ダンロップ・スリクソン福島オープン

ダンロップ・スリクソン福島オープン(ダンロップ・スリクソンふくしまオープン)とは2014年から始まった日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認の男子プロゴルフトーナメントの一つで、福島県西白河郡西郷村グランディ那須白河ゴルフクラブを舞台にして行われる。2021年現在、賞金総額5000万円、優勝賞金1000万円[1]

ダンロップ・スリクソン福島オープン
トーナメント情報
創設 2014年
開催地 福島県
開催コース グランディ那須白河ゴルフクラブ(2014年 - )
基準打数 Par72(2021年)[1]
ヤーデージ 6961Yards(2021年)[1]
主催 住友ゴム工業株式会社(2018年 - )[注釈 1]
株式会社福島中央テレビ
一般社団法人日本ゴルフツアー機構
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 5000万円(2021年)[1]
開催月 6月(2021年)
最高記録
最少打数 263 日本の旗 時松隆光(2016年)
263 日本の旗 木下稜介(2021年)
通算スコア -25 日本の旗 時松隆光(2016年)
-25 日本の旗 木下稜介(2021年)
最新優勝者
日本の旗 木下稜介(2021年)[1]
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概要 編集

1995年から2013年まで福島県プロゴルフ会、福島中央テレビ(中テレ)[注釈 2]などで構成する実行委員会によって開催されてきた「福島オープンゴルフ」に、2014年から住友ゴム工業[注釈 1][注釈 3]とJGTOが主催者として加わり、男子ツアー公認試合として行われることになった。名称に入っている「スリクソン」はダンロップのスポーツブランドの一つである。

東北地方での男子ツアーは2007年まで宮城県で開催されていたJCBクラシック以来、7年ぶりの復活となる。

2022年よりツアートーナメント大会から、ABEMAツアー開催に変更され、「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」として開催される。

大会の舞台であるグランディ那須白河ゴルフクラブは、JLPGAツアーリゾートトラストレディス」の2005年から2007年までのコースとして知られている。

歴代優勝者 編集

開催回 開催年 優勝者名 スコア 備考
第1回 2014年   小平智 -16 2日目が雷雨のためサスペンデッド、3日目も雷雲接近により約3時間中断した。
第2回 2015年   プラヤド・マークセン[2] -24
第3回 2016年   時松隆光[3] -25 チャレンジトーナメント優勝の資格で出場しそのままレギュラーツアーを制した初のケース[4]
第4回 2017年   宮本勝昌[5] -22[6] 最終日に大会コースレコードタイを記録して逆転優勝[6]
第5回 2018年   秋吉翔太[7] -20
第6回 2019年   星野陸也[8] -20 最終日が降雨によるコースコンディション不良のため中止。54ホールに短縮[8]
第7回 2020年 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止[9]
第8回 2021年   木下稜介[1] -25   時松隆光とのプレーオフを制す[1]

テレビ放送 編集

福島中央テレビで3日目・最終日の模様を実況生中継する。

その他、日本テレビホールディングス傘下のCS放送日テレジータス」と「日テレNEWS24」でも中継を実施。日テレジータスではその日の1番ホール生中継と、後半4ホールの録画中継。また日テレNEWS24では後半4ホールの生中継を行う(後半4ホールの放送内容はFCTが福島県内向けに放送するものと同内容。CMは挿入されない)。また2016年以降は最終日の模様をBS日テレでも録画放送されている。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b 2017年までは「ダンロップスポーツ」の社名で主催。ダンロップスポーツは2018年1月1日に住友ゴム工業に吸収合併されて消滅した。
  2. ^ 2020年1月1日より略称をこれまでの「FCT」から愛称と同じ「中テレ」に変更。
  3. ^ 開催地に隣接する白河市には住友ゴム工業の主力工場が立地している。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g “木下稜介「さらに自信がついた」 62で2戦連続V/国内男子”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2021年6月27日). https://www.sanspo.com/article/20210627-MCYQAAU665IUVNF3EXH4FFNZLA/ 2021年6月27日閲覧。 
  2. ^ マークセンが2年ぶり5勝目!松山は10バーディで猛追9位 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年7月26日閲覧
  3. ^ 伏兵22歳・時松隆光が初V!41歳の岩本高志2位 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2016年7月24日閲覧
  4. ^ 時松記録ずくめ初V チャレンジTから初V&大会新25アンダー - スポニチアネックス、2016年7月25日掲載、2016年7月27日閲覧
  5. ^ 宮本勝昌が逆転優勝「パットがよく入ってくれた」 - 日刊スポーツ、2017年7月30日閲覧
  6. ^ a b 宮本、3年ぶりV!「東北唯一のトーナメントだし感慨深い」/国内男子 - サンケイスポーツ、2017年7月30日閲覧
  7. ^ 秋吉が2勝目「恩返し」強行日程も“宣伝”欠かさず - 日刊スポーツ、2018年6月24日配信、同日閲覧
  8. ^ a b 最終日が中止 3日目首位の星野陸也が今季初勝利 - 日刊スポーツ、2019年6月30日配信、同日閲覧
  9. ^ 6月の5大会の中止と延期のお知らせ(4月24日発表) (一社)日本ゴルフツアー機構

外部リンク 編集