ゼネラル・エレクトリック T31

ゼネラル・エレクトリック T31 (社内符号 TG-100) はアメリカ合衆国で設計された初のターボプロップエンジンである。

国立アメリカ空軍博物館で展示されるT31

設計と開発 編集

 
T31を第2の位置に備えたXC-113

最初のアメリカ製ターボプロップエンジンはコンソリデーテッド Vultee XP-81実験機に使用されたゼネラル・エレクトリック XT31である。[1] XP-81はターボプロップとターボジェットを併用する初めての飛行機で1945年12月に初飛行した。

T31エンジンはアメリカ初の航空機用のターボプロップエンジンだった。[2]初飛行は1945年12月21日のConsolidated Vultee XP-81による飛行だった。

T31は機首に備えられ、T33ターボジェットエンジンは胴体後部で推力を追加した。T31はターボプロップとターボジェットエンジンを併用する海軍XF2R-1でも使用された。

エンジンはカーチス XC-113 (C-46から改造)に備えられて飛行試験を行ったがXC-113が地上で事故を起こした後、試験は破棄された。わずかに28基のT31が生産されどれも量産機には使用されなかったがT31で得られた知見は後の量産されたターボプロップエンジンに役立てられた。

T31の派生機種であるゼネラルエレクトリック TG-110は軍用識別符号T41が与えられ発注されたが取り消された。

搭載機 編集

仕様 (XT31) 編集

 
空軍博物館に展示される T31

一般的特性

構成要素

  • 圧縮機:

性能

  • 出力: 2,300 shp (設計) 13,000 rpm.回転時 (プロペラ回転数1,145 rpm)
  • 出力重量比:


関連項目 編集

出典 編集

  • Gunston, Bill (2006). World Encyclopedia of Aero Engines, 5th Edition. Phoenix Mill, Gloucestershire, England, UK: Sutton Publishing Limited. pp. 79. ISBN 0-7509-4479-X 

外部リンク 編集