような花。各ステージに5個ずつあり、全て取ると1UPする。ステージクリア後の得点表示では1個あたり10点として換算される。
一部のステージには厳つい顔をした偽フラワーも混じっており、そちらに触れるとダメージを受ける。
スター
星形の体に顔と足がついたキャラクター。取得すると「スターのおまもり」の数が増える(最大30個)。ステージクリア後の得点表示ではスターのおまもり1個あたり1点として換算される。スターの所持数が30の時はコインが出る。
タマゴ
ヨッシーの攻撃手段の1つで、基本的にこれを投げて攻撃する。攻撃以外にも仕掛けを解いたり、アイテムを取ったりするのにも使う。投げる動作に入るとカーソルが表示され、もう一度ボタンを押すとその方向に飛んでいく。壁に当たると3回まで反射するが、敵やアイテムに当たると割れる(コインに当たっただけでは割れない)。
敵を飲み込んだ際やコース内にある「タマゴブロック」(後述)によりタマゴを入手できる。タマゴは最大6個まで所持できるが、アイテムの「カギ」や「かるがーも」を所持している場合は持てる数が減る。初期のタマゴは緑色だが、壁にぶつけると黄色、赤色に変化する。黄色のタマゴの中にはコインが、赤色のタマゴの中にはスター2個が入っている。また、赤コイン入りの光るタマゴもある(光るタマゴはゴールまで持っていけばその場で割れて、中身の赤コインを入手できるので、無理に割る必要はない)。
このほか、敵キャラクターの「デブホー」を飲み込んだ場合は巨大なタマゴが作られる。このタマゴは遠くへ投げることはできないが、その場に落とした時の振動で画面内の敵をスターやコインに変化させることができる。
かるがーも
一部のステージに登場するかるがもの親子で、タマゴの所持数によって最大2匹の子供を連れている。触れてもダメージは受けず、親を踏みつけることで子供のかるがーもを奪うことができる(親は逃げ出す)。タマゴを持っていない状態なら一度その場を離れ、かるがーもの出現位置に戻れば、また子供を連れているので、最大6匹所持できる。
タマゴと同じように投げることができるが、タマゴと違って一直線上には飛ばず、投げた場所の近くで円運動を繰り返す。投げたかるがーもに触れれば回収でき、繰り返し使用できるが、タマゴと同様、障害物に3回当たると消えてしまう。
所持した状態でゴールすると何処かに飛んで行ってしまう為、次のステージに持っていくことはできない。
カギ
施錠された扉を開けることができる。先に進むのに必要なカギと小屋付き扉を開けるカギの2種類があるが、見た目での区別は付かない。
1回使うとなくなるが、ステージ中に入手できるカギと施錠された扉の数は同数なので、足りなくなる心配はない。
所持した状態でゴールするとコインに変わる。
スイカ
緑、赤、青の3種類がある。口に含むことで、それぞれタネ30発(食べかけのスイカは10発)、ファイア3発、アイス3発を吐くことができる。タネは敵を攻撃することはもちろん、コインやフラワーを取ったりハテナ雲を割ることもできる。ファイアは氷を融かしたり敵を焼き倒す効果がある。アイスは敵はもちろん、キラー砲台をも凍らせる効果がある。アイスで凍らせた敵に触れると破壊してその敵を倒すことができる。
なお、スイカはタマゴにできないので、誤って口に含むと、使い切るまで他の敵を飲み込めないという欠点もある。
スーパースター
小型の星。取ると赤ちゃんが一定時間「パワフル赤ちゃん」に変身する。パワフル赤ちゃんは基本的に無敵で、ダッシュ、壁登り、マントで飛ぶなどのアクションができ、トゲ床の上も歩けるようになる。変身中、ヨッシーは巨大タマゴに変化して赤ちゃんの後をついてくるが、この巨大タマゴも通常のタマゴの所持数としてカウントされるので、タマゴを6個持った状態で取ると1個没収されてしまう。また、変身中は土管や扉に入ることはできず、ゴールすることもできない。
なお、本作での効果中のBGMには従来シリーズの曲に副旋律が付けられており、後に『スーパーマリオ64』のはねマリオ・スケスケマリオ状態や、『スーパーマリオギャラクシー』のレインボーマリオ状態の際にも同様の曲が使われている。

スペシャルアイテム 編集

後述の「ボーナスチャレンジ」または「ミニバトル」で入手できる。以下の9種類があり、基本的にポーズ画面からいつでも使用できるが、ボス戦では使用できない。最大27個までストック可能で、既に27個持っている状態で新たにアイテムを入手した場合は古いアイテムから消えていく。

