タスク編成とは、ある作戦目標達成のため、兵力を提供されて、臨時に編成される作戦任務部隊の編成制度である[1]

制度 編集

タスク編成は1943年にタイプ編成とともに、アメリカ海軍で導入された制度であり、タイプ編成によって、航空母艦戦艦巡洋艦駆逐艦潜水艦揚陸艦機雷戦艦艇補給艦別に編成されたタイプコマンドから兵力を提供される。編成される組織は、タスクフリート(任務艦隊)、タスクフォース(任務部隊)、タスクグループ(任務群)、タスクユニット(任務隊)、タスクエレメント(任務小隊)の五段階編成からなる[2]

太平洋艦隊所属のタスクフリートには奇数、大西洋艦隊所属のタスクフリートには偶数番号を付し、タスクフォース以下の部隊には、最初にタスクフリートの数字の付く部隊記号が付けられる[3]

導入した国 編集

  アメリカ合衆国

  日本

脚注 編集

  1. ^ 別冊歴史読本永久保存版『空母機動部隊』新人物往来社 101頁
  2. ^ 別冊歴史読本永久保存版『空母機動部隊』新人物往来社 101-102頁
  3. ^ a b c 別冊歴史読本永久保存版『空母機動部隊』新人物往来社 102頁

関連項目 編集