チンブー族(-ぞく、Chimbu)は、パプアニューギニアに住む少数民族。

チンブー族
Chimbu
総人口
不明
居住地域
パプアニューギニア
言語
チンブー・シュワーベ語群
宗教
キリスト教

居住地 編集

海抜4,500m級の山々がそびえるチンブー、ワギ、コロニグルの3渓谷に住んでいる。

生活 編集

主要作物は2,400mの高さまで栽培可能なサツマイモだが、進んだ栽培技術を持つ。換金作物としてコーヒーの栽培が始められ、経済的な発展を遂げている。また、ブタを飼っており、部族間の取引も盛んである。

海岸地方や高地の白人プランテーションに契約労働者として出稼ぎに出たものが多いため、西欧的な生活様式や考え方に馴染んでいる。

氏族ごとに部落を作り、男子は男子集会所で起居をともにする。

宗教 編集

宗教はカトリックプロテスタントがほぼ同数である。

参考文献 編集

  • 『世界の民族 1』《オーストラリア・ニューギニア・メラネシア》平凡社、1978年。