10ポイントスター / 20ポイントスター
スターのおまもりをそれぞれ10個、20個補充できる。最大数(30個)所持時は使用できない。
いつでもタマゴ
その場でタマゴを最大数まで補充できる。既に最大数の場合は使用できない。
どこでもPOW
画面上の敵が全てスターに変化する。画面内に敵がいなくても使用可能。
たっぷりハテナ雲
画面上の敵が全て「ハテナ雲」(後述)になる。中身は大体1コインだが、たまに1UPが出てくることもある。画面内に敵がいなくても使用可能。
見やぶり虫メガネ
ステージ上の赤コインを判別できるようになる。また、隠れているハテナ雲が表示されるようになる(一部例外あり)。効果は使用したステージ内のみ有効。既にそのステージで使用中の場合は使用できない。
スペシャルスイカ(緑、赤、青)
口にスイカを含んだ状態になり、それぞれタネを90発、ファイアを9発、アイスを9発飛ばすことができる。既に何かを口に含んでいる状態では使用できない。

へんしんアイテム 編集

特定のステージではシャボン玉に包まれた以下の「へんしんアイテム」があり、獲得することで一定時間ヨッシーの姿がそれぞれの形を模したものに変身(モーフィング)する[2]。変身中に出現するヨッシーの顔が描かれた「ヨッシーブロック」が変身状態のゴール地点にあたり、これに触れるとその場で元の姿に戻れる。しかし、時間内に触れられなかった場合は、元の姿になった上で使用地点まで強制的に戻される。変身中にその姿と同じアイテムを取った場合は効果時間が延長され、違うアイテムを取った場合はそのアイテムの姿に再度変身する。この場合も使用地点は変わらず、効果が切れた場合は、最初にへんしんアイテムを取った地点まで戻される。また、変身中にパックンフラワーに食べられてもダメージはないが、持っていたタマゴが没収されてしまう。最初から宙に浮いているタイプは、効果が切れても復活して何度でも使えるが、ハテナ雲から出て来るタイプは使い切りとなっている。

ヘリコプター
空中を自由に飛べるようになる。敵に当たると急降下する。攻撃はできないが、踏める敵は踏める。
モグラタンク
土壁を掘ることができ、壁に張り付いての移動もできる。攻撃はできない。
せんすいかん
水中に潜ることができる。追尾機能がある魚雷で攻撃可能。敵に当たると沈む。
きかんしゃ
壁に描かれた線路の上を走れるようになる。線路を走っている間は壁に描かれたヘイホーが動きだして進路を妨害する。攻撃はできないが、線路を走っていない状態なら、踏める敵は踏める。ただし、ジャンプはできない。
くるま
車体を上げて敵をかわせる。壁でタイミングよく車体を上げるとよじ登ることができる。攻撃はできない。

