タロア島(タロアとう、Taroa)は、マーシャル諸島マロエラップ環礁を構成するのひとつ。環礁の東部に位置し、環礁内では最大の島である。しばしばギルバート諸島タラワと混同されてきた。

第二次世界大戦時には日本軍によって飛行場として使用された。日本軍はタラワにも基地を置いていたため、混同を避けるためにマロエラップ飛行場と呼ぶことが多かった。飛行場は大戦終盤に破壊され、その残骸は今日も島の周りに残される。

島は1970年代まで入植が行われなかった。現在は臨時滑走路が置かれ、コプラの生産が行われる経済の中心地である。

座標: 北緯8度43分 東経171度14分 / 北緯8.717度 東経171.233度 / 8.717; 171.233