ディプロベルテブロンDiplovertebron)は石炭紀後期の北米ヨーロッパチェコに生息していた絶滅爬形類。学名は「二つの脊椎」の意。

ディプロベルテブロン
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordates
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 四肢動物上綱 Tetrapoda
上目 : 爬形上目 Reptiliomorpha
: エンボロメリ目 Embolomeri
: エオギリヌス科 Eogyrinidae
: ディプロベルテブロン属 Diplovertebron
Fritsch 1879

特徴 編集

全長1~1.5m。泳ぎに適した細長い胴体と長く縦に平たい尾、やや短いがある程度発達した歩行に耐えうる四肢と爬虫類に似た強靭な脊椎を持つ半水生の動物。頭は大きく三角形。魚食性だったらしい。

聴覚器官は未だ獲得しておらず、空気中の音は聞けなかった。

眼輪が著しく発達していた。