仕掛け 編集

タマゴフラワー
一定間隔でタマゴを出し続ける花。既にタマゴを最大数持っている場合は出さない。近くでヒップドロップをすると一度に複数のタマゴが飛び出し、その後、タマゴを出す間隔が短くなる。タマゴではなく敵キャラクターの「サンボ」を出すタイプもある。
チューリップ
宙に浮かんだニコニコ顔の赤いチューリップ。タマゴや敵を中に入れるとスターを8個吐き出して消える。既にスターのおまもりが30ある場合はコインを出す。
木箱
中にアイテムが入っており、ヒップドロップで壊せる。これを使って足場にしなければならない場所もある。
つぼ
黄色い花が生けてある壺。中にアイテムが入っており、下に落とすと割れる。何も出てこない壺もある。
バケツ
中にアイテムが入っており、タマゴを横から当てると出てくる。下から当てると落下して何も手に入らない。ごく稀に敵キャラのボロドーが出てくる事もある。水や溶岩に浮かべてヨッシーが乗ることもできる。
ハテナ雲
タマゴなどを当てると、アイテムの放出や地形の変化など様々な効果が現れる。中には隠れて見えないものもあり、ワンワン岩を当てないと見つからない厄介なタイプもある。
やじるし雲
タマゴを当てると矢印の方向に飛んでいく。矢印の方向が一定のものと変化するものがある。効果は一度切り。
メッセージブロック
叩くと攻略のヒントになるメッセージを喋ってくれるブロック。時々ゲームの感想を聞いてきたり、歌ったりする。
タマゴブロック
叩くと中からタマゴが出てくるブロック。ぶちが緑色のものは6個以上ストックしない限り無限に出てくるが、黄色・赤色・光るものはそれ自体がタマゴに変化する為、一度しか使えない。
ピンクブロック
見た目はタマゴブロックのぶちがピンク色になったもの。叩くと巨大化し、足場として利用できる。しばらく経つと縮むが、再度叩けばまた巨大化する。
リフトブロック
衝撃を与えるとヨッシーを乗せて運ぶリフトに変化するブロック。リフトは横移動する物と縦移動する物の2種類がある。
ジャンプ台
上向きの矢印が描かれた丸い形状のもの。上でジャンプすると高く飛びあがる。大きいものほど高くジャンプできる。
フリッパー
ピンボールのフリッパーの形状をした扉。一方からは開くがもう一方からは開かない為、一度通ってしまうと戻れない。ワンワン岩を置く事で常に開けておく事が可能。
回転リフト
中心軸に沿って回転し続けている。放射状に4つの足場が並んで回転しているものや、緑色のタマゴブロックを中心に1つの足場が回転しているものがある(このタマゴブロックからはタマゴは出てこない)。
足こぎリフト
放射状に並んだ4つの足場で、ヨッシーが上に乗った際の重心により車輪のように回転しながら進む。線の無いものは水平に移動する。後に『New スーパーマリオブラザーズ』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』にも類似したものが登場する。
トゲリフト
上半分がトゲ、下半分が平らになっている足場。近くにある同色のブロックに衝撃を与えると反転する。
線リフト
乗ると線に沿って動き出す。レールが切れている場所に着くとそのまま落ちてしまう。緑、黄、赤の3種類があり、リフトの色によって移動速度が異なる。
うずまきリフト
渦巻きが描かれた丸い足場。ヨッシーが上で重心移動することで、玉乗りの要領で線に沿って前後に進む。
やじるしリフト
矢印が描かれた丸い足場。宙に浮いて回転し続けているが、上に乗ると回転が止まり矢印の方向に移動する。口に含んで運ぶことができる。茶色と青色があり、青色のものは一定時間乗り続けると消える。
2方向に矢印が出ているものは上下または左右のみ移動が可能で、タマゴを当てると上下左右の向きが変わり、乗ってジャンプすると移動する方向が変わる。
シーソー / シーソー丸太
乗った方向に傾く。シーソー丸太はとがった杭や丸い丸太の上に設置され、傾けすぎると落下する。
回転丸太
一定の間隔で高速回転しており、回転中に当たると高く上がる事もできる。
ドラム
円筒状の足場。上に乗ると手前方向に回転し、乗り続けると落下する。後に『New スーパーマリオブラザーズ』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』にも類似したものが登場する。
回転板
水平回転している横長の足場。端に乗ると左右に振り回される。
倒れる壁
近づくと突然画面奥から倒れてくる。潰されるとダメージを食らう。1-4にのみ登場する。
落ちる床
大小様々な大きさのある四角いブロック状の足場。空中に浮いていて乗ると落下し始めるものや最初から落下しているものもある。上から潰されるとスターのおまもりの数に関係なく即ミスになる。空中に浮いているものの一部は乗っても落下しない。
ちくわ床
ちくわのように穴が開いている足場。しばらく乗っていると落下する。小さいものと大きいものがある。
柔らかい床 / 天井
上に乗ると若干沈む。天井にある場合は頭を突っ込むと暫く落ちてこず、ふんばりジャンプを駆使する事で空中を横移動が可能。
カウント床
表面に数字が書かれた足場。上に乗っているだけなら何も起きないが離れると数字が減っていき、1の時に離れると消滅する。
ゼリーブロック
ゼリーのように柔らかいブロック。ヒップドロップすると潰れて横に細長くなるまで伸ばせる。壁に押し付けると若干縦に伸びる。
風船
目と口が描かれ様々な色があり、谷底から次々と浮かび上がってくる。上に乗ることができる。
ポンプで膨らませるものは、乗ると横に飛んでいきながら徐々にしぼんで小さくなる。
ワンワン岩
敵キャラクター「ワンワン」のような見た目の岩。押して転がすことができ、敵に当てると倒せる。上に乗ってうずまきリフトのように転がすこともできる。灰色と茶色があり、灰色は画面から消えると最初にあった場所に戻るが、茶色は最後にあった場所まで残っている。中にはこの岩を当てないと出現しない隠しハテナ雲もあり、これは見やぶり虫メガネでも見破ることはできない。
雪玉
雪が積もった地形にある玉。押して転がし続けると大きくなっていく。ワンワン岩と同じように扱うことができる。
地面から突き出ている杭。先端が鋭利なものは上に乗るとダメージを食らうが、平らなものはヒップドロップで押し込むことができる。
つらら
洞窟内の天井にあり、一部は近づくと落ちてくる。天井にくっついたままのものはタマゴを当てると落とせるが、いずれも当たるとダメージを食らう。
トゲ
触れるとスターのおまもりの数に関係なく即ミスになる。黄色い針と青い鉄球の2種類があり、青いものはタマゴやスイカの種を当てると破壊できる。
溶岩
触れるとスターのおまもりの数に関係なく即ミスになる。
ポチ
大きい口を持つ犬のような生物。背中に乗るとヨッシーが向いている方向に走りトゲや溶岩の上を通過できる。ポチの上でジャンプするか、左右を振り向くとブレーキをかけられる。とても早いので「このバカイヌといわないで」などの難しいコースでは上手くスピードを調節する必要がある。
スイッチ
表面に「!」のマークが描かれたスイッチ。上から踏むと一定時間、それまで見えなかったコインやブロック、別空間への入り口が出現する。
土管
マリオシリーズでお馴染みの緑色の管。ステージ上の至る所で伸びており、中に入れるタイプと入れないタイプがある。中に入れるものは別のエリアに通じている。タマゴ補充用に敵が無限に出てくるタイプもある。
開けて中に入ると別のエリアに移動することができる。基本的には青色だが、ボスの部屋に通じているのは赤い扉である。カギ穴が空いている扉はカギを取らないと開けられない。また、バツ印の付いた扉は一方通行の出口にあたる扉であり、こちらからは開けられない。

