スーパーマリン四国フェリーグループ小豆島フェリー[1]が運航する(船主は四国フェリー[3]高速船。現在は行われていないが「特急スーパーマリン」と案内されていた時代もあった。

基本情報
船種 高速船
船籍 日本の旗 日本
所有者 四国フェリー
運用者 小豆島フェリー[1]
建造所 ツネイシクラフト&ファシリティーズ
経歴
起工 2017年
進水 2017年
竣工 2017年9月26日
就航 2017年10月2日[2]
現況 就航中
要目
総トン数 64 トン
機関方式 ディーゼル
最大速力 29ノット
航海速力 25ノット
旅客定員 125名
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スーパーマリン(二代目) 高松港内にて
接岸中のスーパーマリン(二代目)- 高松港

概要 編集

現在就航しているのは四代目で2017年10月2日に就航した。従来のスーパーマリンより小型化され燃費性能が向上した。香川県高松市高松港小豆島土庄港間を約35分で航行する。

過去の在籍船 編集

  • スーパーマリン(三代目) - 総トン数95 主機関馬力2420×2、航海速力27ノット、旅客定員140、瀬戸内クラフト建造、竣工2011年9月29日、就航同10月5日。終航2017年10月1日。機関故障が多く船齢僅か6年で異例の引退となった。
  • スーパーマリン(二代目) - 総トン数160、主機関馬力1,973×2、航海速力30ノット、旅客定員152、三保造船所(大阪)建造、就航1996年
  • スーパーマリン1 - 総トン数171トン、積載重量19.94トン、全長36.01m、型幅6.70m、満載吃水1.024m、主機関 MTU 16V 396 TB 83型ディーゼル機関2基、出力(連続最大)1970馬力×2、速力(満載航海)30ノット、旅客148名[4]。讃岐造船鉄工所で建造[4]。2000年2月15日起工、6月20日進水、7月31日竣工[4]。就航2000年8月 2010年2月下旬売却。
  • スーパーマリン2 - 総トン数181、主機関馬力1,971×2、航海速力29.65ノット、旅客定員188、瀬戸内クラフト建造、就航2003年1月 売却済み
  • ひかり - 総トン数38、主機関馬力625×2、航海速力25ノット、旅客定員98、就航1994年9月、2008年12月16日当航路就航、2015年10月4日 新オリーブマリン就航により予備船となる。2016年1月1日:小豆島豊島フェリーに移籍、宇野港 - 豊島(家浦港) - 豊島(唐櫃港) - 小豆島(土庄港)航路に就航。

三代目、四代目スーパーマリン以外は1階はリクライニングシートの普通席で、2階はテーブルとソファータイプのイスがあるサロンになっている。但し、スーパーマリン2の一階席のシートにリクライニング機構はない。また2004年には明仁上皇が小豆島に来訪した際には、スーパーマリンを貸し切り高松へ向かわれた。

乗船場所 編集

  • 高松港:JR高松駅 徒歩10分
  • 土庄港高速船乗り場:土庄港フェリーターミナル 徒歩2分(平和の群像前)

脚注 編集

  1. ^ a b 2014年(平成26年)9月30日までは小豆島急行フェリー
  2. ^ http://www.zaikei.co.jp/releases/535859/ ツネイシクラフト&ファシリティーズ、高松港~小豆島(土庄)港を結ぶ高速船「スーパーマリン」を竣工・引渡 - 財経新聞2017年10月5日
  3. ^ 世界の艦船』2012年1月号 (海人社)「新造船紹介」より
  4. ^ a b c 船の科学 第53巻第11号(No. 625)、8ページ

外部リンク 編集