タッグ・オブ・ウォー (曲)

タッグ・オブ・ウォー」 (Tug Of War) は、1982年ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が発表した楽曲、及び同曲を収録したシングル

タッグ・オブ・ウォー
ポール・マッカートニーシングル
初出アルバム『タッグ・オブ・ウォー
B面 ゲット・イット
リリース
録音 1982年
ジャンル ロック
時間
レーベル パーロフォン/EMI
作詞・作曲 ポール・マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート最高順位
  • 53位(イギリス)
  • 53位(アメリカ)
ポール・マッカートニー シングル 年表
テイク・イット・アウェイ
(1982年)
タッグ・オブ・ウォー
(1982年)
ガール・イズ・マイン
(1982年)
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解説 編集

「タッグ・オブ・ウォー」とは綱引きのことで、『タッグ・オブ・ウォー』収録版のイントロにはヨークシャーハダースフィールドで行われた綱引き大会の決勝音声があしらわれている。また『タッグ・オブ・ウォー』版では、次曲「テイク・イット・アウェイ」へのメドレーとなっている。

人生を綱引きに例え「僕等はお互いを負かしてやろうと思っていたけど、手を離せば全てが滅茶苦茶になってしまう。でも、来るべき時代には、僕等はそれぞれ違ったドラムが打ち出すビートに乗って踊っているだろう」と、現状と将来への希望を歌っている。米誌『ローリング・ストーン』はこの曲を、「ポールにとっての(ジョン・レノンの)イマジン」と評している。

アルバムタッグ・オブ・ウォー』の冒頭に収録。大半の楽器はポールだが、ギターデニー・レインエリック・スチュワートも参加している。

1982年9月6日には『タッグ・オブ・ウォー』からのシングルカット第3弾として発売された。B面にはカール・パーキンスとの共演曲「ゲット・イット」を同アルバムから引いたが、「B面はアルバム未収録曲にする」との原則から外れたため不調に終わった。

なお、当曲と『パイプス・オブ・ピース』収録の「パイプス・オブ・ピース」を混ぜ合わせたような曲「タッグ・オブ・ピース」が、『パイプス・オブ・ピース』に収録されている。

収録曲 編集

  • タッグ・オブ・ウォー(Tug Of War)
  • ゲット・イット(Get It)