セオリツ溶岩円頂丘(セオリツようがんえんちょうきゅう、: Seoritsu Farra)は、金星の最大の溶岩円頂丘群である。アルファ地域に位置する。

セオリツ溶岩円頂丘
Seoritsu Farra
セオリツ溶岩円頂丘
セオリツ溶岩円頂丘のレーダー画像
種類 溶岩円頂丘
天体 金星 金星
場所 アルファレジオ
座標 南緯30度 東経11度 / 南緯30度 東経11度 / -30; 11座標: 南緯30度 東経11度 / 南緯30度 東経11度 / -30; 11
直径 230 km
標高 750 m
名の由来 日本神話瀬織津姫

概要 編集

 
セオリツ溶岩円頂丘の3D地形図

セオリツ溶岩円頂丘は7つの溶岩円頂丘から構成されている。最大高さはいずれも750m未満[1]で、全体の直径は230km、それぞれの頂丘の直径は22.5-25.3kmである[2]。全体としては金星で最大であるものの、個別の頂丘の直径では、エイストラ地域フランス語版カルメンタ溶岩円頂丘により大きな直径60km規模の頂丘が2つ存在している。

頂丘はアルファ地域よりも古くに形成された可能性があるが、形成時期が新しい4つの溶岩円頂丘と、古い3つとその周辺地形では、差異があるはずである。

名前は日本神話祓戸四神の一柱瀬織津姫に由来する[3]

脚注 編集

外部リンク 編集

関連項目 編集