ボーナスチャレンジ 編集

ゴール地点にあるルーレットがフラワーの所に止まると、以下の6つのミニゲームのうちランダムに選ばれた1つがプレイできる。また、各ワールドの8ステージ全てで100点を取るとそのワールドの選択画面にアイコンが追加され、そこから選択していつでもプレイできるようになる(以下の()内の数字は表示されるワールド)。

カードめくり (1)
8枚のカードを1枚ずつめくる。カードにはアイテムの絵が描かれており、「せいさん」を選択するとめくった絵のアイテムを全て入手できる。ただし、カメックの絵が出てしまうとその場で強制終了。アイテムは一切貰えない。コカメックの絵はハズレだが、出ても特にペナルティはない。カメックのカード以外の7枚を全てめくると10UPできる。ただし、カメックのカードは2枚以上含まれていることがあり、10UPが手に入るのはカメックが1枚の場合に限られる。アイテムが欲しくない場合は、1枚もめくらずに「せいさん」することもできる。
スクラッチ (2)
7つのマスのうち3箇所を削る。削った部分の下から出てきた赤ちゃんの絵の数によりそれぞれ1UP、2UP、5UPする。1つも出なかった場合は何も貰えない。
くじびき (3)
6枚のカードの中から1枚を選び、表示されたアイテムを貰える。カメックが描かれたカードを選んだ場合はハズレとなる。カメックのカードが含まれないパターンもある。
カードあわせ (4)
神経衰弱。16枚のカードを2枚ずつめくり、両方とも同じアイテムの絵が描かれていればそのアイテムを貰える。最初に数秒間、全てのカードがめくられる。ハズレはないが、絵柄が2回揃わなければその場で終了。カードあわせと違って、途中で強制終了してもそれまでに出たアイテムは貰える。最後に残った1組をめくる際には絵柄が「10UP」に変化する。
ルーレット (5)
ヨッシーの残り数を賭けるというスリリングなミニゲーム。画面左のルーレットには「+」()と「×」()の記号が、右のルーレットには0から3までの数字が描かれており、「賭けた残り数 +(または×) 数字」の計算結果が配当される。99匹賭けて「×3」が出れば最大198UPできるが、「×0」が出て全て没収される可能性もある。「+0」または「×1」の場合は賭け数が戻るだけである(1UP音はするがヨッシーは喜ばない)。残り数が1の場合はプレイできない。
スロット (6)
3つのリールを止め、絵柄が全て揃うとヨッシーの残り数が増える。スイカ・スーパースター・ヘイホーは1UP、チェリーは2UP、タマゴは3UP、「7」は5UPする。絵柄が揃わなければ何も貰えない。

ミニバトル 編集

特定のステージにあるカギ穴つき扉を開けるとプレイできるミニゲーム。ヨッシーと敵キャラクターの「ボロドー」が様々な条件下で対戦し、勝利するとヨッシーの残り数が増えたりスペシャルアイテムがもらえたりする。ゲーム中の隠しメッセージで提示されるコマンドをステージ選択画面で入力することにより2人対戦も可能。

フウセンなげ
徐々に膨らんでいくフウセンを渡し合い、フウセンを持っている時に割れると負け。画面上に表示されるボタン(4〜6個)を正しく入力すると相手にフウセンを渡すことができる。間違えたり、ゲージが0になると最初から入力し直さなければならない。
フウセンわり
フウセンをヒップドロップで割り、中から「当」の文字(GBA版では星マーク)が出てきた方の勝ち。
スイカのタネあて
対戦格闘ゲームのようなミニゲーム。スイカの種を発射して攻撃し、相手の体力ゲージを無くした方の勝ち。お互いのHPは4で、4回種を当てれば勝てるが、たまに出る赤スイカで炎を当てれば2ダメージを与えられる。CP操作時のボロドーは背景に隠れられるが、2人対戦時では隠れられず、上方向にも種を飛ばせないので対戦ではボロドーが不利。
コインひろい
部屋の上部にある砲台から発射されるコインを多く取った方の勝ち。ヨッシーの方がジャンプ力が高く、舌でもコインを取れるので、2人対戦時はヨッシーが圧倒的に有利。

