チェリー・レッド・レコード

チェリー・レッド・レコードCherry Red Records)は、イギリスインディーズレコードレーベルである。日本ではニュー・ウェイヴ全盛期の1980年代初頭にネオアコを中心とした作品の発表を行っていたレーベルとして知られている。近年は再発物のリリースを主としている。

チェリー・レッド・レコード
Cherry Red Records
設立1978年 (1978)
設立者イエイン・マクナイ
リチャード・ジョーンズ
販売元Proper Music Distribution
ジャンルパンク・ロック
オルタナティヴ・ロック
イギリスの旗 イギリス
本社所在地イングランド ロンドン
公式サイトcherryred.co.uk

概要・来歴 編集

『チェリー・レッド』というレーベル名の由来は、イギリスのブルースバンドグラウンドホッグス(The Groundhogs)による楽曲名をそのまま拝借したもの。

1971年にイエイン・マクナイ(Iain McNay)やリチャード・ジョーンズ(Richard Jones)らによってロンドンにて創立。なお、同レーベルに所属した最初のバンドは、1978年に契約したタイツ(The Tights)である。

主な所属アーティスト 編集

※過去に所属していたアーティストも含む。

サッカーとの関わり 編集

AFCウィンブルドンサポーターのイエイン・マクナイをはじめとして、レーベルのスタッフの多くが熱心なフットボール・サポーターである。そのため、イギリス国内のサッカークラブをフィーチャーしたアルバムを多く発表している。ジャケットにはクラブエンブレムや選手の写真が使われている。

1989年に初めて『4-2-4』というコンピレーション・アルバムを発売したところ、少数販売ながらもリスナーからの高い評価を得たことがはじまりである。現在リリースされているアルバムには以下の種類があり、一つのクラブでも複数のアルバムがある。

  • プレミア・リーグ (15クラブ)
  • スコットランド・リーグ (6クラブ)
  • 代表チーム (4チーム)
  • フットボールリーグ・チャンピオンシップ (15クラブ)

過去にはデヴィッド・ベッカムエリック・カントナジョージ・ベストなど、選手個人を讃えたアルバムも発売された。これらのアルバムには選手のコメントやレーベル所属アーティストの曲が収録されている。

2004年の時点で既に50タイトルを出しており、世界で最も多くサッカー・アルバムをリリースしているレーベルといえる。

関連項目 編集

外部リンク 編集