タヒチクイナ(学名:Gallirallus pacificus)は、ツル目クイナ科に属する鳥類の1種である。絶滅種。南太平洋ソシエテ諸島に生息していた。体色は喉から腹にかけての前面が白、クチバシと後頭部が赤、背などの残りの部分が黒。標本は残っていない。

タヒチクイナ
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: クイナ科 Rallidae
: ニュージーランドクイナ属
Gallirallus
: タヒチクイナ G. pacificus
学名
Gallirallus pacificus
和名
タヒチクイナ
英名
Tahitian Red-billed Rail

絶滅の経緯 編集

ネコネズミブタなどの移入動物による食害のため、タヒチ島では1844年まで、最後の生息地であるメヘティア島英語版では1930年代までに絶滅した。

外部リンク 編集