ストーリー 編集

ある日の夜、二つの布包みを咥えた一羽のコウノトリが飛行していた。コウノトリは、布にくるまれた双子の赤ちゃんを届けるべく、その子たちの両親のもとへ向かっていた。すると突然、猛スピードで飛び迫る謎の人物がコウノトリに襲い掛かり、布包みを奪い去った。しかし、その者が手にした包みは一つだけで、もう一つは地表へと落下していった。

コウノトリを襲った者の正体は、クッパ王国に仕える魔法使い・カメックだった。双子の赤ちゃんがやがて王国の脅威になるという自らの占いに基づいた犯行だったが、片方の赤ちゃんを誘拐し損ねたことを知ったカメックは、部下に捜索を命じた。

一方、上空から落下した赤ちゃんは、ヨッシーたちが暮らす島「ヨッシーアイランド」に住む一匹のヨッシーの背中に着陸し難を逃れる。赤ちゃんを保護したヨッシーたちが今後について相談している中、赤ちゃんは一つの方向を指差した。ヨッシーたちは手分けして赤ちゃんを運ぶことを決め、指し示された目的地へと向け出発する。

敵キャラクター 編集

他機種版 編集

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 備考 出典
1 スーパーマリオアドバンス3   200209202002年9月20日
ゲームボーイアドバンス 任天堂 任天堂 ROMカセット [3][2]
2 スーパーマリオアドバンス3   201112162011年12月16日
ニンテンドー3DS 任天堂 任天堂 ダウンロード
(バーチャルコンソール)
ニンテンドー3DS本体の早期購入者を対象とした無料配信。 [4][5]
3 スーパーマリオアドバンス3   201404242014年4月24日
  201404242014年4月24日
  201404252014年4月25日
  201410152014年10月15日
Wii U 任天堂 任天堂 ダウンロード
(バーチャルコンソール)
[6]
4 ニンテンドークラシックミニ
スーパーファミコン
  201709292017年9月29日
  201709292017年9月29日
  201710052017年10月5日
- 任天堂 任天堂 内蔵ソフト [7]
5 スーパーファミコン
Nintendo Switch Online
  201909062019年9月6日
  201909062019年9月6日
Nintendo Switch 任天堂 任天堂 ダウンロード [8][9][10]
6 ゲームボーイアドバンス
Nintendo Switch Online
  202305262023年5月26日
  202305262023年5月26日
Nintendo Switch 任天堂 任天堂 ダウンロード [11][12][13][14]

スーパーマリオアドバンス3 編集

スーパーマリオアドバンス3
ヨッシーアイランド+マリオブラザーズ
Yoshi's Island: Super Mario Advance 3
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス (GBA)
Wii U
発売元 任天堂
プロデューサー 手塚卓志
ディレクター 木村浩之
シリーズ マリオシリーズ
人数 1人(ヨッシーアイランド)
1 - 4人(マリオブラザーズ)
メディア 32メガビットロムカセット
発売日   2002年9月20日
  2002年9月24日
  2002年10月11日
  2003年3月1日
Wii U
  2014年4月24日
  2014年4月24日
  2014年4月25日
  2014年10月15日
対象年齢   CEROA(全年齢対象)
  ESRBE(6歳以上)
  PEGI3
  ACB:G
デバイス 1カートリッジプレイ対応(マリオブラザーズ)
マルチカートリッジプレイ対応(マリオブラザーズ)
売上本数   46万1696本[15]
  283万本[16]
その他 型式:  AGB-A3AJ-JPN
  AGB-A3AE-USA
  AGB-A3AP-EUR
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スーパーマリオアドバンス3』(スーパーマリオアドバンススリー、英題: YOSHI'S ISLAND: SUPER MARIO ADVANCE 3)は、2002年9月20日任天堂より発売されたゲームボーイアドバンスアクションゲーム。パッケージ上の副題は『ヨッシーアイランド+マリオブラザーズ』。スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の内容を移植し、いくつかの要素が追加、変更された。2011年12月16日には、ニンテンドー3DS本体の早期購入者を対象とした「アンバサダー・プログラム」として、ニンテンドー3DS用のバーチャルコンソールが無料配信された。また、2014年10月15日よりWii U用のバーチャルコンソールが有料配信されている。2023年5月26日より『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』にて配信開始[17]

