タプスス: Thapsus または Tapsus)は、現在のチュニジアにあった古代都市。遺跡がベカルタ(en:Bekalta)の近く、ラスディマスにある。タプソスともいう。

ランペドゥーサ島から80スタディオン(約14.8km)離れた塩湖周辺(北緯35度37分33秒 東経11度02分42秒 / 北緯35.62583度 東経11.04500度 / 35.62583; 11.04500)にフェニキアが建設した。カルタゴの約200km南東に位置する。

紀元前46年、タプスス近郊ではオプティマテスとヌミディア王ユバ1世らがガイウス・ユリウス・カエサル軍に敗北し、戦力の大部分を失った(タプススの戦い)。カエサルはオプティマテス側に5万セステルティウスの賠償金を求めた。彼らの敗北は、アフリカにおける反カエサル運動の終結を意味し、タプススはローマ植民地となって、アフリカ属州沿岸部の商業都市として発展した。

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