デニス・ヤルツェフ(Denis Iartcev 1990年9月18日- )はロシア出身の柔道選手。階級は73kg級[1]

獲得メダル
ロシアの旗 ロシア
柔道
世界選手権
2019 東京 73kg級
世界団体
2013 リオデジャネイロ 73kg級
2014 チェリャビンスク 73kg級
ワールドマスターズ
2015 ラバト 73kg級
2016 グアダラハラ 73kg級

人物 編集

2010年から2年連続でU23ヨーロッパ選手権の73kg級で3位になると、2011年のユニバーシアードでは優勝した[1]。2013年の世界団体決勝ではグルジアに敗れて2位になると、グランドスラム・東京では3位となった[1]。2014年にはグランドスラム・チュメニで優勝した[1]。地元ロシアで開催された世界団体の決勝では日本チームと対戦すると、大統領のウラジーミル・プーチンが見守るなか世界チャンピオンの大野将平に逆転勝ちしたものの、他の選手が敗れてチームは2位にとどまった[1][2]。2015年には世界ランキング上位選手が集まるワールドマスターズで優勝を飾った[1]。2016年にはグランドスラム・パリで2位、ワールドマスターズでは3位になった[1]2016年リオデジャネイロオリンピックでは準々決勝でベルギーのディルク・バンティヘルトに有効で敗れると、敗者復活戦でもジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリに合技で敗れて7位に終わった[1]。2017年のグランプリ・デュッセルドルフでは優勝した[1]。2019年の世界選手権では準決勝でオリンピックチャンピオンとなった大野に合技で敗れて3位だった[3]。2021年の東京オリンピックには出場できなかった。

主な戦績 編集

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注 編集

外部リンク 編集