SFC版ヨッシーアイランドからの主な変更点 編集

  • ゲームクリア後にプレイできる「ひみつステージ」が各ワールドに1つずつ追加。
  • ヨッシーの声が『ヨッシーストーリー』や『マリオパーティ4』等のものになったほか、一部効果音も変更。
  • ステージ選択画面の描写が少し変更され、ワールド選択のマップが追加された。
  • ステージ選択画面でのボーナスチャレンジは各ワールドの合計点数が700点以上になった際にプレイできる仕様になった。
  • ポーズ画面からステージ選択画面に戻れるようになった。
  • ワールドごとの合計スコアによってヨッシーの残り数が増えるようになった。
  • 各ステージを始める時のステージ名の表示の仕方が変更。例えば1-1をプレイするとSFC版では「1ワールド 1」と表示されるが、本作では「ワールド1-1」と表示される。
  • 1-8の途中にタマゴを補充する為の空間が設置されるなど、ステージの一部が変更されている。また、一部のマップのBGMも変更されている。
  • 城ボス戦時のBGMが、サウンドトラック収録版(3-8及び5-8のボス戦で流れていたもの)に統一された。
  • モーフィングの継続時間が長くなった。
  • スリープ機能の追加。
  • 他の『スーパーマリオアドバンス』シリーズと同様に、『マリオブラザーズ』のリメイク版を収録。最大4人まで同時にプレイできる。
  • タイトル画面から、スーパーマリオの文字が消え、「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」から「ヨッシーアイランド」に変更された。データ内には「スーパーマリオ」のグラフィックは残っている。
  • ステージ内にあるボロドーと対戦できるミニバトルだが、前作では一回までだったが今作により何度でもプレイ可能となった。
  • SFC版では全てのワールドで合計900点を取って完全クリアしても特に何も起こらなかったが、本作では全てのワールドで合計1000点を取ると、「congratulations!」の完全クリアの画面が表示される。
    その時に「ヨッシーアイランドで かつやくした だい________ばんめの ヨッシーです!」と表示され、おわりの画面が表示される。
    • つまりここで「1ばんめ」と表示されれば、赤ちゃんと出会ったときから一度もミスしなかったことになる。
    • この画面は一度しか表示されないが、『ヨッシーアイランド』のタイトル画面よりも前のゲームを選択する場面で、番号は常に表示される。
      また別のデータで完全クリアをすれば更新することも可能。

開発 編集

開発中の仮タイトルは「スーパーマリオブラザーズ5 ヨッシーアイランド」[要出典]

『スーパーマリオワールド』のデザイナーだった日野重文は、宮本から「いつまで絵を描いているのか」と言われたことがきっかけで、試行錯誤しながら企画を練っていた[18]。次の企画が不採用となったら任天堂を去ろうと考えていた矢先、ヨッシーを主人公にすることを思い立つ[18]。横スクロールアクションとしては『スーパーマリオワールド』でやり切っていたため、ヨッシーを主人公にすれば新たな遊びができるという利点があった[18]。同作のディレクターだった手塚卓志はゼルダの伝説シリーズの開発に携わりながらも日野の相談に乗り、助言を与えた[18]

その矢先の1994年11月、レア社が開発した『スーパードンキーコング』が発売される[18]。この作品は当時のスーパーファミコン用ソフトでは珍しい3DCGを駆使していたことから、販売元である任天堂社内でも話題となり、本作『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』でも3DCGを入れてはどうかという提言が寄せられたものの、この時点では開発が進んでいたため3DCGの導入は不可能だった[18]。開発チームは『スーパードンキーコング』の真逆の作風にしようということで手書き風グラフィックを採用しようとしたものの、方向性がなかなか定まらなかった[18]。彼らは少し前に入社したばかりの野上恒に相談したところ、マーカーで描いた山の絵を提出してきた[18]。これを基にした試行錯誤の末、方向性が定まり、ターニングポイントとなった[18]

また、翌年の1996年には次世代機NINTENDO64の発売を控えており、ディレクターの手塚や紺野秀樹が同ハード用ソフト『スーパーマリオ64』の応援に行ってしまう[18]。残された日野と野上ともう一人のデザイナーの3人は、SRDにプログラミングを委託しつつも、手塚らが残した骨組みを基に肉付けをしていった[18]

その後、彼らは開発途中のものを流通関係者に提出したところ良い評価を得、これがきっかけでスタッフたちの呼び戻しに成功した[18]。日野は2017年のインタビューの中で部品はそろっていたものの、ゲームバランスが整っていなかったため、商品として仕上げるには手塚や宮本茂らの助けが必要だったと振り返っている[18]

スタッフ 編集

スーパーファミコン版

  • ディレクター:手塚卓志中郷俊彦日野重文紺野秀樹
  • プログラマー:岩脇敏夫、新居勝、幸田清、高畑悟、森田和明、山本雄一、笠松栄弘、吉田茂樹、竹谷康範
  • コース・デザイナー:山村康久、臼井健太、野本佳裕、能登英司
  • サウンド・コンポーザー:近藤浩治
  • キャラクター・デザイナー:日野重文、野上恒、飯村正宏、黒梅知明
  • C.G.デザイナー:小泉歓晃
  • スペシャル・サンクス:山口恒、春花良紀、小田部羊一、酒井康裕、角井博信、山城重喜、福井公芳、加藤圭三、 富田聡一郎、吉村実恵、田邊賢輔、橋本徹
  • プロデューサー:宮本茂
  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥

