タングラ峠簡体字唐古拉山口 Tanggula Pass)は中華人民共和国にある幅の広いで、日本語ではタンラ峠とも言われる。

タングラ峠
青蔵公路にあるタングラ峠の看板
所在地 中華人民共和国の旗 中国チベット自治区アムド県青海省ゴルムド市
座標 北緯32度52分24秒 東経91度55分03秒 / 北緯32.87333度 東経91.91750度 / 32.87333; 91.91750座標: 北緯32度52分24秒 東経91度55分03秒 / 北緯32.87333度 東経91.91750度 / 32.87333; 91.91750
標高 5,231 m
山系 タンラ山脈
通過路 青蔵公路
青蔵鉄道
プロジェクト 地形
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概要

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タンラ山脈を超える峠で、標高は5000メートル以上である。タングラ山脈は分水嶺でもあり、北にある長江と南にある内陸湖へ続く内陸河川を分けている。さらにチベット自治区青海省の境目でもある。

青蔵公路青蔵鉄道が通っている。青蔵公路はタングラ峠の北緯32度52分24秒 東経91度55分03秒 / 北緯32.87333度 東経91.91750度 / 32.87333; 91.91750で最高地点である5231メートルに達する。2005年8月24日、青蔵鉄道の線路が公路から西北西へ28キロメートル 離れた所に敷設された。北緯33度00分38秒 東経91度39分51秒 / 北緯33.01056度 東経91.66417度 / 33.01056; 91.66417で最高地点である5072メートルに達する。唐古拉駅はこの最高地点から約1キロメートル離れたところ、標高5068メートル地点にある、世界で一番高い駅である。世界で二番目に高いペルーの駅よりもさらに255メートル高い[1]

青蔵鉄道は青海省の西寧市とチベット自治区のラサ市を結んでおり、ガルム市からラサ市までの1,080-キロメートル (670 mi)は2006年1月1日に開業した。列車には高山病を防ぐための酸素マスクがあり、窓には紫外線をカットするフィルムが貼られている[2]。高山病予防のためタングラ峠付近で列車の外に出ないよう呼びかけている観光会社すらある。[3]

峠を越える鉄道と道路を分けて示している衛星写真についてはこちらを参照[1]。道路は黄色で、最高地点である5231メートルの地点は箱型で示してある。鉄道はグレーで、最高地点である5072メートルの地点は十字で示してある。

気候

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北緯33度57分 東経92度37分 標高5048mにあるZhidamsumoの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 0
(32)
0
(32)
7
(45)
12
(54)
16
(61)
17
(63)
17
(63)
17
(63)
17
(63)
15
(59)
3
(37)
2
(36)
17
(63)
平均最高気温 °C°F −7
(19)
−5
(23)
−1
(30)
5
(41)
8
(46)
11
(52)
13
(55)
13
(55)
11
(52)
3
(37)
−2
(28)
−6
(21)
3
(37)
平均最低気温 °C°F −24
(−11)
−24
(−11)
−18
(0)
−12
(10)
−6
(21)
0
(32)
2
(36)
1
(34)
−1
(30)
−10
(14)
−19
(−2)
−24
(−11)
−11
(12)
最低気温記録 °C°F −37
(−35)
−31
(−24)
−27
(−17)
−22
(−8)
−13
(9)
−3
(27)
−2
(28)
−3
(27)
−7
(19)
−20
(−4)
−26
(−15)
−32
(−26)
−37
(−35)
出典:Weatherbase[4]

出典

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外部リンク

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  • Tangula Railtours
  • NI-46, "Am-To" (Map) (4th ed.). International Map of the World 1:1,000,000. U.S. Defense Mapping Agency. 1975. 2011年6月11日閲覧 (Published before construction of railway.)
  • i46-3 (Map). 1:500,000. Topographic Series (Russian). USSR. Topographic Service of the Armed Forces. 1978. 2011年6月12日閲覧 (Published before construction of railway. Highway pass elevation given as 5,149 m.)
  • Travelogue of cyclists crossing Tanngu La in year 2000: [2]