セラミックファンヒーター
セラミックファンヒーターとは非燃焼系暖房器具の1つで、内蔵された発熱体に電圧をかけることで特殊加工されたセラミックスが発熱するセラミックヒーターを熱源とし、そこにファンで風を送り込むことで熱風を出す電気製品である[1]。電気ファンヒーターとも呼ぶ。かつては、輻射式セラミックヒーターも販売されていたが、今日では、暖房器具のセラミックヒーターと言えば、通常はセラミックファンヒーターのことを指す。国内メーカーの上位機種には、加湿機能、人感センサー、消臭機能、ナノイー、プラズマクラスターなどが搭載されている。
基本的な構造 編集
セラミックヒーターは、発熱体と、それを内蔵する、アルミナなどから作られたセラミックスからなる。セラミックファンヒーターでは、セラミックヒーターをアルミ製放熱フィン内に圧入してあり、ヒーターで発生した熱を効率よく放熱する[2]。発生した熱は送風ファンにより機外(室内)へと送り出す。
利点 編集
欠点 編集
主なトラブル 編集
- 発煙・出火
- ヒーターの電源端子、被覆かしめ部で製造時についた芯線の傷等が長期間(およそ20年)使用により断線が進行し、異常発熱し、発火したものと推定された事例がある[3]。
主なメーカー(製品) 編集
主なメーカー (部品) 編集
脚注 編集
- ^ 環境ビジネス用語辞典
- ^ a b セラミックヒーター(京セラ)
- ^ a b “重大製品事故情報一覧”. シャープ. (2014年11月17日) 2014年12月18日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- セラミックヒーターの総合情報 - 暖房総合サイト