ゲームボーイアドバンス版

  • ディレクター:木村浩之
  • マップ・ディレクター:山村康久
  • スーパーバイザー:中郷俊彦
  • プログラム:西山達夫、澤谷祐司、西山健一、能登英司、幸田清、中西桂剛、河合利紀
  • グラフィック・デザイン:富田絵美
  • サウンド:鈴木太樹
  • マップ・サポート:野上恒足助重之
  • テクニカル・サポート:岡本慎吾
  • スペシャル・サンクス:スーパーマリオクラブ、SRD、オリジナルスタッフ
  • プロデューサー:手塚卓志
  • エグゼクティブ・プロデューサー:岩田聡

攻略本 編集

  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 必勝攻略法』(1995年10月25日発売、双葉社、961円(定価)、ISBN 4575285161)
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 攻略ガイドブック』(1995年9月20日発売、T2出版、876円、ISBN 4900700096
  • 『任天堂公式ガイドブック スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(小学館、ISBN 4091025234)
  • 『ヨッシーアイランドを100倍楽しく遊ぶ本』(1995年10月1日発売、ティーツー出版ISBN 978-4900700109)
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(1995年9月1日発売、ティーツー出版、ISBN 4900700096
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド スーパーガイド』(1995年10月1日発売、ソフトバンククリエイティブISBN 4890527982
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 裏ワザ大全集』(1995年12月25日発売、二見書房、1047円(定価)、ISBN 4576951637)
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランドのあるきかた』(1995年10月14日発売、アスペクトISBN 4893664255)
  • 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド オール100点攻略ガイド』(1995年10月1日発売、講談社、ISBN 4063292355)

漫画作品 編集

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 4コマギャグバトル』(1995年10月1日発売、光文社ISBN 978-4334802943

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 4コマギャグバトル PART.2』(1996年3月25日発売、光文社、ISBN 978-4334803148)

『スーパーマリオ大集合 4コマギャグバトル』(1996年4月1日発売、光文社、660円(定価)、ISBN 978-4334803245)

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 4コマまんが王国①』(1995年10月1日発売、双葉社ISBN 978-4575934229)

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 4コマまんが王国②』(1996年3月1日発売、双葉社、563円、ISBN 978-4575934410)

『スーパーマリオ 4コママンガ劇場』 9巻~10巻、ショートコミック劇場に収録

『おとぼけヨッシーくん』(未単行本化、うえだ未知作、『小学一年生』で連載されていた)

『スーパーマリオくん』(小学館、沢田ユキオ作、14~15巻に収録)

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 1』(1996年2月1日発売、講談社、本山一城作、ISBN 4063196828)

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 2』(1996年6月1日発売、同上、ISBN 4063197034)

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド 3』(1996年10月5日頃、同上、ISBN 978-4063197426)

評価 編集

スーパーファミコン版

評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム     [19]
Edge9/10点[20]
ファミ通33/40点[21]
(ゴールド殿堂)
GameFan100, 99, 100[22]
GamePro4.5/5点[19]
Next Generation     [23]
NintendoLife          [24]
ファミリーコンピュータMagazine24.8/30点[25]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、9・9・8・7の合計33点(満40点)でゴールド殿堂を獲得[21][26]。その他、ノダは「任天堂のソフト開発力はすさまじい」と絶賛し、水ピンはグラフィックに関して肯定的に評価した[26]
項目 キャラクター 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.5 4.0 3.9 4.1 4.2 4.1 24.8

ゲームボーイアドバンス版

評価
集計結果
媒体結果
Metacritic91%[27]
レビュー結果
媒体結果
Edge8/10点[28]
Eurogamer9/10点[29]
ファミ通31/40点[30]
(シルバー殿堂)
GameSpot9.2/10点[31]
IGN9.4/10点[32]
NintendoLife          [33]

ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計31点(満40点)でシルバー殿堂を獲得した[30]

