デニス・ゲイツゴリー (Dennis Gaitsgory)はイスラエル人の数学者。ハーバード大学教授。 専門は代数表現論代数幾何学。1998年にテルアビブ大学ヨシフ・ベルンシュタインのもとで博士号を取得。 2000年にヨーロッパ数学会賞を受賞。シカゴ大学准教授を経て現職に就任。

デニス・ゲイツゴリ

幾何学的ラングランズ対応に関するベイリンソン・ドリンフェルドのプログラムにおける貢献で著名である。

博士論文において保型形式の幾何学化プログラムに対する貢献。 アファイングラスマン多様体上に同変偏屈層の畳み込みの理論を構成し、ある種の表現の作用がグラスマン多様体に反映することを示した。

デ・ヨング予想の解決。有限量子群の理論や正則ヘッケ環の理論に関する研究、特に無限次元代数多様体の幾何学や2次元共形場理論への応用など。