脚注 編集

  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1993年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、180頁。ISBN 9784862979131 
  2. ^ a b c d e SFC版『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』が発売された日。赤ん坊マリオとの出会いを描いた、ヨッシーを主人公にした初めてのアクション作品【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年8月5日). 2024年1月29日閲覧。
  3. ^ スーパーマリオアドバンス3”. www.nintendo.co.jp. 2022年8月5日閲覧。
  4. ^ 任天堂、3DS「アンバサダー・プログラム」GBAタイトルを12月16日より配信へ” (日本語). iNSIDE. イード (2011年12月14日). 2020年9月5日閲覧。
  5. ^ ONO (2011年12月15日). “ニンテンドー3DSの“アンバサダー・プログラム”で配信されるバーチャルコンソールのGBAタイトル10本が判明。日本では12月16日に配信開始” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2020年9月5日閲覧。
  6. ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2014年10月8日). “Wii Uバーチャルコンソール10月15日配信タイトル ― 『ディグダグ』『2010 ストリートファイター』『魂斗羅』『スーパーマリオアドバンス3』の4本” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年9月5日閲覧。
  7. ^ プロジェクトスタッフに聞く 「クラシックミニ」シリーズ誕生秘話(後編)(2017年11月号より)”. Nintendo DREAM WEB (2018年7月21日). 2024年1月29日閲覧。
  8. ^ スイッチでスーパーファミコンソフトが遊べるように。まさかの名作も復活!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2019年9月5日). 2020年9月5日閲覧。
  9. ^ touge (2019年9月5日). “初期20タイトルが収録された「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」が9月6日配信。「スーパーファミコン コントローラー」の予約販売も” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2020年9月5日閲覧。
  10. ^ Nintendo Switch Onlineからスーパーファミコンタイトルを配信開始、第1弾は20タイトル”. GAME Watch (2019年9月5日). 2019年9月6日閲覧。
  11. ^ ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online「スーパーマリオアドバンス」シリーズの3作が5月26日に追加。”. 任天堂 (2023年5月19日). 2023年6月16日閲覧。
  12. ^ 『スーパーマリオアドバンス』シリーズ3作が5月26日より“ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online”に追加”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年5月19日). 2023年6月16日閲覧。
  13. ^ 安田俊亮 (2023年5月19日). “任天堂、Nintendo Switchに「スーパーマリオアドバンス」シリーズ3作を5月26日より配信 「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」にて”. GAME Watch. インプレス. 2023年6月16日閲覧。
  14. ^ 楽器 (2023年5月19日). “「スーパーマリオアドバンス」シリーズ3作が,ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Onlineで5月26日に配信”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年6月16日閲覧。
  15. ^ 『Nintendo DREAM vol.93』徳間書店、124頁。 ランキング研究所。
  16. ^ 2021CESAゲーム白書 (2021 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2021). ISBN 978-4-902346-43-5 
  17. ^ Fujiwara, Hideaki (2023年5月19日). “『スーパーマリオアドバンス3』Nintendo Switch向け配信を前に、“やたら長くて難しいステージ”の存在を思い出す人々。蘇るトラウマと感動”. AUTOMATON. 2024年1月29日閲覧。
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売記念インタビュー 第5回「スーパーマリオワールド + ヨッシーアイランド篇」”. 任天堂ホームページ (2017年9月28日). 2023年6月13日閲覧。
  19. ^ a b Super Mario World 2: Yoshi's Island for SNES (1995)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2020年9月5日閲覧。
  20. ^ Edge Staff (1995年11月). “Super Mario World 2: Yoshi’s Island Review”. Edge. Future. 2013年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月18日閲覧。
  21. ^ a b スーパーマリオ ヨッシーアイランド まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年4月18日閲覧。
  22. ^ “Viewpoint: Yoshi's Island”. Diehard GameFan (34): 18. (October 1995). ISSN 1092-7212. 
  23. ^ Mario'd with Children”. Next Generation. Imagine Media. p. 176 (1996年2月). 2015年4月2日閲覧。
  24. ^ Super Mario World 2: Yoshi's Island (Super Nintendo) Review”. Nintendo Life. Gamer Network (2009年7月23日). 2012年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月2日閲覧。
  25. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、285頁、ASIN B00J16900U 
  26. ^ a b 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、47頁。 
  27. ^ Yoshi's Island: Super Mario Advance 3 Critic Reviews for Game Boy Advance”. Metacritic. 2013年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  28. ^ Edge Staff (December 2002). “Super Mario Advance 3: Yoshi's Island”. Edge (Future) (117). 
  29. ^ Yoshi's Island: Super Mario Advance 3”. Eurogamer. Gamer Network (2002年7月7日). 2008年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月2日閲覧。
  30. ^ a b スーパーマリオアドバンス3 まとめ [GBA]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年4月18日閲覧。
  31. ^ Yoshi's Island: Super Mario Advance 3 Review”. GameSpot. CBS Interactive (2002年9月30日). 2013年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月2日閲覧。
  32. ^ Harris, Craig (2002年9月24日). “Yoshi's Island: Super Mario Advance 3”. IGN. Ziff Davis. p. 2. 2012年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  33. ^ Super Mario Advance 3: Yoshi's Island (Wii U eShop / Game Boy Advance) Review”. Nintendo Life. Gamer Network (2014年5月2日). 2014年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月2日閲覧。

外部リンク 編集